にゃんこさんの日記

日々、感じたこと、考えたこと。

錦織選手は、出雲弁?

2014-09-14 13:10:48 | 日記
昨日、テニスの錦織圭選手が、全米オープンテニスで準優勝と言う快挙を成し遂げ、日本に錦を飾って帰国した。

記者会見も行われた。

このところ、大活躍の錦織選手のインタビューを、良く聞くが、つい頬が緩んでしまうのが、彼の話し方だ。

錦織圭選手は、島根県松江市乃木の出身。

島根県でも、松江、出雲を中心とした県東部の出雲地方は、出雲弁の地域だ。

何を隠そう、私も松江市出身なので、実家に帰ると、出雲弁炸裂だが、現住の関西の地では、自動的に出雲弁は、引っ込んでしまう。

なので、錦織選手が、故郷を離れて10年以上になるのに、堪能な英語の傍ら、日本語でしゃべる時は、

イントネーションや訛りに、出雲弁が色濃く残っているのに、それを何の躊躇いもなく、公の場で語っておられることに、同郷人として、尊崇の念を覚える。

故郷を離れて長年になると、日頃のニュース等で、故郷を思い出すものに出会うことほど、嬉しいことはない。

松江市出身と言うことで、以前から応援していた錦織選手が、日本のみならず世界で有名になった。

しかも、その地元の松江での応援の様子が、テレビに映し出されると、私の想いは、故郷の松江を恋しく思う。

正直、錦織選手が喋る度、「あっ、また出雲弁」と思って笑ってしまうが、故郷の言葉を、素のままに語っている彼は、きっと真っ直ぐな人なのだと思う。

他の記事で、「日本に帰って食べたいのは、お魚。今で言うとノドグロ」ともあったが、山陰沖で捕れる魚は美味しいし、高級魚になってしまったノドグロも、まだ松江のスーパーで購入出来る。

煮付けが旨いんですよ(^^)v

私は、松江の旧市内。錦織選手は、松江駅と玉造温泉駅の間の乃木で、余り人口密集地ではない。

でも、昨日の会見で、「うちは、田舎だったから」と言う言葉が出たのには、おいおい、と思った。

曲がりなりにも、松江市は島根県の県庁所在地。

歴史を辿れば、元総理の若槻礼次郎先生、スポーツ振興に貢献した、岸清一博士。

芸能人では、錦織選手の小学校の先輩だった、俳優の佐野史郎。

他にも、NHKキャスターだった福島敦子さん、大リーグのイチローの奥さんの福島弓子さんなどを輩出している。

確かに、松江は、今でも、城下町としての観光産業が主で、中心部は少子高齢化で、昔賑やかだった殿町、京店、竪町などの昔ながらの店舗が廃れ、まるで死んだような街になっている、と思うこともある。

一方、島根大学の辺りの学園通りや、それこそ錦織選手の実家に近い?、田和山と呼ばれる辺りは、大型店やお洒落な店が沢山出来ているようだ。

とにもかくにも、今回の錦織選手の活躍に、松江市民が一体となって応援し、「松江の星」と、誇りに思っていることだと思う。

そして、松江市民、島根県民の証である「出雲弁」を大切に持ち、使っておられるように思われる錦織圭選手。

甘いマスクと並外れたテニスの才能、英語力には、タジタジするが、身近な出雲弁らしきアクセントやイントネーションで語っておられることに、とても親近感を感じる。

これからも、同郷人として、目が離せません。応援しています
\(^o^)/

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