じいじのやり方

お風呂で久しぶりにかんちゃんを洗っていたら、

じいじみたいにして！

と言ってきた。

どんなん？と聞いたら

はーくんも加わって、

あのね、きょうはとくべつあらってやろうってゆってからね、
ひざの上にのせてね、
ちんちんからあらうんよ。
あらいたりないとこないかー？って
ゴシゴシしてこちょばいとよ！

と二人で熱弁。



そういうのちゃんと覚えてるんだなー。



わたしも久しぶりに思い出した。


佐世保のじいちゃんが

こっそりたっぷりとかけてくれたかき氷の練乳。

熊本のじいちゃんが

弟を高く持ち上げて東京タワーが見えると

言ってたことや、いつも照れ臭そうに

贈り物をしてくれたこと。

佐世保のばあちゃんと寝る時に

一字ずつ交代で言い合ったおやすみの挨拶。

熊本のばあちゃんがたくさん手間をかけて

いもともちを練って作ってくれた、ねったくり。



たくさんの愛情をありがとう。

私も大切な子どもたちをたっぷり愛そう。

言わなくても好きなことくらい分かるやろ！

じゃなくて、愛情表現をしまくろう！



その時は当たり前だったことが、

今はそうじゃない。

それは悲しいけど、

思い出が、大きな心の支えになっていくはず。



いや、はーくんたちのじいじは

まだまだ元気モリモリですが！

じいちゃんたちのことを思い出すきっかけになったので。


たまに気持ちの仕切り直しができると

心がスーッと楽になるな。