まりえのハチャメチャ奮闘記

日々の出来事を気の向くままに書いていきます。2人と1匹(まりえ&ともぞー&猫のチビ17歳♂)との生活にて。

父 他界

2011年02月12日 21時57分04秒 | 父の病気のこと
2月3日の夜、父が他界しました。

前日の2月2日に肺炎で入院しました。
肺炎自体はそんなにひどいものではなく、約2週間の入院でしょう
と言われていました。

それなのに・・。
呼吸状態が悪くなり、誤嚥性肺炎で他界してしまいました。

日曜日に葬儀が終わり、気が付けばもう1週間が経とうとしています。

この1週間、足(車)がなく、実家に行けていません。
色々な手続きなどのお手伝いもできません。

母と妹が一度、わたしの所に少し立ち寄ってくれたことと
お寺さんへお墓の事で話をしにいったこと以外のことは
ほとんど覚えていません。
覚えていないというか、記憶にないというか、
気づいたら今日になっていました。

ずーっと1人部屋にこもって、父の死を受け入れるのってツライですね。
父との思い出話をするでもなく、
ただただ1人で受け入れていかなくてはいけないのって
辛すぎます。
どう処理していいのか・・。

ふと気づくと、父の元気な頃の写真や動画を見ている毎日です。
動画を見ては涙を流し、受け入れて・・・
そうやって、自分の中の気持ちを整理しているところです。

でも、知らない間に、ストレス症状が出てきていました。
葬儀の翌日から、生理でもないのに、出血が始まったり、
ストレスによる過敏性大腸炎を発症してしまいました。

でも、乗り越えなければいけないんですよね。

母も妹も、一生懸命、
父の死を受け入れようと、
乗り越えようとしているのだと思います。

やっと、明日、父に会いにいけます!

多系統萎縮症と診断されてから約2年でした。
発症したであろう時から約8年でした。

だんご虫状態になった!

2010年06月17日 23時47分56秒 | 父の病気のこと

今日の夕方、トイレから出てきた父は
洗面所の隅っこでだんご虫のように姿勢が丸くなってしまい
動けなくなってしまったようです。

いったい何がおきたのでしょうか!?

多系統萎縮症の父はパーキンソンニズムという症状が出ています。
パーキンソン病に似た症状が出るということですが
今回の出来事は、姿勢異常になるのでしょうか。

調べてみたらこんなことが書かれていました。

「座っていると体が一定の方向に傾く、
といった比較的軽度の姿勢の異常から
体が二つ折りになるように「くの字」にまがってしまう、
あるいは、首を前屈させて起こせない(くびさがり)が起こるような
高度の姿勢異常が起こることがあります。
こうした姿勢の異常は、
体幹(体の中心、背骨の周りなど)の
ジストニアという異常な筋肉の収縮によることがあります。
パーキンソン病そのものによることや、
内服している治療薬の影響であることがあり、
処方の変更で軽快することもあります。」
と。

なんとなく、この高度の姿勢異常がおきたのかなぁ、と勝手に思ってみたりもしています。
でも、数時間もその状態が続くのかなぁ?

結局、父は
母と妹とわたしの女3人に数時間後に救出(大げさw)されたんですけどね。
めちゃくちゃ大変でした!

 


ショートステイ

2010年04月27日 18時28分53秒 | 父の病気のこと
今、実家では、トイレやお風呂のリフォームをしています。
その為、昨日から父は、初めてのショートステイを体験しに行っています。
さてさて、快適に過ごせているのでしょうか?


リフォームの進み具合は・・
トイレは昨日設置されましたが、今日はお風呂の設置。

断水になるようなことは一言も聞いていませんでしたが・・。
昼間、手を洗おうとしたらお水が出てきません。

「おっさん!お水を止めるのなら、先に言ってね!」
と叫びたかったです
ぷち、潔癖症のまりえでした。

食後低血圧による対処法は?

