360°records

360°recordsの最新情報と脱線。
未来の水族館から、アルゼンチン音響派まで

moom瑠 インタビュー

2005-11-25 06:09:09 | Weblog

今度、SHIBUYA apple store でもライブパフォーマンスを行う

注目の女性音楽家

moom瑠(ムームル)さん。 

新作アルバム『qoo気めくり』 の発表を控える彼女にインタビューしました。

moom瑠 (ムームル)とは、現実と幻想を浮遊する物語の視点から、視角と聴角を超えた音風景を模索するソロプロジェクト。風にのる七色の粒、灰色の空気を変える存在など、少女だけが感知しえた様々な
空気をきりとった、繊細でオリジナルな楽曲集『qoo気めくり』が2005年12月にリリース予定!


moom瑠(むうむる)
+  +  +   +   +   +   +   +
 現実と幻想を浮遊する物語の視点から、視覚と聴覚を超えた音風景を模索するソロプロジェクト。
 2001年、ラップトップ、シンセサイザーなどを使用し、その音をバックに歌うというスタイルでライブ活動を開始。2004年、竹村延和のレーベルchildiscからリリースされたコンピレーションアルバム「childisc vol.8」に一曲参加。また、自身によるインスタレーション、アートパフォーマンスや映像とのコラボレーション、ライブイベントの企画をするなど、幅広く活動を行っている。
 +  +  +  +   +   +   +   +

それでは、moom瑠さんのインタビューをお届けします。
    

Q1 moom瑠  (ムームル) さんは、今回、clayから,
アルバムをリリースしたわけですが、moom瑠   さんのいままでのキャリアをかんたんにご紹介いただけますか?

元々ピアノを幼少から習っていたのですが、20歳の頃にシンセサイザーやサンプラーを使ってショートループの曲なんかを創りためたりしてました。
その後、音楽意外の表現にも興味が湧いてきて、地元の、一般公募のギャラリーの展覧会などに音と文をつかったオブジェや、インスタレーションを発表したりしてました。
そうした事が切っ掛けで、2001年から本格的にライブ活動を始め、2004年までの間、主に地元のクラブやライブハウスなどで、i bookとグルーブマシーンなどの音をバックに、唄を歌っていました。(また、アートパフォーマンスや映像とのコラボレーションも体験しました。)現在は東京で活動の場を徐々に拡げていっているといった感じです


Q2 音楽のディスコグラフィーを教えてください

childisc compilation album vol.8
CLAY qoo気めくり


Q5  moom瑠   さんの歌詞はひじょうにユニークですが、
1 no oo on(ノーウーオン)
2 粒のヒミツ
3 ママまつ毛cloud
4 シモンの風
5 藍色qoo木:顔色page
6 indigoマゼラン:アスファルト
の曲ごとの作詞メモ、インスパイアされたこと、などあればできるだけ教えてください。

1 no oo on(ノーウーオン)
 
 いろんな意味を持つ、『始まり』の音です。

2 粒のヒミツ 
      
「ある日、コップの水を眺めていたら、いろんなものが見えたのです。」この曲は元々、昔創った「雨粒の中の旅物語」という、6曲構成からなる組曲の中の一曲なのですが、まず、この組曲の為に短編小説を書き下ろし、次に絵コンテを作り、それから曲創りにとりかかりました。私の処女作とでもいうべき作品です。

3ママまつ毛cloud   
   
当然のような日常と流転について詩った曲です。

4シモンの風   
宮沢賢治の「どんくりと山猫」というお話にインスパイアされてます。

5藍色qoo木:顔色page   
表の自分と裏のじぶん。
      この感情の理由でさえ、つかめない。「何故、私は今泣いているのか。。。」私は私のページをめくる。

6 indigoマゼラン:アスファルト   
道路という場所は、他の空間に比べ、特殊な時空が広がっているように私には見えたのです。



Q6 今後のツアー予定を
ツアーの予定はないですが、1月は福岡でのライブが決まっています。



Q7 今回 のジャケットをてがけられている方について教えてください
丸山勇治君と言います。以下、彼のプロフィールです。
1978年千葉生まれ。北九州在住。99年よりペインティングやサウンドインスタレーションを制作発表。
音楽活動にも積極的でソウル兄弟(http://www.k5.dion.ne.jp/~akichi/)というバンド(ドラム担当)としてステージに立つ。美術、音楽という異なる二つのジャンルに共通しているのは、グルーヴを感じさせながら、そのリズムを脱臼させるかのような、ナンセンスなモノが表出してくるプロセスの様であり、その瞬間をテーマとして掲げつつ、現在に至る。横浜トリエンナーレのオープニングイベント「なかにわろっく」にソウル兄弟で主演。


