民主党の小沢一郎幹事長は11日夕、石川知裕衆院議員が離党届を提出したのを受けて、党本部で記者団のぶら下がり取材に応じた。小沢氏は石川議員について「実質的な罪について責任を問われているわけでもない。収支報告書のミスに関して、責任を問われているということだ」と述べ、改めて「形式的なミス」を強調した。
詳報は次の通り。
「えー、先ほどここにおられます三井(弁雄)道連代表が、石川議員の離党届を本人から依頼されて、私のところへ持ってまいりました。えー、ま、本人の決断であり、党をはじめ、みなさんにこれ以上、ご迷惑をかけたくないという気持ちであろうと思いますので、素直に、それを受理をしたというところです」
--今回、党の方から積極的に処分をする時間は十分あったと思うが、自主的に離党届を待った理由は
「待ったというわけではありませんけれども、まだそんなに(起訴から)たっていない、日にちたってないわけですから、それとですね、えー、彼が今、問われている責任というのは、国会議員の職務、職責、権限に関連して、その責任を問われているわけではありません。それから、起訴理由を見てもらってもお分かりの通り、内容についても、不正なお金をもらったとか、脱税したとか、そういう実質的な罪について責任を問われているわけでもありません」
「要は私の事務所におりましたときに、その、収支報告書のミスに関して、責任を問われているということでございますので、その意味において、私どもの方から、積極的にこちらの側から、離党等のことをはたらきかけるのではなくして、本人自身の決断によって、本日離党をするという届け出を受理したと、まあ、いうことです」
--党の方では処分に値しなかったという判断か
「処分に値する、しないじゃなくして、彼自身の本人が、迷惑をかけるので離党するという決断をしたということですから、その決断を素直に受け取ってやればいいのじゃないかと思います」
--一連の政治資金をめぐる事件は、今回の石川議員の離党で一区切りついたという認識か
「一連ちゅうのは?」
--まあ、陸山会の事件はじめ…
「それだけじゃないでしょ」
--まあ、昨年からはじまり。はい。
「うーん。だから離党でけじめうんぬんという話じゃなくて、もちろんけじめ、本人自身のけじめであることは間違いないですけれども、今、説明したでしょ。国会議員の職責、権限、職務等についてその責任を問われているわけではないと。内容につきましても、起訴理由についても、おー、不正なお金もらったとか、あるいは脱税したとか、そういう実質的な罪についての責任を問われているわけではないと」
「収支報告書の事務的ミスについての、責任を問われておるということですから、本人が、今日の段階で、でもう、こないだからまだ、3、4日、4、5日しかたってないわけですから、この時点で本人がそういう決断をしたということを素直に受け止めればいいのではないかと思います」
--国会議員になる前の形式的なミスと話しているが、そうであるならば、離党を慰留する考えはなかったのか
「いやあ、そりゃあ、マスコミをはじめですね、これだけの、いい悪いは別にいたしまして、大きな騒ぎになったわけですから、そういう意味での、本人が、これ以上、党や仲間の皆さん、また国民有権者の皆さんにご迷惑を及ぼしちゃいけないというふうに本人自身が決断したことでございますので、自分としてはそれを素直に受け取ってあげていいんじゃないかと、そう思います」
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詳報は次の通り。
「えー、先ほどここにおられます三井(弁雄)道連代表が、石川議員の離党届を本人から依頼されて、私のところへ持ってまいりました。えー、ま、本人の決断であり、党をはじめ、みなさんにこれ以上、ご迷惑をかけたくないという気持ちであろうと思いますので、素直に、それを受理をしたというところです」
--今回、党の方から積極的に処分をする時間は十分あったと思うが、自主的に離党届を待った理由は
「待ったというわけではありませんけれども、まだそんなに(起訴から)たっていない、日にちたってないわけですから、それとですね、えー、彼が今、問われている責任というのは、国会議員の職務、職責、権限に関連して、その責任を問われているわけではありません。それから、起訴理由を見てもらってもお分かりの通り、内容についても、不正なお金をもらったとか、脱税したとか、そういう実質的な罪について責任を問われているわけでもありません」
「要は私の事務所におりましたときに、その、収支報告書のミスに関して、責任を問われているということでございますので、その意味において、私どもの方から、積極的にこちらの側から、離党等のことをはたらきかけるのではなくして、本人自身の決断によって、本日離党をするという届け出を受理したと、まあ、いうことです」
--党の方では処分に値しなかったという判断か
「処分に値する、しないじゃなくして、彼自身の本人が、迷惑をかけるので離党するという決断をしたということですから、その決断を素直に受け取ってやればいいのじゃないかと思います」
--一連の政治資金をめぐる事件は、今回の石川議員の離党で一区切りついたという認識か
「一連ちゅうのは?」
--まあ、陸山会の事件はじめ…
「それだけじゃないでしょ」
--まあ、昨年からはじまり。はい。
「うーん。だから離党でけじめうんぬんという話じゃなくて、もちろんけじめ、本人自身のけじめであることは間違いないですけれども、今、説明したでしょ。国会議員の職責、権限、職務等についてその責任を問われているわけではないと。内容につきましても、起訴理由についても、おー、不正なお金もらったとか、あるいは脱税したとか、そういう実質的な罪についての責任を問われているわけではないと」
「収支報告書の事務的ミスについての、責任を問われておるということですから、本人が、今日の段階で、でもう、こないだからまだ、3、4日、4、5日しかたってないわけですから、この時点で本人がそういう決断をしたということを素直に受け止めればいいのではないかと思います」
--国会議員になる前の形式的なミスと話しているが、そうであるならば、離党を慰留する考えはなかったのか
「いやあ、そりゃあ、マスコミをはじめですね、これだけの、いい悪いは別にいたしまして、大きな騒ぎになったわけですから、そういう意味での、本人が、これ以上、党や仲間の皆さん、また国民有権者の皆さんにご迷惑を及ぼしちゃいけないというふうに本人自身が決断したことでございますので、自分としてはそれを素直に受け取ってあげていいんじゃないかと、そう思います」
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