常さんの徒然写真日記

旅や趣味を写真を主に紹介、でも何となく鉄道旅行が主なテーマになりそう。

富岡製糸場

2015年02月14日 | 日記

岐路浅間山を眺める。人によっては富士山より浅間さんが好きだという人もいるようだ。身近に感じるからか。

昔碓氷峠、東京から軽井沢にいくには信越本線のこの区間をアプト式特殊機関車を数量つなぎ列車を押し上げた。そのトンネルも年々土砂で埋まりいずれは古代ローマのように埋もれるのかとも思えた。

アプトを使わない新線の建設(新幹線ではない)がすでに始まっていた。ラックレールを真ん中にサイドに供給電源(600V)の中ひたすら連続するトンネルを歩き写真を撮っていたのが懐かしい。(今なら当然立ち入り禁止だろう)。この列車は最後尾にさらに3両の機関車をつけ、ひたすら押し上げていた。(1962年)

官営の製糸技術養成所。木製の立派な柱にレンガを埋め込み屋根は瓦で和洋折衷の構造となっている。全体フランスの指導で行われレンガは瓦職人が焼いた。時間的余裕なくレンガを焼く技術も未成熟で焼く温度によりレンガの色も白や黒いのがみられる。この建物は繭の乾燥倉庫でこの地域の空っ風を得るためこの場所が選定された。

当初より木造梁で柱無しの広大な工場が作られ、その後の技術の進歩で機械の大型化にも対応できたのが今日まで残ったおおく原因とされている。柱無の構造はトラス方式で三角形を基本として現在でも鉄橋(鉄道橋)や道路の橋でも多く採用されている構造になっていた。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