すぐ怒ると、
もうママのこときらい！
だいきらい！
と言うクセが。
訂正はお早めに。
生活の学習で、
学校の人に聞いてみよう、という
インタビューの時間があって、
かんちゃんは迷わず大好きな
校長先生にしたらしい。
5時間目に校長室に行って、
質問できたって。
すきないろはむらさきだって！
あ、そういえば…！
ずいぶん後から思い出したように、
こうちょうしつにいったらさ、
いたんよ！
誰が？
にいにが！
テヘヘと笑う兄。
リラックスしてるとか
ゆってたかな！
兄、昼休みにケンカして、
贅沢にも校長室で、校長先生に
話を聞いてもらっていたと！
校長先生も忙しいんだからさー、
迷惑かけなさんな！
いや、おれが
たのんだんじゃなくて、
先生も暇やけんってさ。
怒…
いやぁ、でもやっぱいいわぁ
校長先生！
心が分かるっていうかね、
心の先生になればよかったんやない、みたいな。
ケンカの話した後は、
ニュースのネタをいっしょに
考えたりしてね。
最高！
お前、校長室とかよう行くな。
パパ、入ったことないわ。
すごかろ？
自慢気…
かんちゃんは、
そういうことやったんやね！
と納得。
母、納得いかねー！！
