バグダッド連続テロ ４９人死亡

　【カイロ＝村上大介】イラクの首都バグダッドで６日、爆弾テロが相次ぎ、ＡＰ通信によると、少なくとも４９人が死亡、１６０人以上が負傷した。内務省当局者によると、爆発はイスラム教シーア派住民の多い住宅地を中心に６カ所で発生し、ビル７棟が倒壊。依然多数ががれきの下敷きになっているもようだ。爆発物の多くは、建物の内部に仕掛けられていたという。

　バグダッドでは４日にも中心部の在外公館を狙った連続テロがあり、約４０人が死亡したばかり。全国のテロの犠牲者は今月だけで、すでに１００人を超えた。

　イラク軍報道官は、国際テロ組織アルカーイダ系武装勢力の犯行との見方を示した。イラクでは、先月投票された国民議会選を受けた連立協議の行方が不透明感を増しており、武装勢力は、政治の空白を突いて混乱を引き起こすため攻勢を強めているもようだ。

☆☆☆引用元：Yahoo!JAPANニュース☆☆☆