ＧＡ（自助グル－プ）に参加して、３年が経過しました
毎回10名前後の参加者と分かち合いの時間を持ちます
家族のグル－プをギャマノンといいますが、ＧＡと同時間に
ミ－ティングをもっているケ－スが多く夫婦同伴でミ－ティン
グに参加します
自業自得ですが、ＧＡに参加されている方には離婚を経験
している方が多数おられます その方は、一人で参加するの
ですが、必ず家族を失った悲しみが一番深いといいます
でも、後悔先にたたずです、どれだけ家族を苦しめてきたか
だからこそ、回復期になるとやりばのない後悔が先にくるのです
あの時きずいていれば あのときやめていれば
そして、苦しみからまたスリップしていくケ－スが多いように思い
ます
みんな、狂気になってしまうんです ギャンブルは
家族を泣かせ つらい思いをさせ でもまだやめられない依存者
人の悲しみの上にあるものはなにか
時折、そんなことを考える今日このごろです
７月に脱１年を向かえます
脱パチをはじめたころは、梅雨明け頃で半袖で汗をふきながら
日々、欲求と格闘していました
でも、ギャンブルに狂っていた時期が２０年を越えると、失くしたも
のの大きさにに改めて愕然とする思いです
とりもどせるなら…
今日一日と思ってはいますが、後ろを振り返ることがやはり多かった
ように思います
私が、リストラされた会社は、電車の窓から見える場所にあり駅の近く
になると減速するため会社の様子がよく見えるんです
会社を辞めてから数年その電車には乗っていませんでしたが、先日
どうしても乗らなければならない用事があり、乗りました
以前のように、駅近くにになると列車は減速を始めます そんな時
時のいたずらか、その会社の前で電車が止まったんです
恐らく、数十秒でしょう
すると、その会社の前で昔の同僚が楽しく缶コ－ヒ－を飲みながら
タバコを吸い、数人としゃべってました
なんか、惨めでした
私は、ギャンブルが原因でクビになりましたから、余計に自分が
情けなく感じたのでしょう
まもなく、１年を迎えますが 手放しでは喜べないんです
とりもどしたいものが多すぎて
変えられないものに執着することに意味がないことも承知しており
ます
でもでも
なんか、煮え切らない自分がここにいます…
前回からの続き…
数百万あった貯金を９ヶ月あまりで失った大きさに
愕然とし、最後の１万円を投入しようとサンドに入れますが
何度やっても戻ってくるんです
本当に、蟻地獄でした もがけばもがくほど砂丘に吸い込ま
れていくような感じです。
全財産を飲まれ、嫁にも言えず帰ろうとしましたが
いや この場を離れたくない まだ、逆転はできると本気で
思う自分がいました
でも、お金を借りるあてがありません、大手の金融屋は
当時、無職の自分にお金を貸してはくれません
よし、ヤミ金で借りようと思ったのです
ちょうど、電信柱に貼り付けてあった、090ダイヤルの
金融屋をみつけ電話しようと思ったんです
そして、電話しようと携帯を取り出しましたが、なんと充電
切れ イライラは頂点に達しその携帯を足で踏みつけて
粉々にしたんです
どこまで、俺は落ちぶれていくんだと その地面に座り込んで
しまったのです
するとその横を、気持ち悪そうに回りの人が避けていくんです
ようやく、起き上がったとき目の前に１円玉が偶然落ちていたん
です その時、初めてよし１からやり直してみようと思ったんです
それが、このブログ村に登録する半年前位のことでした
それからも、スリップを数回しましたが、まもなく１年のクリ－ン
を向かえます
かっこよく、地獄を見てきたなんて偉そうなことは言えませんが
あの時の、１円玉は今でも大事に保管してます
もう、二度とあの世界に戻りたくない、その為にどうすればよいか
それを、毎日考えながら今は生活しています…
一番、ギャンブルに狂っていた数年前、月に１７万程負け続けたころ
いくらつぎ込んでも勝てない自分に泣いたことがあるんです
月に１７万も負けると当然給料ではカバーできません 借金は任意整理を
したので、１０年位はカードも作れません でも、お金はありました
それは、私が、会社を解雇された時にもらった退職金が数百万ありました
家族にもその事実を告げず全部パチンコ資金にしてしまったのです
ある時、残りの残金が５万円を切り、サンドに千円を入れようとした時
なんどやっても、お金がもどってくるんです
きれいに伸ばすことを何回か繰り返しましたが、やっぱりもどってきます
イライラしてきて、店員を呼びますがなかなか来てくれません
更に、イライラしてきて千円を伸ばしますがやっぱりもどってきます
すると、情けなさがとてつもなく襲ってきたんです
会社をリストラされ、平日からパチンコをうち数百万あったお金は全部
パチンコ資金できえました わずか、9ヶ月くらいでです
パチンコ盤面に写った顔は疲れきり、目は充血し服は、１週間程同じ服で
外を見ると同世代のサラリーマンは忙しそうにパチンコ屋の前を素通りして
ます なのに、今の俺は…
すると、情けなくて涙が出てきたんです 声を上げて泣いたわけではありませんが
情けない涙が止まらないのです
でも でも
私は、その場を離れることができませんでした…
また、続きは次に書きます 今日は眠くなってきたので途中にて
一期一会
人との出会いを大事にしなかったこと、
人生とは…なんて哲学的なことをいうつもりはないですが
人生は、人との出会いの積み重ねであると痛感します。
仲間との交流・飲み会をパチンコがしたいがために直前に
すっぽかすのは当たり前、ひどいときはお金がなく飲み会
に行きたくても行けない事が何度もありました
次第に仲間から誘われなくなり、今では年賀状のやりとり
さえありません。
そんな仲間が私の全く知らなかったところで今でも交流
を続けてると風のうわさで聞きました
自業自得とは言えやっぱり寂しいものですね
脱パチをはじめて、一番寂しかったのはこの点です
人とのふれあいをないがしろにしたツケはやっぱり
形となってあらわれます
一期一会
人ととの出会いはやっぱり泡のようなもの、この泡
を大事にする人だけが幸せな時をすごせるのでしょう
やっぱり、パチ屋で過ごした時間が長ければ長いほど
苦しい贖罪が待っているものです。
