１枚だけの「パラパラ漫画」

教科書の隅に書いて、それをパラパラ動かして遊ぶ。
授業中、よくやりましたっけ。

１枚パラっとやって、次のページが来る。
すると、前のページは消えます。
記憶はありますが、それはありません。
勿論、その先のページには、何も書いてありません。

たまたま毎日パラパラやれるから、連続したパラパラ漫画だと思ってしまう。
無い過去のページなのに、さもあるかのように囚われる。
かと思えば、何も書かれていない先のページなのに、そう書いてあるに違いない
と勝手に思いこむ。

自分でやれる事は、毎日１枚をパラッとするだけ。
明日は、パラッとやれないかも知れないけれど。
でも、今はパラッとやれるからそうするだけ。

１日１枚、新しいページ。
書くのは自分で、見るのも自分。
さーて、どんなページにしましょうか。