ぶらり旅スローライフを楽しむ

猛毒キノコ「カエンタケ」に注意、触らないで!

仙台で目撃相次ぐ 「ナラ枯れ」と関連か
2022/09/09 06:00 (河北新報)

切り株の根元に生えていたカエンタケ=8日、仙台市青葉区荒巻青葉の鈎取野鳥の森

 6日の河北新報オンラインニュースで「猛毒キノコ『カエンタケ』に注意」という記事を掲載したところ、仙台市内の読者から2件の目撃情報が寄せられました。触れただけで炎症を起こし、食べると死亡する場合もある「最強の毒キノコ」。どんな所に生えているのか、現場に向かいました。
(編集局コンテンツセンター・小沢一成)

■4、5年前から見つかる

 情報を寄せてくれたのは、仙台市青葉区芋沢の権現森で遊歩道整備などに取り組む市民活動団体「権現森自然研究会」の安田洋一さん(74)。記者は8日午前、安田さんら会員2人に案内してもらい、権現森を訪ねた。

 市西部の住宅地に接し、市の「わがまち緑の名所100選」にも選ばれている里山。活牛寺近くの入山口から数分、距離にして数十メートルほど山道を歩くと、コナラとみられる枯れた広葉樹の根元にカエンタケ2本が生えていた。色は真っ赤というより鮮やかなオレンジ色で、大きさは10センチに満たないくらい。緑豊かな森の中では、非常に目立つ不気味な色合いだ。

 「知らない人が触ると危険なので駆除している」。安田さんは軍手を着けて火ばさみを使い、カエンタケを手際よく取り除いた。ビニール袋に入れて厳封した後、毒キノコの菌が残らないよう自生場所の周囲をガスバーナーで焼くという念の入れようだった。

 権現森では、カエンタケ発生との関連が指摘される「ナラ枯れ」があちこちで見られるといい、4、5年前からカエンタケが確認されている。安田さんは「誰でも自由に散策できるため、カエンタケの発見場所には注意喚起のポスターを貼っている」と説明する。

■人の指のような形

 仙台市青葉区荒巻青葉の鈎取野鳥の森にカエンタケが群生していたと教えてくれたのは、太白区の無職粟野康之さん(80)。6日に1人で山歩きを楽しんでいたところ、遊歩道脇にカエンタケを見つけたという。

 粟野さんの情報を基に、記者は8日正午前、鈎取野鳥の森北口に到着。青葉山公園ゴルフ練習場の南約400メートルの場所で、周辺は民家が立ち並ぶ。道路から山道に入ると、1分もかからず、切り株の根元で群生するカエンタケを発見した。

 数えてみると約20本はあり、サイズは数センチから十数センチ程度。よく言われるように、人の指のような形に見えた。雑草の合間から生えているカエンタケも多く、気付かないうちに触ってしまわないかドキドキした。

 「真っ赤なキノコだから、すぐに分かったが、知らない人が『きれいだね』などと触らなければいい」と粟野さん。一帯は国有林のため、所管する仙台森林管理署に記者が連絡した。

 猛毒のキノコが身近な場所に生えている実態に驚いた。木々が色付き始める秋を迎えると、キノコ狩りやトレッキングなどで山に入る機会が増えるかもしれないが、炎のように赤いキノコを見つけたら、くれぐれもご用心を。仙台市は知らないキノコを見つけても「採らない」「食べない」「売らない」「人にあげない」よう注意を呼びかけている。


触れただけで皮膚にただれ、食べれば死に至るケースも…関東に広がる猛毒キノコに注意
2022/09/03 06:54 (読売新聞)

猛毒を持つキノコ「カエンタケ」が今夏、小山町や御殿場市など静岡県内で相次いで見つかった。
県内では、8月に小山町の住宅街の公園で発見。今夏は、小山町の山中などや、御殿場市や裾野市でも発見、県東部を中心に広がっている可能性がある。神奈川県や山梨県でも確認が相次。


触れるだけでも皮膚がただれる」猛毒“殺人キノコ”大発生 都市部の公園で目撃増 【ひるおび】
2022年8月22日(月) 15:55 
都市部の公園で相次いで目撃されている、猛毒のキノコ『カエンタケ』。


毒キノコの中で最強「カエンタケ」の目撃相次ぐ 小指の先程でも食べれば死ぬ…触るのも危険
2022/08/03 16:21 FNN プライムオンライン

7月30日、東京都八王子市の住宅街にある公園で。首都圏で目撃情報が相次
7月末に神奈川県厚木市の公園


少量口にしただけで命を落とすことも… 最強の毒キノコ「カエンタケ」公園で増殖 神奈川県など各地で目撃情報相次ぐ
2022/07/29 18:51

神奈川県座間市、大和市の公園、外にも横浜市、川崎市、厚木市。さらに、千葉県や福井県にもあった。

(カエンタケは)山の中とか公園とか関係なく枯れた木の根元に生えます。というのも枯れた木に生えるカビを食べているキノコ。カビを今、そこら中に繁殖させているのがナラ枯れを起こしているカシノナガキクイムシ。その虫が繁殖するとカエンタケが必然的に増えてきてしまっている
職員が朝、カエンタケを除去したばかりで、わずか半日でまた同じ場所から見つかったという

2000年には群馬県で毒のないキノコと勘違いしカエンタケを間違って食べた男性が死亡している

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