●六つの精進
〓だれにも負けない努力をする。
人よりも多く研鑽する。また、それをひたむきに継続する。
◎有意注意。
中村天風。あらゆる状況のどんな些細な事柄に対しても自分の意識を意図的に凝集させる。私たちの集中力には限界があるが、心がけているとだんだんと有意注意が習慣化されて、物事の本質や核心がつかめ、的確な判断を下せる力が備わる。
◎ど真剣に生きる
愚直なまでの生きざまを継続することが平凡な人間をもやがては非凡な人物へと変貌させる。困難なことであっても、そこから逃げずに、真正面から愚直に取り組む姿勢を持つ。
◎夢を語る、成就したときの姿やプロセスを幾度もシミュレーションし、眼前に見えるまでに濃密にイメージしている
◎現場に宿る神のささやく啓示。
天網恢々かいかい疎にして漏らさず
どんなことがあっても成功を勝ち取るのだ、という切迫した気持ちを持ち合わせていると、加えて物事を素直に見られる謙虚な姿勢を忘れなければ、ふだんは見過ごしてしまうような、ごく小さな解決への糸口を見つけることにつながる。
一生懸命努力する。願望が自分の利や欲を離れたきれいなものであれば、それはかならず実現し永続する。
◎新規の事業展開は頭で考えればたいてい無理、うまくいかないと判断されるが常識的な判断ばかり従っていたらできるものもできなくなってしまう。
〓謙虚にして驕らず
〓反省ある日々を送る
神さま、ごめん
〓生きていることに感謝する
なんまん、なんまん、ありがとう。
〓善行、利他行を積む
積善の家に余慶あり。
◎新沈厚重なるは、これ第一等の資質。磊落らいらく豪雄なるは、これ第二等の資質。聡明才弁なるは、これ第三等の資質。呂新吾。
考え方、人格=性格先天的+哲学後天的
徳高き者には高き位を、功績多き者には報奨を。西郷隆盛。
次元の高い目を持つ。広中平祐先生。
公明正大で利他的な心
◎三毒
欲望、愚痴、怒り。お釈迦様。
理性のワンクッション。瞬間的な判断は本能=欲望。最初の判断をいったん保留して、ちょっと待てよとひと呼吸おく。
◎因果応報の法則。
立命。東洋思想。
運命を変えていくものは、ただ一つ私たちの心であり、人生は自分でつくるもの。人生で出会う事柄はみんな自分の心が引き寄せたものである。否定的なことを考える心が否定的な自分を引き寄せる。運命は自分の心次第。因果の帳尻は必ず合う。
〓感傷的な悩みをしない
後悔しないようなくらい全身全霊を傾けて取り組む
少しずつでもいいから堅実に実践していくこと。
●六波羅密
〓布施
利他の心
〓持戒
〓精進
〓忍辱
〓禅定
多忙な中にあっても、一日一回は心を静め、自分を見つめ、精神を集中して、揺れ迷う心を一点に定める
〓智慧ちえ
五つの修養に努めることによって宇宙の智慧すなわち悟りの境地に達することができる