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天空海闊

冬の郷愁

昭和も遠くなりにけり

それでも歳時期を見たりすると
過ぎ去った日々が昨日のように甦る

これまで少し引用していたYピエロさんの
短冊などを少しずつ載せたいと思う


○ 冬





身体が衰えた中での作
途中….古備前立て….であろう

春は近いとはいえ
まだ冬の最中
やぶつばきを壺立て
雪かきはまだしばらくは続くであろう

寒の戻りが強い今年にピッタリな句である







千両を題材にしたもの二作
季語は冬であり
なんとか間に合った

千両が または千両の
その後半
栄枯盛衰ものがたり
紅(赤い実)が昔を物がたり
とある

寒さに関係なく実を付ける姿は
ある種の不変の象徴であり
人の歴史を超越した存在である
その視点から言えば
人に何を伝えてくるだろう
人類一般、または個々の人間に対して…

一喜一憂の日常
泣いたり笑ったり焦ったり悩んだり
忙しさのあまり自失することは
誰でも仕方がないものであるが
日々の流れを俯瞰して観ることは
時には必要なのかもしれない

わたしは千両が昔から好きであるが
なるほど 羨望だったのだろう
花言葉を調べ大いに納得 笑








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