今日は梅雨の合間の快晴の暑い日であります。
でも里山のこの居間には日陰用のヨシヅの間から気持ちの良いそよ風が入ってきます。
さて、いよいよ梅干し、梅ジュース作りのシーズンであります。
ご主人様はこの時を待っていました。
家の近くに大きな梅の木があるのであります。
かなりの老木のようだが今年も沢山の実を付けた。この木は前の家のおばさんの所有物なのだが、心優しいおばさんは、「好きなだけ取っていいよ」と、ご主人様に言ってくれた。
去年も有難く頂戴し、梅ジュースと梅干を沢山作り、梅ジュースをおばさんにおすそ分けしたところ、とても喜んで頂いた。暑い夏の昼下がりには、冷えた梅ジュースを飲むに限ります。
というわけで、昨日の朝、ご主人様はさっそくカゴと竹ざおを持って梅を取りに行った。
そしてものの30分で、梅をカゴ一杯にし、意気揚々と引き上げてきた。
ハカリで計ったら9kgあった。
梅ジュースを5kg、梅干を4kg作ることとして下ごしらえをし、梅干はこのようにタルに漬けた。
梅ジュースは、梅を一晩冷凍し(この方法は里山移住大先輩の奥様より教示頂いた)、今朝、このように瓶詰めにした。
さてこれでひと安心である。
ところで去年作った梅干のことであるが、初めてにしては良くできたのではないかとご主人様は思っている。
蜂蜜入り梅干を作ったのだが、母上も「うまいうまい」と食べてくれる。
里山で取れた果実を手作り加工するのは、原石を磨いて玉にすることに似ている。
試行錯誤なるも創意工夫の努力をすれば必ず旨いものができる。
自分の好みの味に仕上げることができる。
そこが手作りの醍醐味だ。
さて、今年の梅干と梅ジュースの仕上がりはどうなるかな・・・・・