おやじ剣山

知らず知らずに体が変化しているのかも、でも錆びないぞ、
独り言だけど吠えるぞ"!

福島・南相馬にボランティアに行ってきました④

2015-08-16 14:22:42 | 日記

今回ボランティアに参加したメンバーで夕食会(みんなでボラセンの食堂で個々が買ったおかずを回しながらの楽しい会食)後に

「どうしてボランティアに参加しているのか。」が話題になった。

僕はなぜだろう。

「被災地のために少しでも力になりたい。」「被災地の今を知りたい。」

これも確かに

確かにそうである。

でも、それだけではないのでは、今回強く感じた。

うまくまだ自分の中で整理できないけど、

今回のメンバー。全く知らなかった人たち=全国からこのために集まったいろいろな人たち。

小さな到達点だけど、共有して体を動かせる。

ここに来た動機や今までの関わり方(これからも関わり方)などそれぞれに違うけど、一時、想いを共にすることの安心感。

そして、今回、もうひとつ心に残っていることは、被災地の方との交流。

依頼人さんのお父さん、お母さん。

我々への感謝の言葉、そしていつも笑顔を接してくれたこと(休憩のたびに冷たいものをいただいた~!<おいしかった~>

 

自然災害で被災して上に、原発事故。避難、帰れない日々、生活の崩壊、風評被害・・・・

そんな状況に置かれても、まだ人へのやさしいまなざしと声をかけてくれ温かさ。

 

胸がいっぱいになって東京に戻ると、「空虚響きのニュース」が待っていた。

 

原発再稼働                                                                                                           

 

 

 


福島・南相馬にボランティアに行ってきました③

2015-08-13 12:29:31 | 日記

今回で6回目の被災地ボランティア参加だから、ビギナーではないけど、

毎週のように通っている人、自らボランティアバスを出し、ツアーを立ち上げている人などを比べると

まだまだだな~と思うし、

本当に頭が下がるし、教えられることがたくさんある。

 

いつも、若い人たちの参加が多い。

今回も元気な大学生グループや保育士や学校の先生など比較的若い参加者の中に、

「まだまだ体は動きます。」と豊富な経験と技術で仕事を引っ張ってくれたベテランの方々まで

老若男女、とてもよいバランスのメンバーがそろい、

「初めて会ったとは思えないよね。」なんてみんなが口々に話すほど、楽しいチームとなった。

(帰りのバスでカラオケとかやっちゃって、超楽しかった!)

仕事は、依頼者さんの竹林を切っていくというかなりハードなものだったが、

みんなが8月の湿気と暑さと闘いながら、黙々と仕事をしている姿を見て、

(ぼくも初めて使う機械で必死の竹を伐採!)

ここでも涙が出てきた。

 

この国は、政治家や官僚や経済界や労組などだけが作っているのではない。

善良な市民が、つくっている、動かしている、守っている、

ことを強く感じて、自然と涙が流れた。

負けないぞ、

一歩ずつは小さな歩みだし、

僕にできることは、些細なことかもしれないけど、

それらを集めること、つながることで、大きな原動力になっていくことを改めて感じた3日間だった。

 


福島・南相馬にボランティアに行ってきました②

2015-08-13 12:29:31 | 日記

町はあの日のまま、鉄道や駅は封鎖されたまま(復興の予定に向かって進んでいるが)

住民の生活は戻っていない。家にも住めない。

除染も何か中途な感じ(除染の携わっている人、ボランティアの方々は必死でがんばっているが)行政が動いている感じが伝わらない。

 

悲しいし、憤りを感じる街並み。

ボランティアバスの車窓に映る光景にバスは沈痛な空気に支配される。

そんな時、一人の大学生が「あれ、スマホがない!」の声。

まだ、知り合っていないバスの中の人たちが「さっきの所か?」「鞄にあるかもしれないよ。」と声をかける。

「あった!」の報告に、自然と「よかった~」の小さな歓声。

こんな当たり前の光景が窓の外の町にはもうないんだな、って思ったら、涙が出てきた。

当たり前の生活、人々の声を一気に壊して、もう戻さない。  それが原発・・・・・・・

 


福島・南相馬にボランティアに行ってきました①

2015-08-11 19:55:48 | 日記

7日深夜に経ち、土日2日間、福島県南相馬市にボランティアバスで行きました。

 

震災後、南三陸に3回、いわきと山元町に1回ずつボランティア経験はありましが、

福島は初めて行きました。

 

毎年、行っていた南三陸は、瓦礫が撤去され、徐々にですが、復興のかたちが見えて

きている気がしていました。(もちろん、仮設住宅にまだいらっしゃる方々も多く、復興の道半ばです)

 

早朝、ボランティアバスは、南相馬に着きました。

 

そこで見たものは                                    


彼らのねらいがにじみ出た 武藤発言

2015-08-07 18:25:37 | 日記

子供たちは、小中学校で(公立ですぞ、文科省の指導要領のもとですぞ)「日本国憲法の3原則」を学習する。

与党議員が全否定するこの国の怖さ。

でも、大将の安倍首相が

「占領軍の人間によって書かれた憲法をずっと押しいただくというのは、独立国としておかしい。」(03年雑誌「Voice」→朝日新聞より)

と、おっしゃってるのですから、

武藤発言も、大将に認められたい~、ほめられたい~と追従しただけ。

 

この政権は、「基本的人権」も「国民主権」も葬ろうとしているので~す。

本当に怖いです。

もっと、正面からこの問題を扱ってください、マスコミの方々。(無理か、首相と会食しているぐらいだからな)

武藤さん、どんどん発言してください。

麻生さん、「発言は法案が通ってから」は、ズルいですよ~

あんたもどんどん本音はいてくれ~