新しい白いシャツ

新しい白いシャツを着ると身も心もぴしっとします。そんな感じが大好きです

「銀河劇場」で「ロールシャッハ」観てきました

2010-11-20 15:33:43 | 映画 演劇 ライブなど
夕べは大学生の姪に誘われて演劇を観てきました。
天王洲アイルの「銀河劇場」、わーお!なんてすてきな響きの劇場でしょうか。
なんでも、姪が、大、大、大好きという、小林賢太郎という人の作品らしいのです。
ちょっと調べてみました。
小林賢太郎と、片桐仁のふたりで、ラーメンズというお笑いコンビなのですね。
万人受けする笑いというよりは、ちょっとシュールな笑いのようです。
ふたりは多摩美術大の版画科出身だそうです。なるほどなるほど。
別々に演劇活動もしているようです。
小林賢太郎プロデュース(KKP)としての7回目の作品が今回の「ロールシャッハ」なのでした。
「銀河劇場」は若い人であふれていました。
若いけれど、なんだろう、全然ちゃらちゃらしていないけっこう落ち着いている感じがしました。
出演者は4人だけ。
いったい誰が小林賢太郎さんなのかもわからないまま、話はポンポンとテンポよく観てる人を飽きさせる間もなく進んでいきます。
観客は、ほぼみんな小林賢太郎さんのファンなのでしょうから、ちょっとした笑いも見逃さず、ちょっと笑い過ぎってくらい笑っちゃうのです。
そのあたりは少々ついていけない感ありましたが、話の展開もいろいろな工夫があって最後までとても面白かったです。
最後のカーテンコールも観客のみんなが納得するまで、6回くらいやっていました。
そこでやっと、小林賢太郎さんが、誰だかわかった私、一番、らしくない人でした。
でも、すごく納得しました。
観終わって駅までの道で、姪はすっかり嬉しくて舞い上がっていて、「このまま走って品川までいかれそう!」と叫んでいました。
若いっていいなあ!
面白い世界に誘ってくれてありがとう。