千曲川沿いに湧く、善光寺詣りの精進落としで親しまれてきた温泉。豊富な湯量を誇る昔ながらの温泉街。
善光寺詣りの精進落としで親しまれた温泉

上田駅と長野駅の間に位置し、千曲川沿いに温泉街が広がる戸倉上山田温泉。開湯120年を超え、善光寺詣りの精進落としの湯として昔から親しまれてきました。50以上の源泉があり、外湯でさえも温泉をかけ流すという豊富な湯量。刺激が少なく、角質を軟化させるため「美肌の湯」として知られています。
レトロな温泉街を、浴衣姿でそぞろ歩き

ネオンが輝く、昔懐かしい雰囲気の温泉街には、多くの飲食店が並び、射的などが楽しめます。浴衣姿で下駄を鳴らし、散策するのも粋です。また戸倉上山田温泉は、三味線や踊り、長唄と芸を磨く芸妓衆で知られている温泉地。お座敷遊びが初めての人でも、気軽に楽しめるプランがあり、人気です。
戸倉上山田温泉の泉質・効能
泉質は、弱アルカリ性の単純硫黄泉。肌への刺激が少ないため、子どもからお年寄りまでじっくり温まることができます。また、古い角質を取り除く美肌効果があり、入浴後はつるつるに。リピーターの女性が多いことで知られています。
戸倉上山田温泉へのアクセス
〒389-0821長野県千曲市上山田温泉
電車 しなの鉄道戸倉駅下車
自動車 坂城ICから車で約10分
~ おすすめの温泉旅館 ~
信州の湯 清風園
清らかな千曲川の畔に佇む創業90余年の老舗旅館
千曲川の清き流れに育まれ、90余年の伝統を誇る「信州の湯 清風園」。老舗ならではの上質なもてなしと、全客室から千曲川を望む好ロケーションが自慢。
千曲川の清き流れに育まれ、90余年の伝統を誇る「信州の湯 清風園」。老舗ならではの上質なもてなしと、全客室から千曲川を望む好ロケーションが自慢。

“美肌の湯”と称される効能豊かな天然温泉、内湯・露天風呂・つぼ風呂・貸切風呂・足湯と、多彩な湯処で自家源泉掛け流しの湯量。

料理は、信州の美味を集めた会席膳。地区最大級の規模を誇る庭園を散策するのもおすすめ。

客室は、純和室から、ツインベッドルームが付いた和洋室まで幅広い。
長野県千曲市上山田温泉2-2-2
電車:しなの鉄道線 戸倉駅から車で約8分
車 :長野自動車道 更埴ICから約25分、上信越自動車道 坂城ICから約15分
TEL 026-275-1016
公式HP https://www.seifuen.co.jp/
チェックイン15:00 チェックアウト10:00
~ おすすめのグルメ・観光スポット ~
グルメ
名産の更科そば、辛味大根のしぼり汁に味噌と薬味を加えて食べる「おしぼりうどん」は人気の郷土料理。そして千曲川で獲れたウグイ魚を塩焼きなどにして食べる「つけば料理」は、毎年4月から6月、戸倉上山田あたりだけで味わうことができる季節限定のグルメ。
おしぼりうどん
かいぜ


長野県埴科郡坂城町大字中之条2366−3
TEL 0268-81-3595
しなの鉄道 テクノさかき駅 徒歩23分(1.8km)
定休日 毎週月曜日 火曜日
つけば料理
鯉西のつけば


長野県上田市常田1丁目4−14
TEL 0268-23-2438
上田駅温泉口より徒歩5分
季節営業:4月下旬~10月下旬[月~日]11:00~21:00
※ご来店前に電話にて予約
※ご来店前に電話にて予約
無休 営業時間・定休日は変更となる場合あり要確認
観光スポット
「田毎の月」で知られ、「日本の棚田百選」に選ばれている「姨捨の棚田」。3月下旬~4月上旬に一面ピンク色の花をつける「あんずの里」など、戸倉上山田温泉周辺には、心を癒すような美しい風景があります。
姨捨の棚田
姨捨(おばすて)の棚田は、長野県北部の千曲市にある棚田。
一級河川である千曲川や、善光寺平と呼ばれる長野市を中心とした盆地を臨む標高460m~560mに、階段状の水田が約2,000枚(約64.3ha)に渡り広がっています。
一級河川である千曲川や、善光寺平と呼ばれる長野市を中心とした盆地を臨む標高460m~560mに、階段状の水田が約2,000枚(約64.3ha)に渡り広がっています。
JR姨捨駅から徒歩10分で行くことができ、電車を降りると絶景が広がります。
日本三大車窓のひとつで、棚田の景色を眺められるよう駅ホームの待合イスが、線路と反対向きに設置されている珍しい場所です。
日本三大車窓のひとつで、棚田の景色を眺められるよう駅ホームの待合イスが、線路と反対向きに設置されている珍しい場所です。

姨捨の棚田は、平成11年に全国で初めて棚田として国の名勝(国が指定する文化財の1つ)に指定されました。指定名は、「姨捨(田毎の月)」です。
「田毎(たごと)の月」とは、大きさや形の様々な水田の広がる姨捨の棚田に、月が移りゆく様子を表した言葉です。日中の雰囲気とは異なる絶景です。
国の名勝指定と同じく平成11年には棚田百選に、平成22年には国の重要文化的景観に、令和2年には日本遺産に認定されました。
JR篠ノ井線 姨捨駅より 徒歩で10分
しなの鉄道 屋代駅より 車で15分
戸倉上山田温泉より 車で15分
しなの鉄道 屋代駅より 車で15分
戸倉上山田温泉より 車で15分
長野自動車道 更埴ICより 車で15分
長野自動車道 姨捨スマートIC(ETC専用)より 車で10分
長野自動車道 姨捨スマートIC(ETC専用)より 車で10分
姨捨観光会館(駐車料金無料) 約50台
新雲井橋近くの駐車場( 駐車料金無料 ) 約30台
新雲井橋近くの駐車場( 駐車料金無料 ) 約30台
あんずの里
春の遅い信州に、桜よりも一足早く咲くあんずの花。
なだらかな傾斜地にあんず畑が広がり、ひと目で多くの花が見渡せることから「一目(ひとめ)十万本」・「日本一のあんずの里」とうたわれています。
あんずの里は、元禄時代に伊予宇和島藩主・伊達宗利公の息女、豊姫が、第 3 代松代藩主・真田幸道公に輿入れの際に、故郷を懐かしみ持ち込んだ種が原型。
あんずの里は標高 380~450 mの緩やかな山間の斜面に広がっていて見渡しやすく、満開になると更に美しさを増します。

毎春、あんずまつりが開催されるなど、約10万人が訪れます。
高台にある「上平展望台」をはじめ、「窪山展望公園」まで行くと、晴れた日は戸隠山や飯縄(いいづな)山など雪の残る稜線が美しい山々の景色も一緒に堪能できます。
高台から花の絨毯を楽しんだ後、ゆっくりと畑の中の小径を歩けば、かわいらしいあんずの花を間近に感じられます。
あんずの花が6月下旬から7月中旬頃には果実となり、同じ場所であんず狩りが楽しめます。
長野県千曲市森1406−1
あんずの里観光会館 ☎026-272-0114
電車 しなの鉄道屋代駅よりタクシー・シャトルバスで11分、徒歩55分
※シャトルバスは、まつり期間中のみ運行
車 更埴ICから13分
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