Q9  気になる女性音楽家、その音楽が好きな女性音楽家がいれば教えて下さい
Julie Doiron、damedarcy



Q11 いま 気になる音楽家7人を 教えてください
七尾旅人です。




Q12  好きな画家、アーティストベスト3を
岩井俊雄,草間彌生,lynnfox

Q13 好きなアニメはありますか? アニメ映画でも
ジブリ作品は好きです。あと、チェブラーシカ。


Q14 いままでで一番気になった映画は?
ベルリン天使の詩

Q16 架空の世界で好きなお店をやるとしたらどんなお店ですか?
触感を売る店を開きたいです。
たとえば モコモコとか、フワフワ とか、しとしと、テラテラ。
お客さんは、その、さまざまな触感を与えるためだけに創られた物体を、店内で試触して、自分の肌の触覚が好む触感物を買うのです。


Q17 今後ライブをしてみたい国、旅行してみたい国はありますか?
特にこの国、っていうのはないですが、ヨーロッパでライブしてみたいです。
旅行してみたい国は、フィンランド、チェコ。


Q21 音楽以外でいま一番きになっていることを教えてください
空気の窓から覗いてる、ひかりの行方。

ーーーーーーーーーーーーー
以上、インタビューをお送りしました。

以下は、本人による紹介の続きです。
cubase(音楽ソフト)で音を創って、詩(ウタ)を謡っています。
昨年リリースされたchildisc vol.8に一曲参加させてもらいました。
http://www.rainbow-e.co.jp/artists/if_childisc.html

 360°recordsとcommune DISCの共同レーベル、CLAYより、12月5日にアルバム「qoo気めくり」がリリースされます。


12月5日は、私の初のアルバム「qoo気めくり」のリリース日!(CLAY)
そして、翌日は。。。
apple storeでインストアライブ

「metallic love」
12/6 wed 20:00~21:00 @apple store SHIBUYA
http://www.apple.com/jp/retail/shibuya/month/200508.html

LIVE: ASIAN BEAUTY(吉田アミ)、 moom瑠

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
以上ご本人からの情報です。
apple store のライブを毎回楽しみにしている方、apple store GINZA でのいろんなアーティストのライブを楽しまれてきた方も多いと思いますが(映像作家yoshirumachine と 女性音楽家/エレクトロニカ作家 miroque と mas の山田氏(flyrec)のコラボライブも素晴らしかった!)、
apple store SHIBUYA のライブもお楽しみに。

以下は、clayから「qoo気めくり」について

『qoo気めくり』という不思議なタイトルは、 

childisc のコンピレーション『childisc vol.8』にも参加している女性音楽家 moom瑠による
1stアルバムのこと。

moom瑠 (ムームル)とは、
現実と幻想を浮遊する物語の視点から、視角と聴角を超えた音風景を模索するソロプロジェクト

で、この『qoo気めくり』は

風にのる七色の粒、灰色の空気を変える存在など、少女だけが感知しえた様々な
空気をきりとった、繊細でオリジナルな楽曲集。

エレクトロニカ世代でありながら、童謡、民族音楽、電子音楽、ビョーク、東欧の音楽..
様様なルーツが感じられる彼女のサウンドは 、

『アラビアの夜の種族』で日本SF大賞と推理大賞のダブル受賞した
古川日出男の『ベルカ、吠えないのか?』 や、来世紀の宮沢賢司の世界のようでもあり、
奇妙なファンタジー作品にいつのまにかほうりこまれたかのようなトリップ感にあふれたもの。


ユーラシア大陸中の[同類]が、極東の地を目指す前代未聞の「密航小説」である『ベルカ、吠えないのか』世界との奇妙な風の交差

他の女性エレクトロニカ勢と比べて、彼女の音世界は
かなりコズミックな少女都市 の景色がずっと連鎖していく楽しみがあります。

無数の駱駝の数を数える少女..

マゼラン銀河の風に乗り、

インディゴブルーのアスファルトで想う少女

『星の王子様』と『ファンタスマゴリア』の
21世紀チルドレン!?

果てなく続くめぐりゆく

インディゴマゼランアスファルト少女音楽!

「地図に載らない街」の少女エレクトロニカ

もうひとつの少女都市 で透明化する未来の少女





「qoo気めくり」お楽しみに!

入手方法:360records@mail.goo.ne.jp


qoo気めくり 

2005-11-11 08:22:27 | Weblog
極東日本発戦闘美少女 『qoo気めくり編』



ツジコノリコ、ENDJOY(suzueri)、moom瑠(ムームル)、そしてイー・ブル(韓国)
女性エレクトロニカ世代で独自の道を歩む日本発の女性音楽家たち~ツジコノリコ、ENDJOY(suzueri)、moom瑠(ムームル)...それぞれフランス、タイ、東京に鳥姫の活路を求め、独特の深化を遂げる様は、
バリー・ヒューガートの八妖姫~鳥姫伝や、いまとなっては懐かしい感もあるサイボーグ・フェミニズム・フィクションのリチャード・コールダー’s デッドガールのその後の無作為な触覚的進化をみるようでもあり、イー・ブルが1997年からはじめている、はじめから腕や脚、頭部が欠損している特異なセクシャリティの放つ暴力の骸にして、男性エレクトロニカ、ラップトップ世代が神妙に愚鈍に凡庸なる「クール」の峠にずぶずぶと沈みこむ現在、きわどい踏み切り板をついに蹴って飛翔した日本の女性アーティスト(音楽家)たちの美しい痙攣である...

