森の中の恍惚

野山が笛を吹いている

When words leave off music begins.


行田八幡神社

2010年12月23日 | 空色の休日 2010 

もうクリスマスだし・・・・、一足早い初詣(?)は行田総鎮守「行田八幡神社」でいかがでしょうか


「なで桃」なでなで・・・・。
なで桃のいわれ
 古来、桃は中国においては不老長寿の果実として、また日本においても魔除けの果実として知られています。
それは古事記の中にある次の神話に由来しています。
 伊邪那岐命が黄泉国(あの世)から黄泉醜女の悪鬼に追われ、逃げ還る途中、やっとの思いで葦原中国(この世)との境に辿り着いた時、坂の上に大きな桃の木を見つけました。伊邪那岐命は、その実を三つ取り、悪鬼らにめがけ投げつけました。すると遂に追手らは引き返し、難を逃れる事が出来ました。伊邪那岐命は桃の実に「あなたは私を助けてくれた神の実です。どうかこの世の全ての人が悩み苦しむ時も同様に助けて下さい。」と言って、意富加牟豆美命(おおかむづみのみこと)という名前をお与えになりました。
 以来、桃の実は病難や厄災を退治してくれる象徴として尊重されるようになりました。
 境内にお祀りした「なで桃」を願いを込めてお撫でになり、桃に宿る神力を頂ましょう。
  (Resource:行田八幡神社)


で、御朱印いただきました。封じの宮です。

:今回は八幡さまの御神札をいただきにあがりました。もうすぐお正月ですね。

>森の中の恍惚:西向き八幡
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行田前玉神社

2010年12月23日 | 空色の休日 2010 

行田市さきたま古墳公園の東側に隣接する古社「前玉神社(さきたまじんじゃ)」です。


駐車場入り口脇にある槇(イヌマキ)の御神木。
樹高16m、目通り直径4.08mは県内最大の大きさで、行田市の天然記念物に指定されています。


前玉神社は浅間塚古墳(せんげんづかこふん)の墳頂に鎮座しています。
 近世初頭、忍城中にあった浅間神社を勧請してからは、浅間神社と称されるようになり、古墳上にある神社を「上(かみ)ノ宮」、中腹にある社を「下(しも)ノ宮」と呼んでいたが、明治の神仏分離に際して改称し、上の宮を前玉神社、下の宮を浅間神社とした。
 一説に浅間信仰が普及してから、当社は、富士の行者が己の命の終わる時、当社にのみ雪を降らすと言い残し、その予言通り六月一日亡くなる日に雪が降り、これを奇異とした忍城主成田下総守氏長がこの地に塚を作り、浅間社を祀ったものといわれるようになった。
 (Resource:「埼玉の神社」埼玉県神社庁)

御祭神が「前玉比売神(さきたまひめのみこと)」と「前玉彦命(さきたまひこのみこと)」の男女神二柱ということから、恋愛成就や夫婦円満、縁結び等をご祈願されます。


古墳のふもとには、明治時代に埼玉地区の神社16社を合祀したという「明治神社」。
 四二〇〇坪の境内には、前述の浅間社のほか、嘉永年中別当職によって勧請された天神社・御嶽神社・事任神社と、明治四一年字富士山通・字稲荷通・字杉原通・字天神原・字諏訪通・字下埼玉通・字上埼玉通・字丸墓通・字宮前通にあった各社を合祀してできた明治神社がある。明治神社への合祀は二〇社に及び、合祀神は軻遇突智命(かぐつちのみこと)・保食命(うけもちのみこと)・菅原道真公・須佐之男命(すさのおのみこと)・奥津彦明(おきつひこのみこと)・奥津姫明(おきつひめのみこと)・火彦霊明(ほむすびのみこと)・武御名方命(たけみなかたのみこと)・天忍穂耳命(あめのおしほみみ)・天穂日命(あめほひのみこと)・天津彦根命(あまつひこねのみこと)・活津彦根命(いくつひこねのみこと)・熊野樟日命(くまぬふすびのみこと)・湍津姫命(みずつひめのみこと)・市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)・大己貴命(おおなむちのみこと)の一六柱である。ただし小埼沼近くにあった宇賀神社だけは祟りの伝説から合祀を行わなかったという。
(Resource:「埼玉の神社」埼玉県神社庁)

広い境内には神楽殿もあって、きっとここは昔からこどもたちの絶好の遊び場となっているのではないでしょうか・・・・。

:前玉神社の年越しイベント「幸魂儀(さちみたまのぎ)」は12月31日18:00からとなります。

:ここです→ ブログ人マップ

>森の中の恍惚:前玉神社の御朱印帳
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