…と言っても、コメント欄閉じてるから
教えられへんやないかい!って感じですが。
さて。
私は、先日亡くなった愛うさぎマロンの
最期を見届けた。見届けることが
出来た経緯をここに記しておこうかな。
もうお別れが近いとは思ったんだけど、
もし仮に最期を見届けられなくても
それは仕方がないこと。例えば、
家に居てたとしても、寝てる間に
亡くなってしまうことだってあるし。
その日、私は仕事だった。
マロンを病院に連れていく為、
15時に早退しようと予定していた。
それを知ると、私の同僚はこう言った。
「仕事なんか誰でも出来るねん。
しなくていい後悔はしたらあかんで。
可愛がられた方も悲しいのに、
可愛がった方はもっと悲しいはずや!
早く帰ってあげて!」
“可愛がられた方も悲しいのに、
可愛がった方はもっと悲しいはず”
この言葉が私の心に突き刺さった。
同僚は、自分の母親を看取ったので
可愛いがられた方の悲しみを知っている。
確かにそうだ。
15年半も絶え間なく可愛がってきた
マロンだ。最期は腕の中でというのが
私がマロンを迎えたときからの願いだった。
私は上司に12時に早退する旨を伝え、家路を急いだ。
私が帰宅すると同時に、寝たきりのマロンは
パチ!っと目を覚ました。不自由な体を
「待ってた!待ってた!」と言うかのように
懸命に動かした。瞬間的に、最期と察した私は
マロンを抱きかかえ、しっかり腕の中で見届けた。
私は、自分の意思とは無関係に
「間に合った!間に合った!」というセリフを
ずっと繰り返していた。
マロンは、私の帰宅を虫の息で待っていたのだ。
マロンが亡くなった後、同僚は退職した。
マロンが、あの日あの瞬間の為にあの同僚を
事前に用意していたとしか思えない出来事だった。
あの同僚の一言がなければ、私は
マロンを見送ることはできなかった。
とても大きな存在だった。
感謝しきれないほど感謝している。
ではでは、またね。
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