その美をどれだけの期間わたしたちが目撃できるかはわからないが、
2005-2006シーズンの現在、
ツジコノリコは、『少女都市』以降、男性エレクトロニカ勢とのがっぷりよつの強制ギプスはめダブル(リョウ・アライとのコラボ他)を経て、ついに音楽だけでなく映画『砂、そしてミニハワイ(原題:SAND AND MINI HAWAII)』(2005年/50分/DV)を完成させ、
スズエリはENDJOYとしてタイ人のクリケットパールとともに、タイ発エレクトロニカの現在を皮膚感覚で我々に見せてくれ(clay 05 ENDJOY)、
moom瑠はついに、もうひとつの少女都市 で透明化するもうひとつの可能世界『星の王子様』~『ファンタスマゴリア』=21世紀チルドレンな果てなく続くめぐりゆくインディゴマゼランアスファルト少女音楽!を、完成させつつある。
「地図に載らない街」の少女エレクトロニカ~から~広大な空間に拡大していくガルーダの触手と華奢な花弁が同時に乱反射しながら輝く進化まで、日本初の女性音楽家がついに「自らの言語」で動きはじめる様を目撃できる現在はひじょうに面白い...


ツジコノリコ新作映画
『砂、そしてミニハワイ(原題:SAND AND MINI HAWAII)』(2005年/50分/DV)
監督・脚本・編集:辻子紀子
出演:クロエ・ファブル、オリビエ・シュビヨン 詳細は、
→ http://www.uplink.co.jp/factory

ENDJOY (スズエリ)新作アルバム 詳細は→ http://blog.goo.ne.jp/clayinfo
ザルダンでグロッシング!
もはや造語でしか形容できないような音楽体験。
タイのエレクトロ二カ、タイトロニカ?  
「Electronica with baroque polyphony」と評されるねじれたメロディーとパカスカイなキュートさにあふれるクリケットパールが生み出すサウンドはタイの「デクネェ~オ」にも驚きを与えたという。タイで突然変異した戦闘妖精雪風のようなアジア発の機械生物をどうしても想像してしまう、変容と変形を重ねる音楽..
詳細は→ http://blog.goo.ne.jp/clayinfo

そしてmoom瑠(ムームル)。 新作アルバム『qoo気めくり』 がついに12月5日リリースされる。
moom瑠 (ムームル)とは、現実と幻想を浮遊する物語の視点から、視角と聴角を超えた音風景を模索するソロプロジェクト。風にのる七色の粒、灰色の空気を変える存在など、少女だけが感知しえた様々な
空気をきりとった、繊細でオリジナルな楽曲集『qoo気めくり』


詳細 → http://blog.goo.ne.jp/clayinfo

極東戦闘美少女『qoo気めくり編』
本人による紹介は..

moom瑠(むうむる)という名で活動してます。
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 現実と幻想を浮遊する物語の視点から、視覚と聴覚を超えた音風景を模索するソロプロジェクト。
 2001年、ラップトップ、シンセサイザーなどを使用し、その音をバックに歌うというスタイルでライブ活動を開始。2004年、竹村延和のレーベルchildiscからリリースされたコンピレーションアルバム「childisc vol.8」に一曲参加。また、自身によるインスタレーション、アートパフォーマンスや映像とのコラボレーション、ライブイベントの企画をするなど、幅広く活動を行っている。
 +  +  +  +   +   +   +   +

cubase(音楽ソフト)で音を創って、詩(ウタ)を謡っています。
昨年リリースされたchildisc vol.8に一曲参加させてもらいました。
http://www.rainbow-e.co.jp/artists/if_childisc.html

 360°recordsとcommune DISCの共同レーベル、CLAYより、12月5日にアルバム「qoo気めくり」がリリースされます。


12月5日は、私の初のアルバム「qoo気めくり」のリリース日!(CLAY)
そして、翌日は。。。
apple storeでインストアライブ

「metallic love」
12/6 wed 20:00~21:00 @apple store SHIBUYA
http://www.apple.com/jp/retail/shibuya/month/200508.html

LIVE: ASIAN BEAUTY(吉田アミ)、 moom瑠

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以上ご本人からの情報です。
apple store のライブを毎回楽しみにしている方、apple store GINZA でのいろんなアーティストのライブを楽しまれてきた方も多いと思いますが(映像作家yoshirumachine と 女性音楽家/エレクトロニカ作家 miroque と mas の山田氏(flyrec)のコラボライブも素晴らしかった!)、
apple store SHIBUYA のライブもお楽しみに。


『qoo気めくり』という不思議なタイトルは、 

childisc のコンピレーション『childisc vol.8』にも参加している女性音楽家 moom瑠による
1stアルバムのこと。

moom瑠 (ムームル)とは、
現実と幻想を浮遊する物語の視点から、視角と聴角を超えた音風景を模索するソロプロジェクト

で、この『qoo気めくり』は

風にのる七色の粒、灰色の空気を変える存在など、少女だけが感知しえた様々な
空気をきりとった、繊細でオリジナルな楽曲集。

エレクトロニカ世代でありながら、童謡、民族音楽、電子音楽、ビョーク、東欧の音楽..
様様なルーツが感じられる彼女のサウンドは 、

『アラビアの夜の種族』で日本SF大賞と推理大賞のダブル受賞した
古川日出男の『ベルカ、吠えないのか?』 や、来世紀の宮沢賢司の世界のようでもあり、
奇妙なファンタジー作品にいつのまにかほうりこまれたかのようなトリップ感にあふれたもの。


