徒然、気分屋日記

自分による、自分のための、自分の日記

ブレードランナー

2017年11月09日 01時32分15秒 | 日記
アンドロイドは電気羊の夢を見るか?を読んだ後にブレードランナーを見た。

映画だとやっぱり尺が短い関係か、色々と設定が違ってた。
原作だし、タイトルも違うから、設定は同じだけど別物として見たほうがよかったかな。


小説も読んで、映画も観た時に、
新作が上映されてることを知ったので、
今日はそのブレードランナーの新作を見てきた。

主人公は前作とはまた別の人
一体、彼は何者なのか

前作の主人公同様にブレードランナーと呼ばれる

人に危害を加える恐れのあるアンドロイドを狩るハンターに就いている。

しかし、今回は主人公自身も新型のアンドロイド

彼に課せられた使命は、指定のアンドロイドの破壊
そして、人間とアンドロイドの間に生まれた子供の捜索だった。

アンドロイドは種の繁栄が出来ることがわかれば、たちまち戦争が起きてしまう

その事実の根底からなかったことにするために、彼には子供の捜索、強いては破壊が命じられた。




観ていると、一つ一つの小道具が面白い。

彼の部屋にはホログラムの彼女がいて、
会話の相手をしてくれる。

ちょっと羨ましく感じるけども、触ることは出来ない。

意思の疎通が出来て、会話も成り立つ。


主人公の車にはドローンがついていて、
声で指示して周りを監視させることが出来る。
しかも、透視機能までついている。

警護の心強いお供だ。
ちょっとしたペットにも見える。


繁華街では壁一面に商品の写真が載せられていて
自動販売機のようにタッチすると商品が出てくる
一体どうやって買ってるのか、お金入れていない

未来になるとお金やカードなんてなくて、
指紋や目で認証して買い物するようになるのかな。


ジュークボックスやショーのステージは
ホログラムが投影されて再生される
よく映画で見る光景だけど、
ホログラムが当たり前になる時代はくるんだろうか。

PSYCHO-PASSのような服をもホログラムで
コーティング出来るような時代が来たら楽しそうでワクワクしてしまう
ただ、そんな時代になった時に人間の職業はどうなっているのだろうか。

なんとなく考えてしまう


前作同様に車も空を飛ぶ

余談だけど、映画終わった帰りに土砂降りが降ってきて、雷もバンバン落ちていた。
車が空を飛んでいたら、やっぱり車に直撃しちゃうのかな……
そう考えると、ドラえもんのタケコプターにも雷
直撃するよな……

自然って怖い。



ホログラムの彼女は本当にそのうち販売されそうだなと感じた。
VRにもそういうのあるしね……
あったら正直、体験してみたい←


今回、一番感じたのは"魂はどこにあるのか"

生き物には魂が宿る。
人間だって、動物だって、虫だって
多分、魂があると思う。

アンドロイドには魂があるのか?

大多数は"NO"と答えるだろうか。

しかし、考え、行動を起こすものに魂は宿っているのではないかと思う。

「感情があってこそ、魂の証明だ」
と考える人もいる。

ブレードランナーを観て、だが
未来にあんなアンドロイドがいたら、魂が宿っているように感じてしまう

それは"記憶"があるからなのか

考えれば考えるほど、何が言いたいのかわからなくなってくる……


映画の中で、人間とアンドロイドの間に子供が生まれる。

そんな技術が発展していれば、人間と変わらないのでないか。

感情も、作れてしまうのではないか。

未来はもしかしたら人間がいなくなって
人間だと思い込んでいるアンドロイドだけの世界が出来上がることを想像してしまった。

未来はどんな形をしているのだろう。

アンドロイドは電気羊の夢を見るか?

2017年10月23日 10時23分54秒 | 日記




PSYCHO-PASSに感化されて数年前に買った小説



「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」

長い時を経て、やっと読了。

なかなか作中の風景をイメージすることが出来ずに読むペースが遅くなってしまった……



主人公は、火星から脱走してきたアンドロイドを取り締まるバウンティー・ハンターの“リック”

模造動物修理店で働く“イジドア”

