飛行雲

睦月２１日　日曜日で休み、見上げると飛行機雲が真っ白い尾を引いてぐんぐん伸びていた。

冬空に　ぐんぐん伸びる　飛行雲

今時の娘

睦月２０日　電車の中で、僕の目の前の人が降りた、すると、隣にいた若い娘が僕を押しのけて座った。

年寄りを　押しのけ座る　娘かな

時雨あび　ほろ酔い気分で　帰る道

途切れそうな一句

睦月１９日　今日は俳句がぜんぜん浮かんでこないまいりました。

途切れるか　なかなか浮かばぬ　その一句

久しぶりの雨

睦月１７日　今日は久しぶりに小雨が降った。

久しぶり　小雨をあびて　青菜冴

電車の中まじめにマンガを読む大人が何人もいた。

いい大人　まじめに読むか　マンガ本

憐れをさそう地蔵さん

睦月１８日　今日は週休、雨上がり、神社のところにある赤頭巾をかぶった地蔵さんがまだ濡れていて憐れをさそった。

雨に濡れ　憐れをさそう　赤頭巾

あっと言うまの正月

睦月１６日　正月もあっと言うまに過ぎさった。

お正月　あっと言うまに　逃げて去り

陰にひかる目

睦月１５日　月曜日

常夜灯　陰にひかるは　猫の目か　

鮮やかな富士

睦月１４日　今日も日曜日で休み、少し風はあるが良い天気だ、富士山が良く見えるかも。

地蔵越し　霊峰富士が　鮮やかに

洸る川　鳥が舞い　水踊る

見えぬ富士

睦月１３日　土曜日で休みいつものコースを散歩する。今日は天気も良いので富士が見えるかと思ったが？

見えしかと　望めど見えぬ　富士の山

少し歩いて行くと、まだらな鷺が舞い降りた。

舞い降りて　ひなたぼっこの　まだら鷺

鯉を放す釣り人

睦月１２日　今日は代休で休み、久しぶりに別コースへ散歩した。釣り人が大きな鯉を釣り川に放すのを見た。

冬の川　緋鯉を釣りて　放すかな

授業中誰一人いない校庭で静かに遊ぶ鳩の群れを見た。

校庭で　静かに遊ぶ　鳩のむれ