ユーラシア大陸中の[同類]が、極東の地を目指す前代未聞の「密航小説」である『ベルカ、吠えないのか』世界との奇妙な風の交差

他の女性エレクトロニカ勢と比べて、彼女の音世界は
かなりコズミックな少女都市 の景色がずっと連鎖していく楽しみがあります。

無数の駱駝の数を数える少女..

マゼラン銀河の風に乗り、

インディゴブルーのアスファルトで想う少女

『星の王子様』と『ファンタスマゴリア』の
21世紀チルドレン!?

果てなく続くめぐりゆく

インディゴマゼランアスファルト少女音楽!

「地図に載らない街」の少女エレクトロニカ

もうひとつの少女都市 で透明化する未来の少女





text : nijikama taro (360°records)

ーーーーーーーーーーーーーー
本作『qoo気めくり』は、11月25日までに、 360records@mail.goo.ne.jp
で予約頂いた方には、先行予約特典で、税額分無料、発送料無料、振り込み手数料として¥100割引、360°records card同封にて、予約承ります。通常店頭価格は¥1680。


CLAYメルマガ最新号購読案内

2005-11-08 05:11:19 | Weblog
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
* 発見、発見、また発見!辺境冒険マガジン CLAYメ-ルマガジン vol.004*
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|CLAYレーベル&CLAYメールマガジンとは?

|アジア発!360°records&COMMUNE DISCが共同運営するレーベル「CLAY」。子供が好奇心
|で粘土をこね回すような音、アジアンスーパーマジック音源を紹介する、好奇心いっ
|ぱいのレーベル「CLAY」発メルマガです。今回も音楽に限らない新鮮な視点のコラムを収録。

|--------------------------------------------------------------

|clay mail magazine vol. 004

|◆pola  lost in microhouse.
|: ..
|           『カルタグラ』(Innocent Grey)PC18禁ゲーム
|ライトノベルとエレクトロニカをつなぐ唯一の存在として各界から期
|待されているエレクトロニカアーティスト。12月27日待望のセカンドアルバムをリリース
|COMMUNE DISCより発売予定。


|◆tattaka≒高橋辰夫  亡霊としてのアイドルの帰還 -「相武紗希論」への不可
|能な準備(笑)- その1 「薬師丸ひろこ」から

|美術家、及び 経堂にあるギャラリーappelの運営。

 ◆直崎人士 Baku Sleepers Net Laguna
ダイナマイトバッハとして音楽活動。そのユニークな音楽、文章にファン多し。

|◆虹釜太郎 タイのエレクトロニカと俳句 魔球少女マクシミリアン
|360°records主宰。

|--------------------------------------------------------------

|(!)関連アーチストライブ情報。

|エルトポ 
|http://www.el-topo.com/eltopo/next/index.html

|2005 11/19 @Club Hoop
|Live : BIKE BOY

|LIVE @ appel
|http://www.bit-rabbit.com/

|11/25 fri. 19:30open /20:00start
| fri.\ 1,500- +1drink order
|COMMUNE @ APPEL vol.1
|Cat or Die、moom瑠(CLAY)、aen

|●tattaka≒TAKAHASHI Tatsuo 展
|ALPHAVILLE
|2005.11/24-12/6 @現代HEIGHTS http://www.gendaiheights.fc2.com/

|■LIVE ALPHAVILLE
|11/30 19:30開場 20:00開始 
|Charge¥1500- + drink
|●出演:DRAGON CASTLE、安永哲郎、ユタ川崎

|■「metallic love」
|12/6 wed 20:00~21:00 @apple store SIBUYA
|http://www.apple.com/jp/retail/shibuya/month/200508.html

|LIVE: ASIAN BEAUTY(吉田アミ)、 moom瑠


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|◆pola lost in microhouse.
|:

|lost in microhouse ..
|           『カルタグラ』(Innocent Grey)PC18禁ゲーム

|[注意!この文章はたぶん激しくネタバレしてるかもしれない、と
|いう気がしますので未プレイの方は極力回避してください]

