おやじ剣山

知らず知らずに体が変化しているのかも、でも錆びないぞ、
独り言だけど吠えるぞ"!

映画「海街diary」と自民党憲法草案

2016-05-04 22:43:36 | 日記

映画「海街diary」を観た。

3人姉妹の家に、母が違う妹がいっしょに住むことになる。

その新しい家族になるために、小さいけれど、ささやかだけれど、

大切な日常を積み重ねていくことで、

新しい家族になっていく。

梅干をつける、近くの定食屋さんでアジフライを食べる、

障子をはる、お風呂の虫に悲鳴をあげる・・・・

そんな些細な日常の中で

ある場面は、言うのを我慢したり、ある時はぶつけあったり

新たな家族になっていくのは、

時間がかかるし、心を通じ合わせることによって、

一歩ずつ家族になっていく。

 

一方、


第二十四条
家族は、社会の自然かつ基礎的な単位として、尊重される。
家族は、互いに助け合わなければならない。



婚姻は、両性の合意に基づいて成立し、
夫婦が同等の権利を有することを基本として、
相互の協力により、維持されなければならない。


家族、扶養、後見、婚姻及び離婚、財産権、相続
並びに親族に関するその他の事項に関しては、
法律は、個人の尊厳と両性の本質的平等に立脚して、
制定されなければならない。


これは、自民党の憲法草案である。

家族が国の根本である

家族は、互いに助け合わなければならないって、

家族は最初からあるものではないのだ。

家族は国家に命じられてつくるものではない。

海街の4人も、憲法に書かれるとか、国家から命じられるから

家族になったのではない

家族にならない、家族をつくらない選択だってある

一人ひとりが家族と言う場所に

安らぎや自分がいていい場所を

そこに求めた時に、その場が家庭になり、家族になっていく

 

家族はつくられるものではない

 

つくるものである

 


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