周囲の山々がボヤッと見えます。
黄砂、大盛りみたいでした。
脳内の名所、ぜんぶ穴場です。
御蔭で、撮影の妨げになる車や人がおりません。
ペダルを回さなくてもミニベロは進んでくれます。
追い風アシスト、かなりのパワーでありました。
小高い丘の上にある公園。
ひたすら押し歩きでテッペンを目指しました。
で、到着したら、案の定だーれも居ません。
デジタル一眼レフを片手に持った瞬間、機体が”ふわり”と浮き上がりました。
大型のサドルバッグが揚力を与えていたんでしょう。
慌ててハンドルを握ります。
静かになったら要注意。
間を置かずにバフッて感じで突風が襲ってくるのです。
斜めになった機体を立て直しながら、スニーカーでアスファルトを蹴ります。
まるで「バリバリ伝説」に出てくる必殺技「ガードレールキックターン」。
大袈裟じゃなく、マジでヤバかったので御座います。