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お・な・か ぽんぽこりんのチロちゃん
ヨーキーのチロとの読書生活。
「SQ 魂の知能指数」ダナー・ゾーハー&イアン・マーシャル著 〜1
2019年02月27日
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本
「すさんだ心、刹那的な生き方、社会全体を覆う無力感、あまりに非人間的な凶悪事件、
そこに示されているものこそ、まさにSQの欠如した社会の姿なのだ。
SQとは、現代人の<引き裂かれた自己>をつなぎ合わせ、
失われた<本当のわたし>を取り戻すための、<究極の知能>である。
わたしのSQはどのくらいなのだろう?
どうすればSQを高めることができるのか?」
SQ 魂の知能指数 ダナー・ゾーハー&イアン・マーシャル著 古賀弥生訳 徳間書店
「山月記」中島敦著
2019年02月26日
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本
「人間は誰でも猛獣使いであり、その猛獣に当たるのが、各人の性情だという。
己の場合、この尊大な羞恥心が猛獣だった。
虎だったのだ。
これが己を損い、妻子を苦しめ、友人を傷つけ、果ては、己の外形をかくのごとく、
内心にふさわしいものに変えてしまったのだ。(中略)
虎と成り果てた今、己はようやくそれに気がついた。」
「山月記」中島敦著 角川文庫
「イシ 北米最後の野生インディアン」シオドーラ・クローバー著
2019年02月25日
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本
彼の友人とその世界への告別は彼の好んだ別れの挨拶と同じく物静かなものであったーー
「あなたは居なさい、ぼくは行く」
イシ
行方昭夫訳 岩波現代文庫
宇宙はグリーンドラゴン ブライアン・スウィム著 〜3
2019年02月24日
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本
「なぜわれわれに死を知らしめたのか?
それは生命の冒険を深めるためだ。
一瞬一瞬のドラマを強調するためだ。
宇宙はみずからを示したいと願っているのだ!
宇宙は、存在が輝きいずる名伏しがたい神秘を表示しているのだ。
だとすれば、ほかにどうやって宇宙は、それ自身の驚くべき価値を感じ取ることができたかね?
個々の死を知っている人間空間をとおして以外、ほかにどうやってそれが可能だったかね?
人間の自己反射的意識のなかで、存在という至上の価値がかすかに感じ取られるのであり、
もしわれわれに死の意識がなかったら、われわれにはそれを感じることはできない。」
田中三彦訳 TBSブリタニカ
宇宙はグリーンドラゴン ブライアン・スウィム著 〜2
2019年02月24日
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本
「人間は、人間的な願望や目的のむなしさを感じる一方で、
自然のなかに、そして思考の世界に、
崇高さと驚くべき秩序が現れていることを感じることがある。
個人の存在がいわば監獄のように思え、
「宇宙を一個の意味ある全体として」体験したい気持ちになる。」
アルバート・アインシュタイン (帯より)
「宇宙はグリーンドラゴン」ブライアン・スウィム著 〜1
2019年02月24日
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本
「生きるべき有限の日々が与えられているなら、
仕事に使うべき特定の量の原初の炎が与えられているなら、
重要なことは、宇宙を変容させていく意味深い仕事に貢献することだということを、
だれが否定できようか?」
ブライアン・スウィム著 田中三彦訳 TBSブリタニカ
喜びは創りだすもの ターシャ・チューダー四季の庭
2019年02月23日
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本
「人は物事の悪い面ばかりを見ようとするけど、それはまちがっているわ。
この美しい世界を楽しまないなんてばかげてるわ。」
DVD+愛蔵本 NHK / テレコムスタッフ
「写真ノ話」荒木 経惟著
2019年02月21日
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本
「うーん、そうそうそう。だからこれからどういう風に写真とるとか、
どういう風にして生きていくかとかでしょ。
それはアタシは決めない。で、これから出会う女性で決まる(笑)。
そういう風にしてんの、アタシは。うん、アタシの意思はない。
生きてる女性っていうのが、アタシの人生作ってる。
そういう人が、ここんとこ現れてくれてるから。
それを、それに、ついてくっつうか、それを撮るとかさ。
写すことでアタシの方向が、これからの先が、決まる。」
白水社
ことばが劈かれるとき 竹内 敏晴著
2019年02月20日
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本
はじめに
凍っていたノド
からだとことば
ことばが劈かれるために
ことばとの出会い
失われたことば
発語への身悶え
敗戦
物語と音への目覚め
師・岡倉士朗との出会い
他者のまなざし
からだとの出会い
解体することば
野口体操との出会い
演技=行動するからだ
祝祭としてのレッスン
弓の修行から
こえとの出会い
話しかけのレッスン
治療としてのレッスン
竹内演劇教室のはじまり
「ふれる」ということ
吐くということ
引き裂かれたからだ
こえの治療
対人恐怖について
自閉症児とのふれあい
現代社会とこえの歪み
明示性と合意性の統一
からだそだて
「体育」を「からだそだて」と読む
姿勢について
「からだ」としてのことば
「からだそだて」の観点から見た全教科のパースペクティブ
「からだそだて」が目指すもの
〜「目次」より 思想の科学社 〜
「我と汝・対話」マルティン・ブーバー著
2019年02月19日
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本
「世界は人間のとる二つの態度によって二つとなる。
人間の態度は人間が語る根元語の二重性にもとづいて、二つとなる。
根元語とは、単独語ではなく、対応語である。
根元語のひとつは、<われーなんじ>の対応語である。
他の根元語は、<われーそれ>の対応語である。
この場合、<それ>の代わりに<彼>と<彼女>のいずれかに置き換えても、根元語には変化はない。
したがって人間の<われ>も二つとなる。
なぜならば、根源語<われーなんじ>の<われ>は、根源語<われーそれ>の<われ>とは異なったものだからである。
(中略)
根源語<われーなんじ>は、全存在をもってのみ語ることができる。
根源語<われーそれ>は、けっして全存在を持って語ることができない。
(中略)
<なんじ>を語るひとは、<なにかあるもの>をもたない。否、全然なにものをも、もたない。
そうではなくて<なんじ>を語るひとは、関係の中に生きるのである。」
植田重雄訳 岩波文庫
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