彼らの二方向からの目線で物語が進行する。


人間とはいうものはなんなのか。


リックは賞金稼ぎとしてアンドロイドを処理する最中、あるアンドロイドに感情を抱いてしまう。

なぜ、アンドロイドに感情を抱いてしまったのか


同じく、イジドアもまた、独り孤独に住むアパートに移り住んできたアンドロイドに感情を抱く。

しかしながら、二人ともあることからその感情が失望へと変わる。


人間とは、アンドロイドとは。
その答えがあとがきに記された解説にかかれていた。


「作者は感情移入を人間の最も大切な能力として考えているのです。ーー」


本編を読んだ後にあとがきを読んで「ああ、そういうことなんだ……」とちょっとスッキリしたのが本当のところ


バウンティー・ハンターとしてアンドロイドを処理する傍ら、あるアンドロイドの方が“人間らしく”思えてしまう。

そこから生まれるリック自身が“自分がアンドロイドなのではないか?”と確信が持てなくなり抱いてしまう不安。

その後に起こるアンドロイドの行動により、リックは確信を持ち、イジドアもまた同様にアンドロイドそのものを理解してしまう。


あとがきを読んで理解したことが多々あったが、読み返す度に違う見え方のする物語だと思う。


読んだ後に知ったけど、映画「ブレード・ランナー」の原作でもある本作。
友達からも映画を勧められていたので、いい機会だし観てみよう。


読書の数が少ないせいか、やっぱり読みきるまでに時間がかかるのと飽き性という怠惰な性格が祟る。

もっと紙の本を読もう。

September bride

2017年09月11日 14時17分32秒 | 日記
肌を掠める風はつい先日感じた生暖かい温度を失くしはじめていた。
空も翳る日が多く見え、五感に寒さを感じさせる。
気づけば、もう九月。初秋を過ぎ、仲秋。
暖かい季節も次第に寒さを纏い、夏の季節を遠い日のように思わされる。

九月のはじめに兄の結婚式があった。
三人兄弟の中で初めての結婚式。
前撮りの日にカメラマンとして立ち会ったけれど、いつもとは違う良い違和感がそこにはあった。
キャラメルホワイトを基調としたモーニングに茶色いラペルとネクタイが純真な風合いを帯びる。姿勢の良い伸びた背筋と凛とした立ち振る舞いが清楚な雰囲気を醸し出す。
幼い頃にふざけ合っていた、あの頃の兄の姿が頭をよぎり、面影の残ったあの頃とは違う姿により一層に大人びさが増して見えた。
お嫁さんは肩から腕がレースで覆われている純白のドレス姿で、肌の露出が少ない分より純真無垢な雰囲気が匂わされていた。
内部が白いチャペルはレッドカーペットの色を映えさせ、そこ並んで歩く二人の姿を際立たせていた。天気予報では曇りの予報だった空も晴れ、窓から差す陽射しはそんな二人を祝福しているようだった。
外に出て、祝福されてる空の下で恥ずかしながら堅くなりつつもはにかみ、笑みを浮かべ二人。お嫁さんの両手で持っている淡い紫のブーケが白いドレスにより鮮やかさを増して見えた。
幸せな雰囲気を見れて凄く幸福感で満たされ、次の日のカメラマンとしての緊張は少し解れていた。

当日は前日のおかげか緊張も解れ、肝を固め臨んだ。
久しぶりに会う従兄弟や親戚の方々。入院していた叔父も一時帰宅が許され、会場に来ることが出来た。
会場内には兄とお嫁さんの友人やお嫁さんの親戚の方々がいたが比較的小さく、親密な人が呼ばれているようだ。
近くにお世話になった兄の友人がいて挨拶をした。
内心は色んな人に忘れ去られているんじゃないかという恐怖がどこかにいつも潜んでいるものだが、現実は自分が思い込むほど怖くなくて、幼い頃のように普通に声を掛けてもらえて凄く嬉しかった。
いつからこんなことで恐怖を感じるようになったのか、全然思い出すことが出来ないが、特段深い意味があるわけでもなく、一人や二人に忘れられたことを過大化して被害妄想を膨らましているだけなんだろう。きっと。
それすらも忘れるんだ。気にすることはない。

一つ一つを積み重ねことで、テーブル席を歩き回って写真もたくさん撮ることが出来た。カメラマンとして、少しだけ度胸がついたかな。
撮った写真を姉に見せると反省点を多々として上げられてしまったのだが、終わってしまった後だったので後の祭りだ。兄よ、すまん。
友人や色んな人に囲まれる二人の姿は幸せそうで、周りの人にも笑みが広がって素敵な結婚式だった。
結婚というものの魅力が垣間見えた日。
末長く幸せになってな。