|眼球つながりということで今回は『カルタグラ』を。
|和風サイコミステリーADVと銘打たれたこの作品の冒頭、視点
|キャラ秋五の妹である七七がその登場シーンでぱくついているタコ
|焼きもまた眼球に似ている。その形状のみならず大きさという点でも
|驚くほど眼球によく似た食品と言えるが、ここでタコ焼きというのがキ
|ャラ萌え発動要素としての嗜好品……たとえば月宮あゆのたい焼き、
|神尾観鈴の変なジュース、神津麻美の餅、シエル先輩のカレーのよ
|うな?……ですらない点が重要だろう(その点、冬史が示す味噌への
|こだわりは正しく萌え要素として機能している)。七七はタコ焼きという
|食品自体に対しそれほどの情熱を傾けてはいない。
|そもそも秋五がタコ焼きを買って帰ったのは、七七ではなく遊郭で
|働く女初音のためだった。にもかかわらず、あたかもタコ焼きの匂い
|につられてきたかのように七七は秋五の部屋を訪れ、その枕元に
|置かれたタコ焼きを口にしてしまう。「親父のタコ焼きは、特に美味
|くもなく不味くもなく、なんとも微妙な味だった」と述べられるように、
|味は問題とされずただ眼球じみた球体を胃の腑におさめること
|だけが肝要なのだろう。タコ焼き屋から遊郭への移動、そして掠め
|取られ食される球体。ここでも『グラン・ヴァカンス』と同じ主題が共有
|されている。タコ焼きを食べ終えたのち七七はおもむろに上野連続殺
|人鬼について「彼は、人肉食の嗜好があるらしいね」と語り始めるわけ
|だから、タコ焼きが指し示しているものは明瞭だろう。
|また後に秋五が怪我を負った際の見舞いとして七七が持ってくる
|「『半殺し』と言う白玉の入ったおはぎ」を併せて考えれば、彼女は
|ことのほか眼球めいた食べ物と縁の深い存在だと言える。菓子を懐
|から取り出す直前に彼女は、連続殺人の犯人とともに人肉を食べた
|ことを仄めかしてさえいるのだから、<白玉―眼球>という関係は
|より強固なものとなっている。
|問題はなにも七七に限ったことではない。初音という娘が「あっ、
|秋五さま、この煮物は少し熱くなっていますから……」と言いつつ
|箸で摘んで差出す里芋の煮物とおぼしき物体もまた、CGを見る
|かぎりほぼ球形をしている。世の中には他の形をした食べ物も確実に
|存在しているはずなのだが、にもかかわらず不条理なまでの当然さで
|供される球体には驚きの念を禁じえない。この作品中でおそらく最も
|感動的でかつ恐ろしい場面は楼子が「はい、秋五さま、あ~んして
|ください!」とタコ焼きを差出しているシーンだと思われるが、爪楊枝
|の先に刺さったタコ焼きのCGが何故斯くも恐ろしいか……それは
|何の変哲も無いタコ焼きが抉り出された眼球に禍々しいまでに酷似
|しているからにほかならない。我々はタコ焼きの丸さを目にしなが
|ら、犯人が死体から眼球を取り出す場面の描写を思いおこさずには
|いられない(「眼窩に沿ってぐるりと錐を一周させると、眼球は完全
|に露出して脳と神経で繋がっているだけの状態になった」)。そして
|楼子の「いま、秋五さまの眼球がすこし飛び出しましたの」という
|呟きを、単なる漫画的表現と受け止めるのではなく、文字通りの意味
|で考えてみなければならないだろう。
|さて、眼球を一つの主題として綴られるこの物語にあって、眼球
|めいた食物を口にすることはどのような機能を帯びているか。まず
|第一に、贈答品のような形をとることで各人物間の親密さを深める
|ことにある。食欲を満たすためでも味を楽しむためでもなく、関係性
|を変化させるものとしての食物……秋五と七七、あるいは楼子、
|あるいは和菜との間を行き交う球体は、恋愛の過程の描写が希薄で
|ある点を乗り越えるように、一足飛びに両者の関係を発展させる。
|これはいかにも奇妙な事態ではあるが、贈与された眼球を口にする
|事で一種の共犯関係を築きあげるのだと考えることもできるだろう。
|言ってみればタコ焼きとは供物のようなものであり、タコ焼き屋の
|主人がどことなく殉教者のごとき顔付きをしている点も興味ぶかい。
|そして眼球めいた食物を嚥下した者は皆、不思議なほど饒舌に語り
|始める。七七の例を見てみるがよい。彼女は基本的に饒舌系のキャラ
|ではあるのだが、球体を口にした後は普段にもまして驚くほどいき
|いきと喋りだす。あたかも発話を円滑ならしめる奇妙な魔力でも
|持っているかのようだ。こんな食べ物が、この世にまたとあるだろう
|か? それと対照的に、冬史が無言で煙草をふかすシーンがしばしば
|見受けられるが、眼球とは似ても似つかぬ形状をした煙草は発話を
|円滑にするどころかむしろ阻害するものとしてある。性交の場面で
|秋五の陰茎を咥えた楼子の発声は歪められ(楼子「ほんほれふか?
|んんぅ…うれひい…でふ…」陰茎をくわえたまましゃべるものだから
|しっかりと発音ができていない)、あるいはくぐもった喘ぎ声を
|洩らすことしかできない。初音にあっても事態は同様である(初音
|「んむぅっ、むいはひへいまへん。はつねあできるほをひえいうん
|へう」)。つまり形状として煙草と同じ側に属する陰茎もまた発話を
|阻害するものとして描かれている。ここに<眼球―タコ焼き>という
|球形に対置される主題としての棒形が見出される。秋五が初音に綴
|り方を教える際の、「鉛筆(細い棒)を握った初音の手を導いて、
|『いろは』を順に書き記していく」という記述を思い出してみよう。
|球形が発話と深く結びついた形だとすれば、棒形は筆記に関わる形状
|とみなす...

