ニュータイプ・Maru 惨

ニュータイプとは普通でない人をさす。(C)成井紀朗 ニュータイプアインケンシュタイン

6インチタイヤは内装変速機の夢をみるか(1)

2007-08-31 15:03:18 | ハンディバイク
さてこのブログも閉鎖後半年が経過しまいました。
mixiに活動の場所を移していたのですが、今回、クランク交換の参考にしていただくため一部復活となったのですが、blogを見直してみるとmixiよりも表現力が数段すぐれており、判りやすいなぁと感じてしまいました。
mixi日記でちょっとフラストレーションたまっておりますので、今回ちょい復活ついでにやり残したことをやってみようと思います。


え~とタイトルのとおり、HandyBikeに内装変速機を組み込んだときのことを書こうと思うのですが、第一回目は変速機を意識するようになった契機について書いてみます。

ワタシがHandyBikeをヤフオクで購入したのが2005年の5月頃でした。
当時のHandyBikeは蝉時雨さんのブログ、なにがし某さんのページ、田島製作所さんのページなどでカスタム例やカスタム方法が紹介されており、まだまだ現役バリバリでした。
ワタシもこの影響をモロに受けて、購入と同時にクランクやチェーンリングを交換しました。
ところが、このときはショップとかあまり知らなかったのでチェーンリングは簡単に手に入るタイオガ製の54Tにしてしまったんですね。
HandyBikeの場合、チェーンリングの相性問題というのがありまして、偶数コマで使えるのが53T、55T、58Tと言われており、それ以外は奇数コマとなってしまうのです。
でもって54Tだと当然奇数コマ・・・調べてみると半コマジョイントというものを使って奇数に調整するようでしたので、それを買いにいったのですが、ショップの人によると、半コマジョイントは走行中外れると危ないというので、全部が半コマでできている昇龍チェーンにして解決しました。



この昇龍チェーンなんですが、重い、そしてガラガラと轟音が鳴り響くという欠点がありまして、通常のチェーンにしたいと考えたのが、2005年の10月頃でした。
そして作ったのがこれ、チェーンテンショナーです。



このテンショナーによって、シマノの8速用HGチェーンを使えるようになったため、音も静かになり、オマケにペダルも少し軽くなりました。
しかしながら、これにも欠点がありました。
このテンショナーですけどアームが約10度ほど可動するため、走ってる最中にギャップなどでショックを受けると一瞬テンションが抜けてしまい、歯跳びが発生することが多発しました。
歯跳びしないようガッチリとテンションをかけるとペダルが重くなる。テンション緩めればば歯跳びが発生するという状況を改善するため、テンションを下側でなく上側にかかけるよう、アームとプーリーの追加を行いました。



これをベースにこの後4ヶ月くらい改良を重ねていくのですが、このアームの可動によって蝉時雨さんのように、フロント手動架け替え2段変速ができるようになりました。(6T差くらいまでですけど。)



ただ、フロント2速を意識するとものすごくチェーンラインに無理をかけてしまうし、いちいち変速するたびに2,3分もかけるわけにはいかないので、結局フロント2段は止めることにしました。
とはいえ、これで変速機のことを諦めた訳ではありません。
変速するならやっぱりリア、外装はディレイラー装着するスペースが無いので内装変速機を付けようと決心しました。
6インチに内装変速機という組み合わせなのですが、輪天堂さんがインター7を組み込んだ記事も公開されていたので完全に無理な話では無いはずです。
こうして2006年2月の終わりごろから内装変速機プロジェクトがスタートしたのです。

(2)へ続く