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お山にお宮がたちました

お山の神様と神社仏閣めぐり

外宮と月夜見宮

2024-12-26 06:28:00 | 神社仏閣詣り
外宮詣りです。


20年に一度、式年遷宮があります。
伊勢詣りを始めたのは、前回の式年遷宮の時からです。

母が、どうしても伊勢にお詣りしたいと言うから、ネットで予約して、強行弾丸日帰りツアーに参加したのがはじまりでした。



朝の5時前集合で、バスに乗って内宮と外宮のみをお詣りして、夜中の0時過ぎに帰高。
そんなツアーでしたが、それはそれで大満足していました。



前回の式年遷宮の後、数年間はツアーに参加していましたが、その後、自分の車で行く事を覚え、自由になり、伊勢もかなりまわりました。
こうして、まわっているうちに、神社参拝にすっかりはまっていきました。

伊勢詣りが、神社好きになったきっかけでした。



何なんだろう、この清らかな空気感は。。
そんな事を感じ、全国津々浦々、神社参拝を続けてきました。
男性的だったり、女性的だったり、力強かったり、優しかったり、神社の醸し出す空気は神社ごとに違っています。





車で来るようになった数年後に、こちらの月夜見宮を発見しました。

内宮近くの大水神社や、伊雑宮の近くの佐美長神社を見つけた時のように、何故こんなに近いのに気付けなかったんだろうと、月夜見宮を発見した時も思いました。

どちらかというと、人の溢れる神社より、ひっそりしていて、静かな神社が好きです。



姉の旦那さんは月夜見宮が伊勢では一番好きだとか。。



私も月夜見宮が大好きで、崇敬神社として、お札を買って神棚にお祀りさせていただいたりしています。



月夜見宮では、優しい神様の氣を感じます。
よく来たね。。。と迎えてくれるような感じです。



三重県から、高知までは、車で7時間くらいかかります。


また来ますねと言って、帰路に着きました。



内宮末社 大水神社

2024-12-24 09:22:00 | 神社仏閣詣り
大水神社は、伊勢神宮内宮の摂社です。
内宮から歩いてすぐの所にあります。
ずっと気付かず、今年はじめてお詣りさせていただきました。

お山開き、神開きがひと段落ついたからか、今年は神様から、こちらもおいで、あちらもおいでと云われているかのように、色々な気付きや発見がありました。


御祭神は五十鈴川辺の山の神である大山祗之御祖命(おおやまつみのみおやのみこと)で、伊弉諾命の御子神です。

倭姫命が定めたと伝えられます。



この御神木に圧倒されてしまいました。
光の関係か、何とも美しいのです。
そして、凛とした空気に一面が包まれていました。
楠の大樹が社殿をおおい、森厳な社域となっています。



大山祇神にご挨拶です。
大山祇神様、大好きです。
10年以上前から毎年、内宮にお詣りしていたのに、こんなに近くにある大水神社に気付かないなんて、津野山のお山の神様が整ってからいらっしゃいと云われたのかもしれませんね。



今年は、あれっ、あそこにも鳥居があるよ。という感じで見つけたのでした。

本当にお詣り出来て良かったです。
厳しくもあり、力強く、優しい気を感じました。



皇大神宮末社の川相神社(かわあいじんじゃ)

祭神は細川水神(ほそかわのみずのかみ)
川の神として伝えられ、倭姫命が定められたようです。

皇大神宮末社熊淵神社


祭神は新川比賣命(にいかわひめのみこと)
多支大刀自神(たきおおとじのかみ) 
石清水の守り神と伝えられます。



毎年、何かしらの発見はあるのですが、今年は凄すぎて、感動の連続でした。




瀧原宮と内宮

2024-12-23 07:55:00 | 神社仏閣詣り
瀧原宮近くのホテルにここ数年泊まっています。
なので、遙宮と云われる瀧原宮を、毎年お詣りしています。
この日は早朝参拝。日の出前。


ひとり参拝者が来たので、そのあとに続きました。
早朝参拝は、人がいないこともあり、清々しいです。瀧原宮も、大好きです。


そして、この時期、鳥居の真ん中から上がるというご来光を拝みに行きました。


7時半過ぎ、内宮の鳥居の間から、太陽が昇ってきました。美しいですね。


五十鈴川には、白鷺がいました。
最近、神社仏閣に行くと、よく白鷺に遭います。


外宮の神馬さんは何度かあったことがありますが、内宮の神馬さんは、はじめてです。



荒御魂を祀っていると云われるところから、優しい光が注ぎ込んできました。




今年もお詣りさせていただきありがとうございました。




また、来ますね。




佐美長神社と伊雑宮

2024-12-22 06:55:00 | 神社仏閣詣り
伊勢詣りを始めて、数年たった頃、外宮、内宮からかなり離れたところに伊雑宮があることを知り、どうしても行かなければいけないと思い、訪れたのがおよそ8年くらい前のことになります。

