『当日、女の子が来るから、何かあれば
手伝ってもらったらいいよ』
と、ショーを依頼してきたお店の
店長(知人で年配女性)がそう言った。
よかった、女の子がいてくれるなら、
衣装の着替えを手伝ってもらえる。
ひとりだと、結構手間取ったりするので、
女性スタッフがいるのはありがたい。
当日、お店に伺うと、
すでに店長がいた。他に、
年の頃なら62,3の、
大阪のおばちゃんの模範例の
ような従業員が二名が
開店準備をしていた。
どうやら、
女の子は、まだ来てない模様。
ショーまで時間が迫ってきた。
待てど暮らせど女の子は来ない。
イマドキの子は、急に休むことや、
大幅な遅刻でも平気なのだろうか。
まともな世界では生きていけないぞ、
などと老婆心ながら心配してしまった。
そろそろ着替えなとと思い、
店長に、女性はまだ来ないのかと
尋ねてみた。
すると、店長は、
え?もう来てるけど?とでも言うかのように
二人のナニワおばあ達に目を遣った。
『タエちゃん、エッちゃん、
この子の着替え手伝ってやって〜!』
と言ったのだ。
私は、全てを察した。
このナニワおばあ達こそが、
『女の子』なのだ。
もし私が男性だったら、こんな場面は
地獄絵図でしかないだろう。
フーミン(細川ふみえ)とか、そんな
女の子達が出てくるかと想像していよう
ものなら、阿鼻叫喚の世界だ。
日野日出志レベルのトラウマかもしれん。
(ワタクシKT Jacksonは、日野日出志の
マンガを読んで、3日間
食欲不振になった経験あり。
…ダイエットにオススメ、日野日出志!)
岸田今日子や淡谷のり子に
着替えを手伝ってもらうも、
老眼だからホックが見えないだの、
年で手に力が入らないだの、もう〜
てんやわんやのシルバーワールドだった。
【教訓】
年配の言う「女の子」は、
言っている本人の年齢も含む。
ではでは、またね。
✨🍀KT'sこぼれ話🍀✨
まぁ、かくいう私かて、
同年代の人をオバチャンと思って
ないもんなぁ。それの延長だと
思うと、そりゃそうだわなぁ。
いやはや、なかなか
ショッキングだったな。
女の子の定義を考えさせられた。