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グラス! コ=パイロット!

2005-11-06 20:00:16 | Weblog
フランスの暴動!

みなさん大丈夫でしょうか

そしてフランスでのクスクス、アフリカ料理屋、アラブ料理屋の運命は?!

こういう情報はなかなか伝わってこないですが..


---

今日で、石垣島祭りも終了

沖縄のマーチング部はみんな気合い入ってます

石垣特産品も観光客のみなさんもいろいろチェック

シロバナセンダン草ハチミツはまだ食べてません

カレーにいれたら美味しいんでしょうか?

そんなもったいないことしないで食べましょう

ところで

今日は30度を越すのではないかという暑さでみんな冷房をいれている

石垣島ですが

読んでいる小説は荒野の砂漠が舞台です

RH素子コ=パイロットをたよりに、夜の砂漠を突っ走る!

SF異端ラリー小説? 

ではありませんが

遠未来デスレース好き、

ディック映画好きには

その入れ子の視点移動=逃走経路がたまらない小説

『グラスハンマー』

P.K.ディックの後継者!ともいわれたジーターによる、
環境が激変した地球の荒野を、禁制のハイテク部品を闇市に運ぶ「スプリンタ」

の魅惑的な逃走経路フィクション『グラスハンマー』

作中での、映像、音声のみの描写で進行する様、

誘導視野のコントロールの描写など

イーガンの最新邦訳『ディアスポラ』におけるゲシュタルト(映像)とリニア(音声)、コズチ理論、エクソセルフ、アウトルック、観境(スケープ)の描写に親しむ読者には、少々懐かしいものに感じるかもしれないが、

頭の中でアナログな歯車がまわるかのようなジーターならではの描写は『垂直世界の戦士』のマジカルスーパーアジアな都市の匂いの描き方と同様、癖になるもの。

グラスつながりで、今回は

グラスのみで制作された、すばらしいトリップ感が味わえる

アルバム『ニューグラス』を紹介します。

今回の『ニューグラス』紹介は、ぼくも尊敬する音楽家にして、文筆家である
直崎人士さんです。

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new glass veno tagashi  

テニスコーツ・植野隆司のソロアルバム。
これまで幾つものアルバムをリリースし、つい先日もcommuneから新譜が届けられたばかり・・・と思ったら間髪置かずこの作品が届けられた。
ヴェノ・タガシって凄い、という声を周囲からさんざん聴かされていたが、不徳のいたすところで、ライブはおろかレコード店でジャケットに触れる以外、接する機会もなくこんにちまで来てしまっていた。
そんなわたしが、感想を書くこと自体お門違いなのかも知れない。
しかしこの『new glass』を耳にしたら、書かずにいられなくなってしまった。

水をはったグラスの縁を擦ることで生じる幽玄な響き。
まれにテレビで紹介されるので、言われてみると御存知の方も多いだろう。
そのグラスハープを駆使して、アコースティックの極に電子たちの囁きを嗅ぎとったような、静謐な音響世界を創出している。
この作品を聴いて、安易にも思い出したのはAngus Maclaurin の『glass music』だった。
しかし、聴き比べてみると、グラスを共通の表現素材として用いながら、お互いのサウンド領域の違いに、アーティストの才能・個性とスタンスが明確に表れていて、二者を引き合いにだしたことじたいが愚かだったと、たった4行足らずの間に反省した。
同時に、このシンプルな素材の持つ奥深さに驚かされた。
『new glass』はveno氏が、終始グラスハープとがっぷりよっつに組んで、五感を解放&フローさせながらも格闘=対話し続けている姿が、このうえなく清々しい。
グラスハープの音を、なにかにしてやろう、という意図がないのだ。
ガラスと人間が対等に向かい合っている稀有の瞬間が、この一枚に凝縮されている。
いまさら当たり前のことを大袈裟に、と思われるかも知れないが、これを一貫してやりぬく、そしてそれで最後までしっかりと聴かせてしまう、ということは並大抵のことではない。
力業やテクニックだけでは踏み込めない領域で、鳴っている。

すべて  聴け! の三文字で済むことだ。
このアルバムを耳にしながら、言葉に置き換えようとすることが愚かであることを、キーを打つたびにヒシヒシと感じる。
トラックによってゲスト・ヴォイスにテニスコーツのSaya、そしてNIikaido Kzumiの両氏が加わり、肉声とガラスに架け橋がかかる。それほど自然な出会いだ。まるで子供が消し忘れた路上の多角形が、そこにできあがる。
そしてグラスハープのみ。
レッドゾーンを針が振りきるほど素朴な響きから、一歩たりとも出ない。
出口も、いままであったつもりの入り口もなく、始まりも終わりもない、ただそこにある響き。
ひとふでがきのフリーハンドで描かれたDNA二重螺旋のスケッチ。
膨大な人工衛星たちが打ち上げられ、機体が真空の海を運行するときに生じる引っ掻き傷を、音の派生しない宇宙から、この地球で解凍したかのようでもある。
22世紀の雨音のようでもある。
未来の民族楽器をアカシックレコードからダウンロードしてしまったかのようでもある。
そんなな時間軸のズレを、心地よく体感できるかもしれない。
はたしてグラスのハーモニクス音なのか、三半器官が自己発振してハウリング起こしているのか、だんだんわからなくなってくる。
自分もガラスなのかも知れない・・・。
どちらでもいい。
しかしノイズや音響作品に多くある高周波とはまた違った、オーガニックな心地よさを提供してくれているのも、また確かだ。
吉田アミのハウリングヴォイスと遠縁にあたるかも知れない。戸籍を調べて欲しい。

