人形… 2012年04月13日 | 日記 変わり果てた街は何色も無く、ただ時折見つける生活の匂いが、心を締め付ける… 傍らには、花が供えてあった… 亡くなったのは、子供だったのだろうか… 本当にかわいそうだ…
その時計… 2012年04月13日 | 日記 その時計は止まっていた… 対策の為、役場職員は二階の会議室に集められ、せのどてっ腹を津波は貫いた… その津波が奪った26人の命でさえ、この街の被害の一部でしかない… 時計は、まだ動かない…
図書館… 2012年04月13日 | 日記 町立図書館… 一階にも二階にも誰もいない… 風でページがめくれる度、その本を誰かが読んでいるように思えた… 本が好きな人… その人はあの時も、ここで本を読んでいたのだろうか…