成人の日…

成人の日の夕方
色彩華やかに着飾った宴楽しげな若者達を
街のいたる所で見かけました…

それぞれ初夢に託した願いは様々あれども
放り出される明日の風は
彼等をやがて痛めに痛めつけ鍛え上げる…

大学さえ出ていれば
どうにかなってくれたような時代でも無く
いい大学を出ていい企業に入った所で
大喜ぶ程の明るい未来が見える訳でも無く
就職氷河期の分厚い氷は
時と場合も選ばずに滅法矢鱈と容赦ない…

そんな世の中今日この頃では御座いますが
叩かれて叩かれて叩かれた時
強く育つか無様にヘシ折れるかは
それぞれの勝手それぞれ次第であるような…

今日も明日も明後日も、自分の敵は自分です…

雪割り…

収穫期に取り残したジャガイモはやがて
雑草化して野良イモとなり
病害虫発生の温床を翌年にもたらす…

十勝の冬は気温が-25℃に達しながらも
畑に積もった雪が
断熱保温材の代わりとなり
その野良イモに冬を越えさせてしまう…

だからトラクターでしま模様に雪を割り
地表を冷気に晒して
深さ30cmまで土壌を凍結させ
そして、しばれた野良イモは死滅する…

農家の冬はのんびりしてると思いきや
彼や此やと忙しい様で御座います…
畑の広さもかなりのヘクタールですから…