母が幼い頃から
姉のように慕っていた従姉が
お雛祭りに逝ってしまった
この数年、めっきり弱ってしまい
会うこともままならなかった
事あるごとに母から
面倒見がよい従姉にお世話になった話を
聞かされていただけに
お通夜から火葬、お葬式では
母の落胆する姿が痛々しかった
何度も母を連れ遊びに行っており
まるで母の葬儀のように思えて
涙がとまらなかった
遺影に向かい、
「お世話になりました
ゆっくり休んでね」とお礼を述べた
長くはない先に母の死がある・・・
母の遺影は、もっと若い頃の写真にしよう
お花好きだから、お花でいっぱいにしよう
そんな事を思いながら合掌していた・・・
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