ごめんね、あぽちゃん。～その後

あぽちゃんの左前足は、びっこをひいたりひかなかったりの状態のままでした。

大事な成長期にびっこなんてひいてたら、足がくるっちゃったりまがっちゃうんじゃないかな。

心配で心配で心配で・・・。

こちらの病院、三軒回りました

それぞれの病院での診断は

①そのままで様子を見ましょう・・・一体いつまで？？？？？

②即手術です・・・え？リスクは？何のために？？？？？

③痛み止めとサプリで１か月ほど見て見ましょう・・・その後は？？？？？


先生の診断もいろいろ。

でも、共通して言える事はグレートデーンを診察したことがない。

だから正直、自分の中で先生の診断に納得がいかなかった。

う～ん。いったいどうしちゃったのかな？

治るのかな？今現在は一体何をしてあげるべきなのか？？？？？

さっぱり分からなくなってしまい、途方に暮れつつあったのですが


ブリーダーさんにも相談して、

結局あぽちゃんの断耳をして下さった先生がかなりの名医で

４０年近くもデーンに関わっており、得意分野は関節全般ということで

レントゲンも送ってみてもらいました。

特に異常は見当たらないけど、とにかく手術だけは今はしちゃダメという指示。

一度見せて下さいとおっしゃる。

ということで、はるばる東京まで行ってまいりました


最悪、すぐに帰ってこれないんじゃないかとも思い、

くーはかわいそうだけどスクールにお願いしてお留守番してもらう。

東京日帰りはさすがにきついので伊豆に宿も予約した。

でも、今回は楽しくない。もう治らんって言われたらどうしようとか、即手術ですとか、イヤなことばかりが浮かんでくる。


早朝４時起床予定。

ぱぱちゃんは緊張してか？興奮してか？３時から起きてＰＣしてたらしい

４時半には家を出発。

東京の病院には９時過ぎに到着


緊張しながら病院内へ入る。

年齢的にはおじいちゃんだけれど、とっても元気な強そうなおもしろい院長先生。

あぽちゃんもなんだかうれしそう。

「とっても性格のいい子だね」といってもらい、あぽちゃんも更にうれしそう

ブリーダーさんから連絡済なので話は早い。

あぽちゃんの歩様をみてもらい、手足肩の関節をこれでもかというくらい触る。

結果・・・

「つきゆびです」

「は？つきゆびって、あの、人間もするつきゆびですか？？？？？」

なんと！たくさんの指をつきゆびしており、それで痛いので足をかばっているうち

に関節にも偏った負荷がかかってしまっていたらしい

我が家の庭は芝生なのでそれも原因にあたるそうな。


予想外の診断結果と大したことじゃないと言うことが分かりいっぺんに力が抜け

なんだか爆笑してしまった

しかも、看護師さん２人であぽちゃんをしっかりと抱き抱え

院長先生が「いくぞ～！あぽちゃん、がんばれよ～」といいながら

力いっぱい指を引っ張る。あぽちゃんの指「ポキっ」って言う（笑）

それをすべての指、してもらった。

それからお注射３種類してもらう。

それだけ。

そして歩様を見てもらう。うそみたいだけどさっきと違う。

足の着き方がまとも。痛いところをかばってない。

よかった本当によかった

一ヶ月後にもう一度診察していただくことと

やはり、まだまだ自由遊びのみでいた方がいいとのこと。

結局特に異常はないと言って頂き、感激

しかし、もしあの時言われるがまま手術していたら・・・

院長先生曰く「たぶん一生歩けなくなってたかもね」だと～

胃捻転のような場合は悩んでる時間はない。

でも、病院探し、病院選びって本当に難しいとつくづく思う。

今のところはたいしたことなくて本当にうれしい。

診察室を出てからの私はずっと笑ってたと思う。気味悪いくらい

これで、気が重かった今回のお出かけが楽しい楽しい旅行に変わったぞ～



さてさて、おかげ様で良い方向へ話が変わりうれしい限りです。

心配して下さった皆さん、本当にありがとうございました。

お礼に男前あぽちゃんのお写真を載せときますんで←いきなり調子に乗り出した私



楽しい楽しいお出かけ編へとつづく