rex

2017年06月14日 01時19分09秒 | 日記
都府県を旅していると昔の事を思い出す

あの人は元気だろうか

あの人の記憶の中に居られているのかな

あの人には悪いことしたな…


なんて

どうしても最後にはネガティヴな方に持ってかれる…

でも、それだけ相手のことを思って居なかったんだろうとも思う

自分が一方的過ぎたんだ

よく、みんな話に付き合ってくれたなぁ…

人に恵まれていることにあの頃は気づけていなかったんだ


ただ単に今が楽しくて

ただ単に明日が恋しかった


今では振り返ってばかり

今も、振り返っている


顔も知らない人、名前もわからない人

大まかな場所はわかるけど、ヒントが少なすぎる

連絡を取ろうと思えば取れる人もいる

大事な人なはずなのに、いざ見つけると手が止まる

すぐそこなのに

今、ここにいるのに

今までのことを思うと、怖くて出来ない

なにより、覚えててくれてるのかさえもわからない


顔もわからない人と簡単に繋がり合える時代になるなんて
想像もできなかった


こんな想いになるなんて思わなかった

昔の自分が今の自分を見たらなんて言うだろうか

夢にまで見たことをしているのに踏み出さない

そんな自分を見て、どんな顔をするだろうか


ただただ怖い


アネさん、トモ、ちわわ、ダルク
がそ、パワ、アルフ

FFチャットのみんな…

会いたい

ごめんなさい



今は岡山。

もう着々と北海道に向かっている

思い込み

2017年06月09日 00時32分31秒 | 日記
旅にはトラブルが付き物で

そこで自分が露呈するものでもある


面と向かって言われた

「お前は人の立場に立って考えてない」

そんなことはない

人のことを思って動いたさ

いつだって人のことを思っているーー


なんて、思っていたけれども

実際は言われた通りなんだよね…


いつだって自分を中心で考えてる

自分がされたくないから相手にも求めない拒絶する

自分が悦に浸るために相手の気持ちを無視して行動する


考えてみればさ

その相手の立場が自分だったら、その行動を起こした人に対して嫌な思いや気を遣ってしまうだろう

気を遣われるのは嫌いだなんて思っていたけど、
気を遣わせるように仕向けているのは、実は自分だったりもする


気付いてないんだ

気づかないふりをしているんだ



問題が起きたら

自分は悪いかもしれない
と、思う

でも、結局は

相手に悪いと指摘されると
相手にも悪いところはある!
と、気付けばつまらない顔して相手の悪いところばかりを考えてる

自分が悪いと飲み込めてないのだ

わかっているつもりだけど

わかってないなによりの証拠だ


ここまで気付いているつもりだけど、
まだ自分が悪いと飲み込めずにいる

こんな意固地、どうやったら治せるんだろう…


いい歳こいて、このまんまじゃ本当にヤバいよね…


ぐるぐる

2017年05月29日 22時08分20秒 | 日記
息を吸って大きく吐く

水風呂で深呼吸

サウナで深呼吸

そうしたら頭の中がスッキリするかな
なんて思っていたけれどなかなかスッキリしない

露天風呂の椅子でぐでっと風に当たる方が
頭がスッキリして考え事の進行が出来た


頭の中で作る物語

いつも、始まりと終わりが見えている

真ん中がない

初めて見たけど、始まりもなかった

想じゃなくて、ちゃんと形にしていこう…(´ω`)






