藤代洋行ブログ

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災害情報としてピクトグラムアートで「南海トラフ地震が発生したときの行動」を制作しました。

2018-12-09 12:37:07 | ピクトグラムアート
北海道胆振東部地震により亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げますとともに、被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。

早い避難行動が生死を分ける!
南海トラフ地震は、もはやいつ発生してもおかしくはないといわれ、想定される津波の高さは8.1mとされています。

津波からの避難は一刻を争います。
東日本大震災では、防災無線や避難を呼びかける声が聞こえない聴覚障害者、耳が遠い高齢者、日本語が分からない外国人など、さまざまな理由から情報の利用に困難を抱える情報弱者(災害弱者)の問題があることに気が付きました。

逃げ遅れゼロを目指します!
障害の有無にかかわらず、世界中のすべての人たちに確かな情報を伝えることができる強力なユニバーサルデザインが必要だと感じました。
私たちに何ができるかを考え、災害情報としてピクトグラムアートで「南海トラフ地震が発生したときの行動」を制作しました。

南海トラフ津波注意報
https://youtu.be/UJzBgyn-v8E
南海トラフ津波警報
https://youtu.be/rUvGBl5f9Ko
南海トラフ大津波警報
https://youtu.be/IHVKhWgrm4U

ピクトグラムを2つ以上並べた動画にすることで、視覚に訴えるだけでなく、音声や警報音(聴覚)も入れているので緊迫感を出すことができます。
特徴は、地震の音を「ガタガタ…」にしないで、あえて異音にすることによって、周囲にいる人を引きつける効果があります。
津波警報は、「津波注意報」「津波警報」「大津波警報」を色と音で区別しています。
※統一基準採用後の表示色「津波注意報(黄色)」「津波警報(赤色)」「大津波警報(紫色)」にしています。
※サイレン音も「津波注意報」「津波警報」「大津波警報」サイレンパターンにしています。

補助的に日本語(漢字にはふりがな)と英語の文字情報、音、音声を入れることで、視覚障害者や目の見づらくなった高齢者、漢字が苦手な子ども、外国人など、世界中のすべての人たちに確かな情報を伝えることができる強力なユニバーサルデザインです。

東日本大震災のときに、聴覚障害のある仲間から「防災無線が聞こえなくて逃げ遅れた」という話を聞き、ピクトグラムを2つ以上並べた静止画や動画にすることで、聴覚障害者に情報が伝えられるのではないかと考えました。
それを「ピクトグラムアート」と名付け、本格的に制作に取り組んでいます。
詳しくは、「ピクトグラムアート誕生秘話」をご覧ください。

Pictogram Artホームページ「南海トラフ地震が発生したときの行動」
https://japan-iseya.com/pictogram_art/nankai_trough.html


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