かんちゃんは繊細で不思議な子。
怒られると、さらに怒られるようなことをしてしまう。
悲しそうな顔をしながら、悪い子になってしまう。
いいところを褒めてやりたいけれど、
あっちこっちで…
こぼす、散らかす、勝手に触る、大声で話してきーちゃんを起こしたり、おしゃべりの邪魔になる、薬を嫌がって逃げる…
やらかすな〜。
叱られると、反省する前に
悪いかんちゃんが顔を出し、
また叱られるという悪循環。
最近お薬飲むの嫌がるんだよねという大人の会話を聞くと、
お薬飲むの大嫌いなかんちゃんが誕生！
いやだ〜！おくすりのみたくない〜！
逃げ回りながら、こちらを試しているのが分かる。
飲まないとママどうするかな？ 困るかな？ 怒るかな？ 飲んだらご褒美くれるって言うかな？
今日は一度、オッパイ中のきーちゃんとママのところに来て、
お尻を出し、
プッ
とオナラ！
やめてよー、臭い臭い！と笑って返すと、かんちゃんも笑う。
優しいいつもかんちゃんに。
かんちゃんが悪い子なんじゃなく、
かんちゃんが今したことがダメなんだよ、
という伝え方をかなり意識してしてやらないと、
ぼくダメな子、と思ってしまうんだよねー。
最近は、ちょっと待ってね、後でねと
後回しにされることにも傷ついているかんちゃん。
人一倍ひょうきんで、人一倍繊細な息子さんよ！
このまま伸び伸び育ってね！
たくさん牛乳をこぼしながら飲むかんちゃんを見て、
じいじがふと、まだ３つなんやもんな、と。
そうだった、そうだった！
忘れがち！
はーくんと比べたらできないことがいっぱい。
真似してもうまくいかないもどかしさや、
我慢しなきゃいけない悔しさ。
きーちゃんよりはお兄ちゃんだから、
たっぷり甘えることも許されず。
改めて、次男の性恐るべし！
かんちゃんのいいところは、何かがよくできることじゃなく、
面白いところ、可愛いところ。
声が大きくて、騒がしいけど、それをとったら
みやざき家はさみしいじゃないか！
かんちゃんにどれだけ救われてきたか。
何かができるということに照準を合わせると
なかなか褒められることをしてくれない３歳の今、
かんちゃんといると楽しい！
かんちゃん可愛い！
かんちゃんおにいちゃん、優しい！！
をいっぱい言葉にして伝えていこう！
かんちゃん、だめ！
かんちゃん、なんでそんなことするの！
かんちゃん、早よして！遅い！！
かんちゃん、はぁ〜、なんで〜？
こんな言葉やため息ばかり浴びせていたようで、反省反省。
あとは、おかしな行動をしたら、それは傷ついてるサインだから、
まずはたっぷり甘やかしてやろうじゃないか！！
今しかできない甘やかし！
ウザい、キモいと言われるその前に！！
今日は一度、二階に上がって、2人の時間を作ってみた。
二階に誘ったら、最初は何？怒る？と警戒していたかんちゃんだけど、
指相撲して、相撲して、お話しただけで、
喜ぶ喜ぶ！
ママも、かんちゃんにまだまだこんなに必要とされてるんだと嬉しかった。
そんなことを可愛い寝顔を見て思いながら、
明日が始まると…また同じことを繰り返してしまうんだろうな。
でも、言葉にするってとっても大事だと感じる。
たまに落ち着いて考えると、方向転換や仕切り直しができるもの。
1人だと追い込まれるけど、
家族といると心と体と時間の余裕が生まれます。
感謝、感謝！ありがたい。