2010年04月17日 20時13分52秒 | 父の病気のこと
昨日は父の神経内科の定期受診日でした。
いつもは母が父を連れて行くのですが
昨日はわたしも付き添っていくことにしました。

以前、食後低血圧による意識消失の対処法を
泌尿器科の先生に聞いたところ、教えて頂くことができず
内科か神経内科の先生に聞いて下さいと言われてしまいました。

内科の先生にも聞いてみましたが
体をゆすって声をかけて下さいとのこと。
えっ!?それだけですか??という感じですね。

なので、今回、神経内科の先生に聞いてみることにしました。

神経内科の先生はこちらが聞いたことに対して答えに迷いがなく
ほぼ即答でジェスチャーを交えて教えてくださいました。

・イスに座った状態で食後低血圧による意識消失が起きたら
 まず、イスからひきずりおろすこと。
・ゆすったりしてはいけません。
・体を起こしたり、頭を上げたりしてはいけません。
・頭をどこかで打つことよりも優先して体を横にしてしまいましょう。
・仰向けに寝かせたら、足は体よりも高くあげること。
・嘔吐などがある時は顔を横に向けるように。
・イスからひきずりおろせない場合は、足だけでも上げるようにしましょう。
 せめて片足だけでもいいから、もう片方の足に乗せてしまって下さい。
と。
・あとは塩分を多目に(1日10gぐらい)摂って下さいと。

普通なら食後低血圧による意識消失が起きても
自然に回復してくるようなのですが
多系統萎縮症の父のように、重度な自律神経障害がある場合は
そのまま逝ってしまうことがあるとのことです。
ほんとに怖いですね

先生!低血圧による意識消失の対処法は?

2010年02月15日 18時15分40秒 | 父の病気のこと

父の体には今、膀胱ろうがあります。
膀胱ろうとは、おへその下に穴を開けて
お腹から膀胱に直接カテーテルを入れ尿を出す方法のことです。
その為、3週間おきに泌尿器科に受診し、カテーテルの交換を行ってもらっています。

この泌尿器科のDrったら・・。

以前ブログで、父がパーキンソン病になった、と書いたことがありますが
CT検査を行ったところ、実は脊髄小脳変性症(小脳萎縮)という病気であることがわかりました。
「1リットルの涙」で」知っている方もいらっしゃるかと思いますが
同じ病気です。
さらにその病気の中の多系統萎縮症という病気であることが判明しました。
難病で進行の早い、とても怖い病気です。

どんどん筋力が奪われていくし、重度の自律神経障害が出てくるし。

で、最近、昼食をとった直後に
父が低血圧による意識消失(失神)を起こしました。
このことを泌尿器科のDrにお話し、
こうなった時の対処法を聞いてみました。

そしたら
「内科か今かかっている神経内科の先生に聞いて下さい」
と言われました。
「はぁ」って感じですよね。

当直で低血圧による意識消失を起こした人を診ることになった場合
そのDrはどうするつもりなのでしょうか。
いちいち内科のDrに電話でもして対処法を聞くのでしょうか。
それとも責任を負いたくないが為に答えなかったのでしょうか。

はぁ~、情けない・・。
もうハチャメチャですね!

今はインターネットがあるので色んなことが手にとるようにわかります。
低血圧による意識消失の対処法もちゃ~んと載っていました。
「頭部を下げて寝かせ、衣服をゆるめ、
顔や頚部に冷たいタオルをあてれば血圧がもどり意識は回復してきます」
と。

父の場合は椅子に座った状態で
「食後低血圧による意識消失」を起こしたので
動かす事もできず
とりあえず呼吸と脈のチャックをしつつ
意識が戻るのをひたすら待ちました。
脈はほどんど触れないぐらいになっていたので
血圧も60台以下になっていたのかもしれません。
10分ぐらいで徐々に意識は戻ってきました。


あと、ネットで対策を調べてみました。

対策としては、
・食前30分~1時間前にカフェイン入り飲料(コーヒーやお茶)を飲むようにする。
・食事はベットで食べ、血圧が下がってきたらすぐ横になる。
・下肢に行く血液を減らす目的で弾性スットッキングを着用すること。
とりあえず、この3点を実行することで意識消失は回避できそうです。


ということで実行させました。
それからは意識消失は起きなくなりました。



弾性ストッキングは履きたがらないし
ベットでの食事は嫌なのか食卓で椅子に座って食事をとっています。
超わがままですよね!
自分の時間をさいて夜な夜なネットで色々調べているっていうのに!
食後、意識がなくなっても放置プレイになるぞ!!!!!
(放置プレイでも意識は戻ってくるので大丈夫だと思いますが・・今は)


先生も父にも困ったもんだ~