『シーク・ザ・ジパング』サテライト

シーク・ザ・ジパング(サテライト)にようこそ。日本の観光名所を紹介しています。その評価は独断ですので、参考程度に。

2011年、桜の開花予想、状況

2011年02月05日 | 旅行

2011年のくにゅーニュース開花予想は、平年より5日早い。
(2月4日時点、第1回目)

【2011年の桜開花日予想】

・福岡……3月21日(平年より5日早い)
・大阪……3月25日(平年より5日早い)
・京都……3月26日(平年より5日早い)
・名古屋…3月23日(平年より5日早い)
・東京……3月23日(平年より5日早い)
・仙台……4月7日(平年より5日早い)
・札幌……4月30日(平年より5日早い)
(満開は、開花の約一週間後)

【開花日予想の理論】

気象庁の予報によると、
2月…全国的に暖かい。
3月…平年並み。            

2月は平年より2℃高い。
3月は平年並。
これを基に、積算温度で開花日を計算しました。

最近は、積算時間で計算するのが主流ですが…。
(開花まで、どれくらい掛かるかは、休眠打破したあと、積算温度や積算時間で計算します)
(積算温度:一日の平均気温の和)
(積算時間:一定温度以上の時間の和。ex、8℃以上の時間が計400時間など)

【計算式】

京都の場合、開花までに必要な積算温度は、およそ380℃(立春から)。

2月の気温が平年より2℃高いと仮定すると、6.8℃。
(気象庁の週間予報では、立春以降の気温が2℃高い予想)
(京都の2月の平均気温は、4.8℃)

立春(2月4日)から2月末までは、25日。

2月の積算温度は、25日×6.8℃=170℃(予想)。

3月1日から開花までに必要な温度は、210℃。
(開花に必要な積算温度380℃ー2月の積算温度予想170℃=210℃)

3月の気温が平年並であれば、8.1℃(京都の3月平均気温)。

210℃÷8.1℃=25.9(開花まで必要な日数)

つまり、計算上の京都の桜開花日は、3月26日

【東京】

東京の桜(ソメイヨシノ)開花までに、必要な積算温度402℃(立春以降)。

<東京の平年の平均気温>
2月…6.1℃。
3月…8.9℃。

○2011年の東京気象予報(気象庁発表)
2月は平年より暖かい
3月は平年並

気象庁の週間予報等では、2月は、2℃程度気温が高い。
☆2011年の2月の積算温度予想
8.1℃×25日=202.5℃

3月1日以降必要な積算温度
402℃ー202.5℃=199.5℃

3月1日から開花までに必要な日数。
199.5℃÷8.9℃(平年の3月の気温)=22.4(開花は23日目)

よって、東京の桜開花予想は、3月23日

【桜開花まで生理】

(桜は、いつ咲くの?)

○桜は春に咲きます。
当たり前のことを言うな、と怒られそうですが、そこから入ります。
花が散ったあと、桜の葉が出ます。
そして、葉で光合成が行われます。
(光からのエネルギーを使い、水と二酸化炭素から炭水化物<ショ糖やグルコースやデンプンなど>を合成し、木を成長させまます)

○そして、夏には『花芽』ができます(この花芽が、翌年の春に開花します)。
正確には、花芽は『かが』と読みますが、農学部系や栽培系では『はなめ』と言っています。
『はなめ』と言ったほうが、『わかりやすい』という理由です。

○秋になると、落葉し、桜の木は休眠に入ります。

○一定の期間、冷たい気温にさらされると、桜の木は休眠からさめます(休眠打破)。
(これが大体1月の終わりから、2月の初め頃)

○休眠打破したあと、暖かくなると、花芽が成長、そして、開花します。
(休眠打破したあと、どれくらいで開花するかは、積算温度や積算気温などで計算できます)

【桜、平年の開花日】
・鹿児島3月26日
・福岡3月26日
・広島3月29日
・大阪3月30日
・京都3月31日
・名古屋3月28日
・東京3月28日
・金沢4月6日
・仙台4月12日
・札幌5月5日
(気象庁発表、ソメイヨシノ)

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