愛知ミャンマー情報センター

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愛知ミャンマー情報センターからのお知らせ

ヤンゴンのまちづくり福岡市が支援

2014-05-30 | Weblog
【ミャンマー】福岡市がヤンゴン市と覚書、まちづくり支援

NNA 5月28日(水)8時30分配信より
 福岡市は、ミャンマー最大の都市ヤンゴン市の街づくりを支援する。
両市は15日、「まちづくり協力・支援に関する覚書」を締結した。
人口約510万人のヤンゴン市では、急速な都市化に上下水道整備や
ごみ処理などが追い付かず、都市問題が深刻化している。
福岡市はこれまで「コンパクトで住み良いまちづくり」に
取り組んできた知識と経験を活かし、ヤンゴン市が抱える
都市問題の解決を支援。将来の事業化を目指す。
 福岡市は今回の覚書を通じ、ヤンゴン市との協力関係を
強固なものにし、上下水道や廃棄物処理などの分野における
交流をさらに推進する。福岡市は今後、セミナー実施などを
通じて地元企業にも参画を促し、将来的には官民連携による
政府開発援助(ODA)受注などの形でビジネス展開
することを目指す。

 福岡市は2012年4月から、ほかの自治体に先駆けて市水道局の職員を
国際協力機構(JICA)専門家としてヤンゴン市に長期派遣。
水道事業運営の協力を行っており、ヤンゴン市などから高い
評価を受けているという。ヤンゴン市からの研修生受け入れも行っている。
 福岡市は今年度中に副市長をトップに関係局長で構成する
「(仮)福岡市国際貢献・国際展開推進会議」を設置し、
外務省やJICA出身者、海外ビジネス経験者の知見も
生かして海外ビジネス展開の取り組みを強化する方針。
市内企業を対象に「国際展開に向けた勉強会」も継続し、
官民連携の仕組みづくりやJICAなどとの連携も強化。
ODA案件などの受注を目指す。