「アシャラド・ヘットの話の続きじゃ!」
アシャラド・ヘット、彼と同郷のアナキン・スカイウォーカーはパダワンの頃からの友人であり、良き話し相手とし、互いの秘密を交換していた。
アシャラドはアナキンに自分が純粋なタスケンでないことの告白し、アナキンはアシャラドに母を殺された怒りに負けて、タスケンの部族を皆殺しにしたことを告白した。
お互いの暗く辛い秘密を分かち合った同郷のジェダイをアシャラドは大切に思っていた。
サルーカマイでオーダー66を辛うじて逃れたアシャラドは、故郷タトゥイーンに身を隠す。そこである事実を知り、愕然とする。
アナキンが殺したタスケンの部族は自分の部族だった。
「なんと皮肉なめぐり合わせじゃ」
彼は再びタスケンレーダーとなりタスケンの訓えに従い、タトゥイーンに住む移住者の村や水分農場を襲撃しタトゥイーンからの排除を目指すと同時に帝国軍とも闘争を重ねる。
しかしオーウェン・ラーズという男の水分農場を襲撃しようとした際、
同じジェダイのオビワン・ケノービと再会する。オビワンに襲撃をやめるように諭されるが、既に部族の長となっていたアシャラドは、それを拒み、一騎打ちの決闘となった。
戦いの末、アシャラドは腕を切り落とされ、また負けたことにより部族を追放される。
「タトゥイーンを追放された彼は、更なる残酷な事実を知ることになる。
ジェダイを殲滅したシス卿、ダース・ベーダーがアナキン・スカイウォーカーである事実を!」
友人がダークサイドに落ちるのを止められず、オーダーの壊滅に自分が加担したと感じたアシャラドはジェダイを捨て賞金稼ぎとして生きていく道を選ぶ。
「彼は、その後さらに数奇な運命を辿ることになります。」
「どんな運命じゃ?」
「また、それはまた機会があったらにしましょう。」
「なんじゃ、けち臭いのう!」
「・・・・・」
おしまい
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