私？ないよ。
貸してって言ってくるような友人はいない。
まぁ、人付き合いが煩わしいので、
付き合う人を最小限に留めてるしね。
私の母は、よく人にお金を貸してくれと
言われる人だった。（今は違うので
過去形にしてるけど、母自体は健在よ。）
職場のパートの人や、なんと私や兄の
同級生の母親までもお金を借りに
ウチに来ていた。
借りる時は神様みたいに扱うくせに、
いざ返済となると、地獄の門番、鬼、悪魔
みたいに思ってるんよね。
いや、借りたん、あんたやで。
あるとき、私の友人の母親Aが私の母に
泣きついてきて、母はお金を貸した。
Aは、「このことは旦那に言わんといて」と
何度も念押ししたそうだ。
期日になっても返済に来ず、Aに連絡するも
無視で、腹が立った母は、Aの旦那さんに
言ったそうだ。
すると、
あれだけ無視を決め込んでいたのに、
すっ飛んできた。
「言わんといてって言ったやん！
信じてたのに、見損なったわ」と、
それはコッチのセリフやと思う捨て台詞を
吐いてお金を置いて帰ったそうだ。
それ以来、Aとは縁が切れたらしい。
まさに、金の切れ目は縁の切れ目。
母は、お人好しで情に厚く、もろい。
そんな母の足元を見て借りに来たのかと、
幼心に腹立たしく思ったものだ。
そんな、人にお金を貸したら
戻ってこない、または、いとも簡単に
約束を破ると姿を見ているせいか、
私は人にお金を貸さない。
ましてや、自分が貸してなんて言わない。
身内にお金を貸してと言うのも恥ずかしいが、
友人にお金を貸してなんて、
恥ずかしくて言えない。
大事な人に、お金貸してなんて言えない。
そう考えると、母にお金を借りに
来た人たちにとって、母はチョロイATM
だったんだな。だって、猿芝居で
涙をホロリと見せるだけで騙せるんだもん。
おっと、時間がないよ。
ひとまず、更新！
ではでは、またね！
😊投稿後、おまけの追記😊
💃『銀ちゃん、何で母は人から
よ〜お金貸してって言われるん？？』
『金貸ししてたら、見えてくるもんがあるんや。
ここに金借りに来る奴らは、心のどっかで
“返せんようになったら逃げたらエエんや”て
思ってるんや。何でか言うたら、
ワシらは身内でもない他人やからや。
もっと砕いて言うたら、どないでも
エエやつやってこっちゃ。
これで分かったやろ？KTはんの母親は、
そいつらからしたら、どないでも
ええ存在やっちゅうこっちゃ。
それが現実や。』
💃『銀ちゃん！やっぱりそうか！
舐められてるってことやね！私も
あの人の娘なんで、足元見られんようにせな！』
ではでは、本当にまたねー！
この追記読めた人、超〜ラッキーだよ👏
注）この萬田銀次郎のセリフは
私が作った架空のものであり、
ミナミの帝王とは無関係だよ。
