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南アフリカで新たなコロナ変異株、WHOに報告 世界8カ国で確認【気になるNEWS特番】

また新たな変異株、南アフリカの研究者が報告 世界8カ国で確認
2021/08/31 13:42(CNN.co.jp)

コロナ検査用の綿棒/Hollie Adams/Getty Images

(CNN) 新型コロナウイルスの変異株を調査している南アフリカの遺伝学研究チームが、アルファ、ベータ、ガンマといった懸念される変異株と多くの点で共通する新たな変異株を発見したと発表した。
研究報告によると、「C.1.2」と呼ばれる今回の変異株は、南アフリカ全土のほか、アフリカ、アジア、太平洋地域の7カ国で見つかっている。危険性が一層高まるかどうかは不明だが、感染力が強まったり免疫反応をかわす能力が強まったりした他の変異株のような変異がみられるという。
変異を繰り返すことで必ずしも危険性が高まるとは限らない。しかし南アフリカ国立感染症研究所の研究チームは、引き続きC.1.2を注視すると述べ、「現在は新型コロナウイルス感染後、あるいは新型コロナウイルスワクチン接種後の中和抗体に対する同変異株の影響を調査している」とした。
今回の変異株は、南アフリカで今年5月から第3波の感染が拡大する中で検出されたといい、「新型コロナウイルスの新たな変異株の特定は一般的に、新しい感染の波と関連付けられている」と研究チームは解説する。
世界保健機関(WHO)は今のところ、C.1.2を「懸念される変異株」には分類していない。
WHOの疫学者マリア・バンケルコフ氏によれば、新型コロナウイルス感染症と診断された人のうち、C.1.2変異株の感染が確認された人はごく少数にとどまる。「C.1.2は100前後の配列が世界で報告されている。最も早かったのは2021年5月の南アフリカからの報告だった」「現時点でC.1.2の感染が拡大している様子はない」と同氏はツイートし、これまでのところは依然としてデルタ株が主流になっていると言い添えた。

南アで新たなコロナ変異株、感染力など調査中 WHOに報告
2021/08/31 09:17(ロイター)

南アフリカで新型コロナウイルスの新たな変異株が検出され、科学者らが研究を進めている。写真は20日、ケープタウンのワクチン接種会場で列に並ぶ人たち(2021年 ロイター/Mike Hutchings)

[ヨハネスブルク 30日 ロイター] - 南アフリカで新型コロナウイルスの新たな変異株が検出され、科学者らが研究を進めている。感染力が強いかどうかやワクチン接種や過去の感染によって得た免疫が効かない可能性などは、まだ分かっていない。

査読(ピアレビュー)前の研究によると、この新たな変異株「C.1.2」は5月に初めて見つかり、現在では同国内のほとんどの州やアフリカの他の7カ国、欧州、アジア、オセアニアに広がっている。

この変異株には、他の変異株に見られる感染力の高まりや、中和抗体に対する感受性の低下に関連する変異パターンが多く含まれている。だが、これらが変異ウイルスの動向にどう影響するかは、まだ分かっておらず、抗体によってどの程度中和されるかを調べるために研究室での実験が進められている。

感染症の専門家で、C.1.2型に関する研究の執筆者の1人であるリチャード・レッセルズ氏は、新たな変異株の出現は「パンデミック(世界的大流行)の終わりがまだ見えず、ウイルスが感染力を高める方法を依然として模索していることを示している」と述べた。

現段階では過度に懸念する必要はないとした上で、新たな変異株は今後もさらに出現するだろうと指摘した。

南アのゲノム解析データによると、C.1.2型は、直近で多数のサンプルが得られた7月の時点では、世界に広がっているデルタ型ほどの勢いは確認されていない。

ただ、レッセルズ氏はデルタ型よりも免疫回避力が高い可能性があるとし、研究結果についてWHOに報告したことを明らかにした。

南アの保健省報道官は、この研究に関するコメントを控えた。


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