ターゲットモード

導入後、かなり満足できた「ubuntu Linux」でしたが、動画がいまひとつ。
フリーならではの壁がございました。
ネットの情報を参考にしてみましたが、未熟さゆえに失敗。

DVDで映画を鑑賞したい時、いつもテレビが空いておるとは限りません。
そこで、助けてくれるのがパソコン。
だから、動画が再生できないと困るのです。

PowerMacG4グラフィックとPowerBookG4アルミニウムをMacOSXタイガーへ変更し、
デスクトップのDOS/V機とPowerBookG3ピズモに「ubuntu Linux」を担当して頂く事にしました。
あっけない、交代劇になったのが残念ですけれど。

ところで、「ubuntu Linux」を導入すると、その流儀でＨＤＤがフォーマットされます。
ここにMacOSXタイガーのDVD-ROMを立ち上げ、導入しようとしても「行き止まり」になります。
ＨＤＤのフォーマットが出来ないのです。

Macには、「ターゲットモード」なる技がございます。
２台のMacをファイヤーワイヤーで繋ぐと、一方が外付けＨＤＤとして認識されるのです。
PowerMacG4をMacOS9のCD-ROMで立ち上げフォーマット、そんでもってMacOSXタイガーをIN。
次に、PowerBookG4アルミニウムのキーボードにある「T」を押しながら起動。
すると画面には、ターゲットモードになった事を知らせる表示が出ます。
PowerMacG4を再起動すると、デスクトップにPowerBookが外付けＨＤＤとして認識されます。
後は、PowerBookのＨＤＤをフォーマットし、導入作業に移るだけ。

基本の技とは、大切であります。
これは、空手と同じなのであります。

「ubuntu Linux」による動画の再生。
次のターゲットであります。