頭の中はいつも不安が居座っている

何処に行っても、何をやっても

放たれる言葉の節々がその不安にちまちま当たり

不安が膨れて、イライラへと変わる

人生は楽観だけではない

けれども、もう少し否定的な考えをなんとか出来んもんかな…


わからないことがわからないままで
どうすればいいのかわからなくなって
またより一層に、あーーーーっ!
ってな感じになる


今のうちになんでも聞けるように鍛えて行く

今のうちに即座に行動に移せるようにして行く

人と人との考え方は違って当たり前

相手を受け入れなさいな

サルボボ

2017年05月28日 21時47分48秒 | 日記
人生二度目の岐阜

二回目にして同じサルボボを買う日がくるなんて…


一度目は従兄弟に。

子供が生まれてから会いに行けなくて
久々に会ったらなんて話せばいいのか
自分の中でわからなくなっていた

小さい頃なんて用もないのに
ぷらっと遊びに行くほどだったのに

お土産持って会いに行くと自然と話が出てくる

昔のこと、今のこと

なんも難しく考えることなんてないのに。


いつからだろう。

こんなに何かしらの理由をつけないと動けなくなってしまったのは

いつからだろう。

誰からにも嫌われているのでないかと考え始めてしまったのは


実際はそんなことないはずなのに。


思い込みが年々激しくなってきてる




二度目のサルボボは小学校からの親友に。

七月に子供が生まれるそうだ

旅が終わったら、お土産持って話に行こう

昔のこと、今のこと

色んなことを話そう。



夏日の夕暮れ時にはいつもあの人のことを思い出す

色々と嫌な思いをさせてしまったなぁ…

あんなに長いこと話したのに

なんで、あんな行動をしてしまったんだろう

自分のバカさが今頃になってふつふつと感じる


これからは後悔を前向きに変えられるよう
一つ一つ、大事にしよう

東尋坊

2017年05月28日 10時23分08秒 | 日記
福井県 東尋坊
自殺の名所に行ってきた
それを知ったのは後々なんだけども…

実際に行ってみるとそんな雰囲気はなく
立派な観光名所になっていた

当時の様子はどんな感じだったんだろう

何を思い、何を考え、そこに立ったんだろう

やっぱり、引き寄せられるものなんだろうか


東尋坊には救いの電話と呼ばれる公衆電話がある
そこには複数の10円玉とテレフォンカード
ガラスには思いを留めさせるよう書かれた手紙
相談電話の番号が書かれていたり
いくつも看板も立てられている

飛び込んでも簡単には死なないことを
身を以て見せつけるドリャーおじさんもいたそう


それで思いを留めた人も何人もいたそうで

人と人との繋がりの大切さを切に感じる


その人にはその人の生き方しかわからない

自分には自分の生き方しかわからない

わかった風は出来ても、完璧にわかるわけもない

あんな高いところから落ちた人はどんな心中だったんだろうか


わかることはできないけど、思いを知りたい

こんな気持ち、無粋かな

山形の出羽三山神社へ

2017年05月24日 23時45分06秒 | 日記
山形に着き、出羽三山神社へ


山形の行くべき場所で調べると立石寺とともに載っていた出羽三山神社。

いつものことながら軽くしか調べてないので取り合えず五重塔を見に行くような軽い気持ちで到着

鳥居を潜り、杉に囲まれた石段を降りていく

祠がいくつか見えてきてそこを越えて進んでいく

杉の緑に囲まれる景観、小さな滝や川、歩いていて癒されます






進んで見えてきたのは推定千年と云われる『爺杉』が

立派な大木




その先を進んでいくと早々に五重塔が見えてきました

画像で見た時はそんなに興味が惹かれなかったのですが、
実際に自分の目で見ると息を呑む様でした




画像では感じられない体感は現地で感じられることを改めて教えてもらいました

やっぱり、自分の足で、目で、肌で感じていくべき



本命の五重塔も見たのですが、道は続いている…

と、いうことで進んでいく




杉に囲まれる石段、この長く続いている風景が好き



と、最初は思っていた



心臓がばくばく音を立てている


立ち止まると滝のように噴き出る汗


呼吸の乱れがなかなか整わない




石段が長すぎる…


長い石段を登って道を行くと見えてくる新たな長い石段の繰り返し


涼しい風を浴びながら、滝のように汗を垂らしながら何とか頂へ






鳥居が迎えてくれました

その時の気持ちと言ったらもう…!


ありがたく鳥居を潜ったら本殿は工事中でした






工事中でも神々しい


出羽三山神社は湯殿山、月山、羽黒山の三山の総称

なので、本殿の上部には三山の名前も


敷地内は大きく色々な神社が多数祀られてます

これからのこともあって旅の神様にもお参り



旅の神様だからか靴が多く祀られてました

旅が無事に出来ますように。




最後にご恒例のおみくじ



なんと、大吉!

今のところ2連荘。

どこまで続くかな!





帰りも足が悲鳴を上げてました

秋田犬の微笑

2017年05月23日 19時52分57秒 | 日記
青森→秋田→山形と移動中…

秋田ふるさと村によって昼食とりながら中を鑑賞





秋田と言えば秋田犬。と言わんばかりに建物の中の壁には秋田犬と名物を映した
コンセプトボードがたくさん貼りだされていた

秋田犬の笑顔が微笑ましい…

のにコンセプトボードの写真を撮り忘れたのが痛い…



プラネタリウムもあって、ちょうど宮沢賢治の銀河鉄道の夜が上映されてたので鑑賞

プラネタリウムなんて十何年ぶりなんだろうか…

期待せずに入ったけど、見事なまでに期待を裏切られた


まるで映画館のような物語と映像

リアルで立体感が凄くあって終始首を動かしながら見ていた

映像も綺麗で迫力がある!

久しぶりにプラネタリウムを見られてよかった




秋田ふるさと村を出た後は山形へ向かって移動





山と田圃が流れていく風景

ふと田圃のど真ん中に鳥居が見えた


いくつか見てると家の奥に鳥居があったりといたるところに見える

豊作の神様が祟られているのかな


取り合えず、お願いしよう

もう田圃におちまs