質問しよう

今まで本気で片思いしたことがありますか？
その手に触れるまで気付かなかったんじゃないですか？
　

相手が自分を見てくれなくて
ただただひたすら待ち続けたり
距離つめようと近づき過ぎたり
全部ハジメテで精一杯で
何から始めるかわかんなくって
自分を責めたりしてませんか？

　
今まで本気で片思いしたことがありますか？
何かの拍子にふと冷めたりしたんじゃないですか？

そんなもんだったのかと自分を諦め
恋を諦め明日を諦め希望をなくして
なくしたことにすら気付かない
今までの時間をシュレッダにかけ
明日があるさなんて未来に身を任せたりしてませんか？

　
今まで本気で恋をしたことがありますか？
いずれは壊れるものだと知ってても
護り切れますか？護り抜けますか？

今まで本気で恋をしたことがありますか？
今まで本気で恋をしたいと思ったことがありますか？
今まで本気の恋を見つけたことがありますか？

簡単には手に入らない
僕のようなこんな心じゃ……

片隅の希望 君へ

ごめんねって
君は何度心の中で呟いたことでしょう
その気持ち僕が一番知ってる

　

積み上げたものなんて
簡単に崩れる
それはまるでドミノのよう
いとも簡単に

重ねた手の平なんて
何度でも振り払える
でも 何度でも差し延べれる
君が想うなら
　

後悔の片隅に
少しでも希望は残ってるかい？
言葉は取り消せない
修復不可能

何度だって何時だって
想いは伝えれるから さぁ
怖がらないで
再建可能

　

ごめんねって君は
何度謝ったことだろう
気持ちはなかなか伝わらないから


共に築いた友情なんて
たった一言で崩れる
人の心はガラスより脆い
闇に埋もれたり

共に育んだ愛なんて
ほんの少しの時間と距離で
通じあえたりあえなかったり
簡単に壊れたり

　
後悔の片隅に
希望はまだ残ってるかい？
心の大部分を
プラスな思考で埋めればいい

気持ちの真ん中に
君を想う気持ちがあるかい？
さぁ まだ間に合う
君は側にいる

後悔の真ん中に
信じる気持ち育くもう
言わなくても伝わるよ
強く想えば さぁ

視線

君が人のことを話すとき
いつも考える
君は僕をどう思う？
君は僕がキライ？スキ？

君が誰かと話すとき
いつも考える
何に君は笑う？
君は僕がキライ？スキ？

嫌われるのが怖くて
好かれるのが苦しくて

愛して欲しいんじゃない
いつも君を見れたらそれだけで
抱きしめて欲しいんじゃない
いつも君が近くにいればそれだけで

君が何かを見てるとき
気になって仕方ない
君の視線をひたすらに

君が僕を見るとき
逸らしたくて仕方ない
僕の気持ちと裏腹に

僕は君を見るよ
まっすぐただひたすらに
だから信じて

好き

これでも頑張ってる
だから
気付いて

これでも精一杯
だから
もっとこっちに来て

あなたからなら
何だって受け止めるから

僕らのミチ

壊れたユメ
落としたカギ
それらを全部拾い集める
そのための後戻りは
ゼッタイ無駄じゃない

失くしたミチ
割れたカガミ
自分のカタチすら
うろ覚えで頼りなく
トキドキため息ついて

試したタニン
脅したジブン
追い詰めて問い詰めて
後悔したとしても
それも自分だけのタカラモノ

皆何か想って生きてる
皆何か護って生きてる

皆何かにすがって生きてる
　

綺麗なモノが大切なんじゃない
どんなに汚れてほつれてても
人の想いが詰め込まれてるモノなら
どんな真実より大切なんだ

思い出だけがカタチなんじゃない
そんなちっぽけな歴史の思い返しより
君の眼が捕らえてる今　それが
どんな現実より大切なんだ

　
出来上がったユメ
そのためのミチ

それがずっとずっと望んでるモノ

見つけたカギ
それを映すカガミ

それがずっとずっと大切な真実

君に送る

君にメールを送ろうとして
携帯開いて
メールフォルダを開いて
新規作成ボタン押した

　
何打とうかって考えてるうちに
ちょうどいい時間は過ぎてって
いつの間にか
こんな時間にメールかよって
思われる時間になってた

　
おとなしく携帯閉じて
話題ないと不自然だよねなんて
一人で納得して布団に潜る

　

