3日目は、洞爺湖に行ってきました。
初日に寄って温泉に入りましたが、火山科学館というのが
どうも気になって、また舞い戻ってきました。
2000年の3月末にあった有珠山の噴火を覚えているでしょうか?
2000年の4月から、私は北海道は美唄という街に2年間住みました。
北海道に行く直前に噴火し、飛行機飛ぶかな?という余計な心配を
一緒に美唄の学校に行った友達としていたことを
昨日のことのように覚えています。
さてさて、洞爺湖の見学です。
まずは火口に行ってみました。火口周辺を散策路に従い見学。
今は火山活動は落ち着いているものの、
噴煙がいたるとこで上がり、硫黄のニオイがプンプンしてました。
写真は元、町道。噴火の起こる前は、平らな道路だったのです。
平らな場所が、最大6mも盛り上がって、写真のように
段差が出来てしまっていました。
近くには、噴火の起きる前まで子供たちの元気な声がしていた幼稚園、
工場、畑、車などが飛んできた岩、石、または地面の隆起などで
メチャクチャになってしまっているまま残され、
自然の猛威を感じることが出来た。
次に火山科学館に移動。火山の仕組み、有珠山の火山活動の特徴などが
勉強できた。有珠山は、必ず噴火前に地震や地面のひび割れ(断層)などで
お知らせをしてくれるんだって。また1901年の噴火の時に
温泉が沸いて、今では有名な観光名所になっているんだって。
洞爺湖に住む人は凄いよ。
20から30年に一度、必ず噴火が来ることが解ってるのに、
噴火で倒壊した家屋を直し、住んでいる。
直したってまた噴火の被害になるかもしれない。
ホテルだって、リニューアルしてもいつ噴火で壊されるか解らない。
でも、自然にいくら叩かれても何回だって、やり直す。
洞爺湖に来たお客様に喜んでもらおうと、毎日花火が上がり、
毎夜、盆踊り、縁日もやっている。
来年にはサミットがここ洞爺湖で行われる。
小さい街なのに、めちゃくちゃ活気が感じられた。
小さな街なのに大都市よりもやる気がある。
本当に凄いことだ。すげーよ本当に。
なんかこの街が好きになった。
子供が出来たら連れてこよう
洞爺湖見学のあとは、室蘭へ。
札幌勤務の時にお世話になった1つ上のY田先輩の家に
転がり込んだ。そして居酒屋で室蘭名物の焼き鳥をご馳走に
なった。焼き鳥の主力とも言われる精肉とサガリが
品切れだったが。
でもめっちゃうまかった、室蘭サイコー