こんにちは本日もエアコンクリーニングでした。
当然 カビ臭い、消費電力、節電のためなどがほとんどの依頼理由なのですが、今日のお客様から
「エアコンを使うと放射能が部屋の中にはいってくるのではないか？」
というご質問をいただきました。
たしかに、きになりますよね？震災以降ちょくちょくこのような質問をいただきます。
エアコン本体は外の室外機とつながっており、壁の中をとおってつながっているものもあれば、エアコン本体からのびた管が横、下にある穴をとおって外側に出ている、
そんなパターンがほとんどだとおもいます。
よくある壁に穴があけておりまわりを粘土でうめているタイプ。
こっちはエアコン内部から直接外側に出ているタイプで電源コード以外は見当たりません。
どちらも見える見えないの差こそあれ、一緒です。どちらも同じとして話します。
穴が空いていて、管が外と通じている。室外機には大きな扇風機みたいのがついていてたくさん風が出ている・・・
それと同時にエアコンの吹き出し口から冷風がでてきている・・・
いまあなたがエアコンから受けている風、外からの空気をとりこんで冷たくしているとおもっていませんか？
エアコンは室内の空気を正面のフィルター越にとりこんで冷やしています。
外の空気をとりこんで冷やしてはいません。
車のエアコンには外気とりこみと内部循環のモードがありますが、家庭のエアコンは内部循環のみと思ってください。
じゃああの外にのびる管はなによ？となるのですが、それは、エアコン内部で発生した熱のやりとりや結露の水滴を逃がす為に伸びているのです。
なのでおおざっぱにいってしまえば外から室内に空気が大量に流れ込んでいるという現象は起きていません。したがって放射能がエアコンからふりそそぐということはありません。
しかし、少し厳密に話すとまったく空気が入る余地がないかというとそうではありません。
まず結露の水滴を逃がす為にあるドレンホースというものはいわゆるホースですので外と室内が直径1センチくらいの空洞でつながっています。
また換気機能のあるエアコンは外とつながっています。
したがってまったく空気のやりとりがないかというとそうではありません。
さらに、もひとつ
家というのは生活している以上常に空気の流れがあります
家も人間といっしょで空気を吐き出せば呼吸しないとつじつまが合いません。
なのでキッチンのレンジフード（換気扇）や浴室換気扇をつかうと強制的に空気を吐き出す分どこからか吸わなくてはいけません。それがどこかというと家の隙間であったり換気口だったりエアコンのドレンホースだったり正直特定できません。
不安をあおっているわけではありません！あまりにエアコンに対して放射能が入ってくる！とおもっているかたが多いのでそんなことないよ！むしろ他の要因のほうが大きいよ！てことが言いたかったのです。
なので放射能が怖くてエアコンを使わないというのはやめたほうがいいです！それで体調崩したら残念すぎです。
なるべく節電を心がけて省エネなエアコン使用方法でこの夏協力しましょう。僕もエアコンクリーニングにお伺いしたお客様には直接、機種、環境に合わせたオリジナル節電方法をレクチャーしております。また、一般的なエアコンの消費電力節電方法も近々アップしたいとおもっておりますので今後ともよろしくお願いいたします。
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