とりとめのない言葉ばかりで申し訳ない。
このアルバムを耳にしたあなたの印象は、上に羅列した言葉の通りではないかも知れない。
いや同じであって欲しいが、まずあるはずがない。
しかしこれらの羅列文字以上に、あなたがたくさんのことを、感じられる一枚であることは、約束できる。

直崎人士
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直崎さんのコメントでした。
『ニューグラス』の入手方法は、メールで、360records@mail.goo.ne.jp まで
『グラスハンマー』の入手は、新刊では手に入らないため、古本屋でどうぞ

映像、音声のみで綴られるシーンの魅力は、
『ブレードランナー』の続編を勝手に描き続ける作者ならではの、細密なクロースアップ描写が

黒ずんだ残骸に広がる灰色の曙光的SF好きにはたまらないものがあります!


廃盤紹介

2005-11-04 01:05:57 | Weblog
ENDJOY ツアーはいかがでしたか?

LIVEを見れなかった方には、

ENDJOY(エンドジョイ)のアルバムのメールオーダーも受け付けています。

360records@mail.goo.ne.jp

でのオーダーは送料、税額分は頂きません(代引の場合、\250だけ負担頂きます)



360°records で既に、店頭にない廃盤を紹介します。

360R21 は V.A./circulation the moss 。
メ棗モ(ナツメ)のメンバーでもある、POTORATCHプロデュースによるV.A.。「苔」に共感するアーティストたちによる植物音響作品といってもいわゆる音響ものではなく、「苔」の循環をそれぞれアーティストが音と歌で表したメ生態サイクルに共感できる時間をもつことができたらモという想いがこのコンピには込められている。アーティストの曲名ももちろん表記されていますが、それと一緒に、苔の四季、苔について、そして「苔屋」が制作している「コケリウム」、陶芸家オクモトユキ制作による「コケリウム」写真25点もあわせて紹介されている。
定価¥2200

この「苔」コンピを編まれた
POTORACTH(ポトラッチ)さんのアルバム
『3.5.8.13 Arabid』

佐々木敦主宰のレーベルのコンピレーションにも参加し、
その後「棗(なつめ)」としても活躍している POTORATCH

のviolaレーベルからの作品。
定価\2200

360°records発の「ムーンドッグ」コンピレーション

『trees against the sky』
定価¥2300

ポトラッチ参加の、clayレーベル発『マジカルスーパーアジア』のルーツ的
コンピレーションともいえる
『オプティカル・ドラム・クライ』
\2150

不知火レーベル史上もっともアコースティックな音源を多数収録した
『8ight power of fields』
定価¥2000

詳細は http://www.360records.net

の4タイトル(『circuolation the moss』以外の4タイトル)

の店頭廃盤タイトルについて

このブログをご覧の方で

360records@mail.goo.ne.jp

での問い合わせ分に限り、special priceにて提供いたします!

既に店頭では廃盤、一部小型店鋪にも在庫数がないため

卸していませんが、360°records のタイトルをいままで聴かれているリスナーの方

で未だ聴かれていない方に special で提供いたします。

上記メールまで問い合わせください。

期間は特に定めていませんが、11月中旬ころまで

また店頭で見かけない廃盤についての問い合わせは

上記メールまで連絡いただければ、廃盤でも一部とりよせることが可能な

場合もあります。ご希望の方はご連絡ください。


タイのエレクトロニカとSFと現代音楽と俳句?

2005-11-01 00:15:49 | Weblog
漢字圏に移行するかどうか揺れ動いたころの韓国

ローマ字化に進むかどうか迷っていたころの微妙な時期のベトナム

この頃のことが急に気になる今日この頃です

以上のことが題材になっている小説とか映画ってあるんですかねぇ

詳しい方はご教示ください!

ところで

タイから来日している音楽家

クリケットパール君!


タイのエレクトロニカの突然変異!??????

のライブツアー

横浜も終わり、

1日は大阪
2日は大阪もういっぱつ
3日は名古屋

タイのアニメーション作家、ポンニミット君!も楽しく参加したみたいです

未体験で、近くにお住まいの方は体験されてはいかがでしょうか?

自分は沖縄なので行けません!