はじめて、伊雑宮に訪れて感動して、車で行くようになってから、その後何回も訪れました。
けれど、こんなに近くにある佐美長神社は訪れたことがなく、内宮の別宮で伊雑宮の所管社である佐美長神社を、今年たまたま知り、お詣りすることにしました。


佐美長神社・佐美長御前神社を所管する伊雑宮との間はおよそ800mほど離れており、この伊雑宮と佐美長神社を結ぶ道を「御幸道」(ごこうみち)と言い、かつて神が両神社を往来したと伝えられています。

境内にある佐美長御前神社は4つの社から成り、伊雑宮の所管社5社のうち第2位から第5位であります。

明治4年(1871年/1872年)に「佐美長神社」に改められるまで、大歳宮(おおとしのみや)、穂落宮(ほおとしのみや)、飯井高宮(いいのたかみや)、神織田御子神社(かむおたのみこのやしろ)などさまざまな社名が用いられていたようですね。



祭神は大歳神(おおとしのかみ)。
穂落伝承に登場する真名鶴が大歳神であるとされる。
ほかに「大歳神」はスサノオの子であるとする説、伊佐波登美神またはその子とする説、穀物の神とする説が出されている。
「大歳神」の名の由来は、「穂落(ほおとし)が大歳(おおとし)に変わった」とする説と、
「鶴が長寿を象徴することから、多き年が転じて大歳になった」とする説があるようです。



大歳神、素戔嗚尊の御子神なのかな。

伊雑宮の外宮だと考える住民もいるようです。
内宮、外宮からも離れており、伊雑宮よりも知られてないからか、訪れた時は誰もいませんでした。
素敵な空間にうっとりとして、佇んでいると神風が吹き、何とも美しい光をみせてくださいました。

垂仁天皇27年9月、倭姫命一行が志摩国を巡幸中、1羽の真名鶴がしきりに鳴いているところに遭遇した。
倭姫命は「ただごとならず」と言い、大幡主命と舎人紀麻良を派遣して様子を見に行かせた。
すると稲が豊かに実る田を発見、もう1羽の真名鶴は稲をくわえていた(「くわえて飛んできてその稲を落とした」とも)。
倭姫命は「物言わぬ鳥すら田を作り、天照大神に奉る」と感激し、伊佐波登美神に命じて抜穂(ぬいぼ)に抜かせ、天照大神に奉った。
その稲の生育していた田を「千田」(ちだ)と名付け、その傍らに神社を建立した。
これが伊雑宮であり、真名鶴を「大歳神」として祀ったのが佐美長神社である。



感動で涙が出そうになりました。
お宮の復興にひと段落つき、やっと辿り着けたような感覚。
ずっとこの地にいたいと思いました。

その後、伊雑宮へ向かいました。


伊雑宮も、大好きな素敵な神社です。
人が溢れる神社より、ひっそりと静かな神社が好きかも。





伊雑宮の稲穂🌾を加えた真名鶴。
素戔嗚尊の御子神だなんて、想像するだけでも幸せな気持ちになりました。

※写真には、一切の加工はしていません。。




金剛證寺

2024-12-19 06:41:00 | 神社仏閣詣り
お伊勢参らば
朝熊かけよ
朝熊かけねば片参り


こんな唄があるのですね。。

毎年お詣りに来ているのに、今まで訪れたことがありませんでした。
今年の伊勢参りは発見の連続で、不思議な感じがします。


伊勢神宮を訪れた後にこの場所を訪れることが推奨されているとか。
伊勢神宮の鬼門を守る寺のようです。

 
美しいところです。
空海さん縁の地。

丹生都比売神社の太鼓橋みたい。






こちらが金剛證寺、奥の院。


そして、八大龍王が祀られているという山へ、こちらから登ってみることに。。


山道の散策は、その先にどんな空間が広がるのだろうかと、嬉しくなります。


そして、歩くこと20分くらいで到着しました。
気持ちの良いところです。


朝熊ケ岳山頂。


今年の伊勢詣りは、いつもと全く違うルートを走り、発見と感動の連続でした。