gooブログはじめました!

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

<3児死亡飲酒事故>両親、被告などに損害賠償請求 福岡(毎日新聞)

2010-02-19 07:39:17 | 日記
 福岡市東区で06年8月に起きた3児死亡飲酒事故で、3児の両親の大上哲央さん(36)、かおりさん(33)夫妻が、危険運転致死傷罪などに問われた元同市職員、今林大(ふとし)被告(25)=福岡高裁で懲役20年の実刑判決を受け、上告中=や同乗者ら5人に計約3億4900万円の損害賠償を求める訴えを福岡地裁に起こした。

 両親の代理人弁護士によると、これまでに今林被告側からの被害弁償は一切ないという。交通事故の損害賠償請求権は民法の規定で加害者を知った時から3年で時効となる。このため両親側は09年8月、時効を半年間中断できる催告書を今林被告側に送ったが返事がなく、今月再び時効を迎える前に提訴した。

 衝突した車を運転していた今林被告と同乗の男性2人、車の所有者である被告の父親の計4人には、3児の死亡に対する損害賠償など約3億4700万円を請求。また、警察による飲酒検知前に被告に水を飲ませた男性には「証拠隠滅行為で刑事司法作用を阻害した」として200万円を求めている。提訴は今月5日付と9日付。

 大上さん夫妻は「被告は被害弁償もせず、自分の行為を反省しているとは思えない」と話しているという。

 判決によると、今林被告は06年8月、飲酒後に車を運転し、大上さん一家5人が乗る車に時速約100キロで追突して博多湾に転落させ、当時4歳、3歳、1歳の3児を水死させるなどした。

 1審・福岡地裁は業務上過失致死傷罪などを適用して懲役7年6月の実刑を言い渡したが、福岡高裁は昨年5月、危険運転致死傷罪の成立を認めて懲役20年を言い渡した。今林被告側は「被害者の居眠り運転や急ブレーキも事故の原因」と主張したが、高裁はこれらの主張を退けた。【和田武士】

【関連ニュース】
飲酒運転:懲戒の警察職員が倍増20人
酒気帯び運転:警察へ免許更新に 現行犯逮捕
横浜死傷事故:飲酒の容疑者、子供を病院へ連れていく途中
裁判員裁判:初の危険運転致死罪、被告に懲役14年 千葉
メッセージ展:被害者遺品に受刑者も涙 東京・立川拘置所

再診料690円で統一=診療所引き下げ格差是正-中医協(時事通信)
<厚労省>医薬品行政に監視組織…有識者会議が提言(毎日新聞)
小沢氏、改めて形式的なミスを強調(産経新聞)
都内で火災相次ぐ 男性2人死亡(産経新聞)
再診料690円で統一=診療所引き下げ格差是正-中医協(時事通信)