ENDJOY JAPAN tour 2005 winter


--------------------------
大阪

--- SWANTIKA NIGHT ---
日時;11月1日(火)

AT梅田レインドックス
EndJoy(Cliquetpar (from thailand) + すずえり + 須藤俊明(ナスカカー、thermo, msn)+ poesuperband3
)
DUST<ニプリッツG、じんさんのバンド>
Vampillia Djs fear At vampillia
mu-neujhon

開場6時半開演7時
前売り1800円当日2300円 ドリンク別
06-6311-1007
__________

日時;11月2日(水)
ATバーガンジャクライヴルームacid
clipuetpar<from Thai>+trumpet poesuperband3
軍鶏礼賛
ナスカカー
手ノ内嫁蔵
開場6時半開演7時
前売り1500円当日2000円 ドリンク別フライヤー持参で前売りで入れます
大阪市中央区西心斎橋2-9-5日宝三ッ寺会館3F
06-6211-3804

問い合わせ前売り予約は各店もしくはjyumij@hotmail.com ユミリまで
____________________

名古屋
日時;11月3日(祝)OPEN 18:30 START 19:00
予約:1800円 当日:2000円
出演;
EndJoy(Cliquetpar (from thailand) + すずえり + 須藤俊明(ナスカカー、thermo, msn)+ poesuperband3
)
Lulatoneおもちゃオーケストラ(Lulatone + SKREW KID + ASANA)
ヨード

場所;名古屋K.D.ハポン (名古屋から中央本線で1駅、鶴舞駅) 
・JR鶴舞駅北口より高架沿いに北上(千種方面)徒歩約3分
・同じく地下鉄鶴舞駅2番出口より徒歩約7分

〒460-0012 名古屋市中区千代田5丁目12-7
TEL (052)251-0324
http://www2.odn.ne.jp/kdjapon/


ところで、
現在、
可愛らしい西島大介さんイラストのこのアルバムを
聴きながら、

タイ王室の血をひく、タイの現代音楽家

にして

タイ人SF作家である

somtow scharitkul さんのSF

を読んでいます。

赤トンボ!

羽をとったら唐辛子!

なんていう奇妙な俳句がデテキマスネー

ソムトウさんが参加しているアンソロジーには下記のものがありマス

Anthologies containing stories by Somtow Sucharitkul Top
Elsewhere Two (1982)
Vampires: The Greatest Stories (1991)
Aliens and UFO's: Extraterrestrial Tales from Asimov's Science Fiction and Analog Science Fiction and Fact (1993)
Strange Dreams (1993)
Isaac Asimov's Werewolves (1999)
Short stories Top
Darktouch (198)
Absent Thee from Felicity Awhile (1981) Hugo (nominee)
The Vampire of Mallworld (1981)
Aquila (1982) Hugo (nominee)
The Fallen Country (1982)
The Madonna of the Wolves (1988)

ソムトウさんを読みながら聴いてます! エンドジョイ!

ENDJOY
ザルダンでグロッシング!
もはや造語でしか形容できないような音楽体験。
タイのエレクトロ二カ、タイトロニカ?  
「ときめきサイエンス」やLAKESIDE++での活動や、childisc参加でも知られる女性音楽家suzueriは、
タイでよりその色彩感覚を増幅させ、ジャズロック・バンド?「MACHINE AND THE
SYNERGETIC NUTS」や先鋭的ドラム音響ユニット「THERMO」での変幻自在のドラムがスールカでプロモックでザルダン(以上某SF頻出の造語)でかっこいい須藤俊明、「Electronica with baroque polyphony」と評されるねじれたメロディーとパカスカイなキュートさにあふれるクリケットパールが生み出すサウンドはタイの「デクネェ~オ」にも驚きを与えたという。タイで突然変異した戦闘妖精雪風のようなアジア発の機械生物をどうしても想像してしまう、変容と変形を重ねるビートは、ぼくが現在住んでいる亜熱帯地域?でも自然に身体にはいってきて楽しく、日本では想像できないノリで楽しむアジアの若者たちも聴いた後にきっとブーンブーンと鼻歌を歌ってくれそうです。
パカスカイ・フラッシュ・パイロットに乗って、ガルーダの膂力でひっぱるsuzueriと須藤とクリケットパール。
タイの唐辛子で変異した『BIG SOUP』的アドベンチャラーズブレイクと、トム・ジェンキンソンの弟のゲームトロニカの深化を感じさせる、エレクトロニカというよりは、タイの熱風と色とりどりの夢を感情のエネルギーをパワーに変える機械で瞬時に音楽にしたかのような、聴いたことがない「音楽」!
現在、クリケットパールは、Revirthからのリリースで知られる日本人、hanumand(現バンコク在住)とともに数少ないバンコクの実験電子音響シーンを牽引するグループSO::ONをオーガナイズ、イベントおよびコンピレーションなどを制作する他、OTTO VON SCHIRACH主宰のSOMIA第一弾コンピレーションに参加。今後のあらまあ!なタイ発の音楽が楽しみな若者。   入手方法:e-mail : 360records@mail.goo.ne.jp
ジャケット:西島大介 さんのイラスト 
いつになくマリゴールドなハーブティーテイストな西島さんの絵! 
今回ジャケット = フルカラー 絵