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タイ女性との結婚

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タイ女性との結婚11

2012-01-04 09:12:56 | 日記
H氏と後味の悪い別れ方をして、三日ほどたったある日、彼からメールがあった

例の俺の選んだ綺麗いなタイ女性たちとタイシルクのお見合い女性の写真の資料が添付されていて、それとは別の彼のコメントとして

コンケーンのスタッフにOさんの情報を伝えると、これらの女性以外にも、Oさんとのお見合い結婚、日本人との結婚を強く望んでらっしゃる女性がいるということで、その女性の写真、資料を添付しますので、どうかご検討お願いします と言うことだった。

あれだけ、自分が醜態・・少なくとも綺麗なタイ女性ばかり選んで、自分の中にある薄汚い欲動を見せてしまったという恥ずかしさみたいなもの、そんな俺の部分をH氏は見てきたにもかかわらず、こうやって、また別のタイ女性を勧めてくれたりもする・・・

 ありがたいことだと、つくづくH氏の心遣いを思う その現地のスタッフが勧める女性の写真資料を見てみると、年齢は二十一歳、
とくに可愛い女性でもないが、あのタイシルクの女性よりかは、いくぶん綺麗な女性ではあった。 

しかし、何かインパクトのない・・・この女性のビデオとかも見てみる・・・  

お尻の大きい女性で、これだけは中々自分の中で高感度をあげる要素ではあったが・・・それにしても・・・何か選ぶ気にはなれない

他の女性・・綺麗な俺の選んだ若い三人のタイ女性・・それも、なぜだか真剣にお見合い女性として選ぶ気になれない

これも言うなれば、H氏の仕組んだ、サブリミナル効果ってやつだろうか?

彼の言うような、タイ女性、綺麗な女性はその容姿に比例して性格が二乗悪くなっています という言葉

 そして彼の 

   我々は人間です 容姿だけでタイ女性を判断されるのは間違いです

 
という彼の高貴な物の思考の言葉の光線が俺に発射され、それを浴びせられた自分自身の罪悪、嫌悪感で・・

あの後味の悪さみたいものとなって、このとくに、綺麗な三人衆のタイ女性の写真、資料を見ても、

まるで、原発の事故で放射能を浴びせられた牛や野菜を見るかのように、食するのを拒むかのように、腫れものにさわるような気持ちになって、
俺は、まるで加齢によって、女性を見ても、抱いても勃起しなくなった老人のように、反応もなく、

無意味に味気なく彼女らの写真を見ているだけだった

しかし、そういう気持ちとは別にしてH氏の女性を写す写真というものは綺麗に撮れているものが多い。

タイ女性をできるだけ綺麗に写してあげて、日本人男性にお見合い結婚してもらおうとする心配りが写真を見ていると感じられたりする。

 以前、福島のバーで、そのことを彼に指摘すると、彼は笑いながら、

 いやいや、カメラが良いだけです このデジカメは五十万くらいしますからね 良く撮れて当たり前なのですよ と 

 謙遜して言っていたものだけれど・・・

それにしても、そんなプロ並みのカメラを買ってまで、このタイ女性とのお見合い結婚というビジネスをする姿勢というものに、彼の善意とか仕事に対するまじめな姿勢みたいものを感じさせる

 他の国際結婚の業者でこれほど、写真というものに力をいれている業者というものは俺の知っている限りではH氏のところだけだと思う。

 他の結婚業者のお見合い女性の写真というものは、なにか薄暗いカラー色なもので、なんというか、ほんと事務的な紹介写真という領域のまま終わってしまっているという写真ばかりであった。

それにくらべてH氏のタイ女性の写真は何か彼女ら、そのものが生きているというのか、何事かをこちらに語りかけてくれるかのような、躍動感を感じさせる写真が多い

 写真が、彼女らタイ女性が俺にもの言う、そんな気持ちにさせてくれる写真であったりするのだった



  そういう思いのまま、もう一度タイシルクの女性の写真をじっくり見てみよう と俺は思った

 
綺麗なタイ女性三人衆を見てサブリミナル罪悪感から彼女らの写真をじっくりと見る気持ちにもならず、

それと、あの福島のバーで、ゆっくりとタイシルクの彼女の写真を観賞できなかった思いもあって

自分の部屋で自分のパソコンの中で、彼女の良さ、H氏の言う、彼女の良さというものをじっくりと探してみたいと思うようになった

それが福島のバーで不仲になってしまった俺とH氏の関係を少なくとも繋ぎ止めてくれそうなヒントが・・

このタイシルクの女性の写真にはあるような気がしてならなかったからだ

  
  タイシルクを編むタイ女性・・・


 この写真をよくよく見ると、H氏の彼女の良さを上手に捕らえた写真であることがよくわかる。 

 彼はこの写真を、彼女の自宅を訪問した時に撮った写真だと俺に告げていた 

 彼女は写真で見る限り、ずいぶん肌が白いように思う。 

タイの日差しを十分に浴びて肌が白く輝いているように見える たぶん彼女は化粧をしているのだろう 

それに、この服装も、このようなタイシルク編みの仕事するには似合わないような、よそ行きの服装であったりする。

 たぶん、推察するに彼女の家を訪問、H氏がお見合いの場の面接訪問であった、この場を急遽、

彼女にお願いして、タイシルク編みをしている彼女の写真を撮ってみたいとH氏が彼女に言って、こういうタイシルクの仕事の現場写真の場というものが実現したのだろう 

そういう写真を撮ってみたいという衝動感覚というものは、どこかの戦場カメラマンのような文明人的感覚の撮り手が未開の人たちを写真に写して、後世にその未開の現場の雰囲気を伝えていこう というアーティステックな欲動に近いものを感じたりもする

H氏も俺が推察するにそんな欲動に駆られて大はしゃぎで、この写真を撮る気持ちになったように思えたりするのだった

そんな思いのまま、この写真をよく見てみる 


  伏し目がちで、タイシルクの道具をうまく操りながら、蚕の入っている鍋を見つめる彼女の姿 

その姿は躍動感を感じさせ、まるで何かの楽器を演奏して美しい音楽を奏でて、こちらまで、その美しい音色が聞こえてきそうな・・・

そんな錯覚さえ感じさせるような情景にさせてくれる この写真の光景を見るとそんなものが伝わってくる 

そんな写真から見えてくる、なんとも例えがたい浮遊感というのか・・

時間が止まってしまって、この写真の中のタイシルクの女性だけが・・

 
 この世界の中で永遠に生き続ける・・ そんな瞬間と言うものがこの女性を見ていると感じられてくる 

 そういう錯覚を抱きながら、

 彼女は美しい 

 と俺はそんな思いを、素直に彼女に対して思えるようになってくる


 そう思うと、どんどん自分の中で彼女を素直に愛おしいと思えてくる感情が芽生えてくる・・・ 


 続く

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