神青協コーナー
東日本復興祈願本吉太々法印神楽
6月28日(木)、新潟縣護國神社を会場にお借りし、東日本大震災で大きな被害を受けられた、陸前高田・気仙沼地方に伝わる伝統芸能「本吉太々法印神楽」の奉納行事が、被災地の神職6名の皆様により開催されました。
「法印神楽」とは、その昔「法印」と呼ばれる修験者たちが担っていた神楽で、その中でも、「本吉太々法印神楽」は、東日本大震災において大きな被害に遭われました本吉地域(宮城県気仙沼市・岩手県陸前高田市の一部)のもので、旧修験者の末裔(神職)のみに伝承されている貴重な神楽だそうですが、東日本大震災では津波によって神社、氏子地域が被害に遭われ、社殿や神楽道具等も流されたり、水に浸るなど、今回お越しいただいた神楽保存会の六名の皆様も大きな被害を受けられました。
凄惨な被害により停滞化し継承が危ぶまれている貴重な神楽に触れ、東北復興への思いを新たにすると同時に、伝統芸能の継承を少しでも支援したいと、開催に至りました。
当日は清々しい青空のもと、復興祈願祭(午前)を斎行の後、午後2時より正式参拝・神楽奉納が行われました。
演目は「初矢(しょや)」「西の宮」「日本武」の三つを奉納いただきました。太鼓の音に合わせた勇壮な舞は、途中、笑いあり手拍子あり、また最後の「日本武悪鬼退治」ではその力強い舞に息を飲むほどの迫力。約1時間半の見ごたえのある神楽に会場は時間を感じないほど楽しみました。
富山県(6月25日)、福井県(26日)、石川県(27日)と北陸各県を廻り、当県が最後の奉納でありましたが、快晴にも恵まれ、大盛況の200名を越える参拝者と一緒に、厳粛且つ楽しい奉納行事となりました。
【平成24年10月1日「庁報新潟」第96号 「神青協コーナー」より】
東日本復興祈願本吉太々法印神楽
6月28日(木)、新潟縣護國神社を会場にお借りし、東日本大震災で大きな被害を受けられた、陸前高田・気仙沼地方に伝わる伝統芸能「本吉太々法印神楽」の奉納行事が、被災地の神職6名の皆様により開催されました。
「法印神楽」とは、その昔「法印」と呼ばれる修験者たちが担っていた神楽で、その中でも、「本吉太々法印神楽」は、東日本大震災において大きな被害に遭われました本吉地域(宮城県気仙沼市・岩手県陸前高田市の一部)のもので、旧修験者の末裔(神職)のみに伝承されている貴重な神楽だそうですが、東日本大震災では津波によって神社、氏子地域が被害に遭われ、社殿や神楽道具等も流されたり、水に浸るなど、今回お越しいただいた神楽保存会の六名の皆様も大きな被害を受けられました。
凄惨な被害により停滞化し継承が危ぶまれている貴重な神楽に触れ、東北復興への思いを新たにすると同時に、伝統芸能の継承を少しでも支援したいと、開催に至りました。
当日は清々しい青空のもと、復興祈願祭(午前)を斎行の後、午後2時より正式参拝・神楽奉納が行われました。
演目は「初矢(しょや)」「西の宮」「日本武」の三つを奉納いただきました。太鼓の音に合わせた勇壮な舞は、途中、笑いあり手拍子あり、また最後の「日本武悪鬼退治」ではその力強い舞に息を飲むほどの迫力。約1時間半の見ごたえのある神楽に会場は時間を感じないほど楽しみました。
富山県(6月25日)、福井県(26日)、石川県(27日)と北陸各県を廻り、当県が最後の奉納でありましたが、快晴にも恵まれ、大盛況の200名を越える参拝者と一緒に、厳粛且つ楽しい奉納行事となりました。
【平成24年10月1日「庁報新潟」第96号 「神青協コーナー」より】