日々の出来事

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バンナ悲願Vへ「ハーリック氏と歩んで行く」=K-1試合後コメント

2010-04-04 06:43:53 | 日々の出来事
 2010年のK-1ワールドGPシリーズ開幕戦が3日、神奈川・横浜アリーナで開催された。

 第3試合ではジェロム・レ・バンナが、新世代のタイロン・スポーンと対戦。1Rに豪腕パンチで幸先良くダウンを奪ったバンナは、最終ラウンドに失速して攻め込まれたものの、これを耐えて判定勝利。今年から「かつては敵対していたこともあった」というトム・ハーリック氏に師事しているバンナは「新しい1年を始める上で勝てて非常にうれしい」と喜びを語ると、「今はもうわだかまりはないので、これからともに歩んでいきたい」と、悲願のGP王者へ意欲を燃やした。

 一方、最終ラウンドの猛攻で逆転勝利も予感させたスポーンは「1Rで右拳を骨折してしまった」と明かした。

 以下はバンナ、スポーンの試合後コメント。

■バンナ「これからはハーリックとともに歩んでいく」

――試合の感想をお聞かせください

 トレーニングのスタンスを変えまして、これまでとは違う練習をしてきました。新しい1年を始める上で勝てて非常にうれしく思っています。

――対戦相手についてはどのような印象を持ちました?

 非常にスピードとテクニックのあるいい選手だと思います。

――スポーン選手は骨折していたらしいが、気づきました?

 まったく気づきませんでした。

――新しい環境で練習をしていたそうですが、今日の試合でその成果は出ました?
 
 新しい環境で練習することによって、さまざまな部分でプラスになりました。新しいチームメイトと家族みたいな関係になったし、新しい自分が出せたのではないかと思います。
 
――今年はどんな一年にしたいと思います?

 今日いい結果が出たので、すぐに車を買い直して、アムステルダムに住んで練習したいと思います(笑)

――ハーリック会長との2ショットは昔では考えられなかったと思うんですが?

ハーリック 不思議なものに見えるかもしれないけど、15年前に一緒に練習をしていたことがありました。その後自分のジムにピーターが来たりして、ジェロムは外れてしまう状況になってしまったのですが、コミュニケーションはとっていましたし、今回ジェロムが本気になって自分と練習したいということでしたので、これから3年間K-1の頂点を目指してやっていきたいと思います。必ずジェロムはチャンピオンになれると信じています。

バンナ 過去は過去。これからは前を向いていきたいと思います。今までは敵対することもありましたが、リングに上がってしまえば、やらないといけないことはわかっています。今はもうわだかまりはないので、これからともに歩んでいきたいと思います。

■スポーン「早い段階で骨折してしまって、集中できなかった」

――試合の感想をお願いします

 1Rで右拳を骨折してしまったんですが、エキサイティングな試合を見せられたのでよかったと思います。結果はともあれ、内容的にはいい試合でした。

――骨折をする前はどういう試合をするつもりだったんですか?

 特にゲームプランはなくて、試合の流れの中で相手にプレッシャーを与えていこうと思っていたんですけど、早い段階で骨折してしまったんで、試合に集中できる状態じゃなくて常に痛みが気になっていました。セコンドからは「やめるか?」と言われたんですけど、最後までできたのはよかったです。

――今の状況としては重傷なんですか?

 骨折の程度はまだわかりません。インタビューが終わり次第病院に行って診てもらいます。

――KOのチャンスもあったと思いますが、バンナ選手の気持ちの強さみたいのを感じましたか?

 3Rの途中でKOを取れるチャンスもあったが、片腕しか使えない状態だったので精いっぱいでした。バンナ選手に関しては気持ちの強さというよりか、経験があるがゆえに賢く戦っていたので倒れなかったのではないかと思います。

――けがしたタイミングは?

 自分が出した2発目のパンチで骨折してしまいました。

☆☆☆引用元:Yahoo!JAPANニュース☆☆☆