常さんの徒然写真日記

旅や趣味を写真を主に紹介、でも何となく鉄道旅行が主なテーマになりそう。

デ・キリコ展

2014年09月26日 | 日記

イタリア人でギリシャに育ち形而上絵画の分野を造りピカソにも恐れられたという。同じシュールレアリスムでも後(昨年開催された)ポール・デルヴォーなどのシュールレアリスム(超現実)絵画では何か夢の世界をさまようようなイメージを感じたが今回のキリコの場合は見るものにとって落としどころがなく何か不安定感を持たせる感じの作品となっている。

展覧会のなかでワークショップが開かれ参加した。与えられた膨大な画材を各自好きに利用しキリコ風の絵を造るというテーマだった。キリコ自身形而上絵画と称するが、哲学用語で、目に見えない内なる認識ということで事実キリコは、かのニーチェをこよなく愛したという。そもそも絵画とは目に見えるように表現されており、この一見矛盾した表現はやはり考え込めば(その必要は全くないのだが) 難しい。実際キリコ風とは”テーマを持つな、ストーリーも意味も付すな”と言われても単なる切り貼り作業でも結構難しいことを実感した。以下切り貼りをしてみた作品(?)

    

 



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