人より勝るとこなんて
ひとつも持ち合わせてないし
これだけは自分の能力なんて
誇れるものもない
　　

君が僕を想ってくれたら
こんなに素敵なことはない
君が僕を想ってくれるなんて
有り得ない話だね

　

君に何か伝えたくて
携帯開いてにらめっこ
結局なんか不自然かななんて
諦めて閉じる

学校では見つめるだけ
かなり遠いところから
誰にも悟られないように
空元気振り撒いて さ

近づいて話してみたいけど
嫌われるのだけ怖くって
何も出来ずに縮まらない距離
遠退かない距離

　

何かひとつでも自慢出来る事
あったらいいのにな
今ひとつだけ思い付く
君を想う気持ち


君が僕を想ってくれたら
こんなに素敵なことはない
君が僕を想ってくれるなら
僕は何にでもなろう

強く強く想い過ぎて
はかなく脆いものになってく

それでも僕は――――――

暗中崩壊 君乃腑愛唄

涙ガ水溜マリニ堕チテ
溶ケテ滲ンデッタ

パタぱた と零れ落ちる
君の結晶が
頬を伝って
温度を失い消え失せてゆく

ひらヒラ と舞い遊ぶ
蝶の羽根と
行く先を見つけられずに
飛ぶ力は限界に達する

絶望ノ淵ニ立タサレテ
引キズリ込マレテク
輪郭ガ時ノ経ツ程ニ
消エ失セテユク

雪のカケラは水に堕ちても
そのまま底に降り積もる夢を見る


ぎしギシ と目には見えない
音を立てて壊れるココロ

ガラがら と耳に聞こえる
叫びをみせ崩れる精神

痛めつけられ
踏みにじられて
生きる希望を失うなだなんて
建前 誰が 受ケ入れ　ル

の ダろウ

あの遠い空近い空

そんなに大きなツバサ広げて
一体何処へゆこうというの？
僕らの居場所は此処にしかない
そんなのわかっているはずなのに

飛び方を変えてごらんよ
青い広い空なんか目標にせずに
僕らの居場所は此処にしかない
羽ばたきを緩めてみて

したいことはツバサの大きさの自慢？
行きたい所は皆より遥か遠い所？

そんなに大きなツバサ広げて
一体何処へゆこうというの？
僕らの居場所は此処にしかない
わかっているなら共に飛ぼう

公園の先

君と私が並んで
帰るようになってから
もう一年も経つんだね 早いね

私が君を呼び出して
告白したこの公園
もうすぐ取り壊しになるみたい　悲しいな

君はそうだねって
寂しく笑った
私には君が何故
笑うのかまだわからなかった


いつもどおりに待ち合わせ
場所はいつものこの公園
次の日もまた次の日も 短いな

肩を並べ歩いて話す
ただそれだけが嬉しくて
君はいつも優しくて 暖かくて

君はどしたの？って
覗き込んだ
私には君が何故
悲しくないのかわからなかった


明日がとうとう
公園の工事が始まる日
君は別れ際にこういったよね

それじゃあまた明日
いつもの公園で
公園が無くなるのは知ってる
さりげない別れ言葉

私たちに明日はない
そうゆう意味？と
私が涙目で聞くと
君は 頷いた

ありがとう さようなら
今まで楽しかったよ

建前の言葉で飾り立てて去った
私の心はからっぽ
涙で満たされてく
それでも私だけの明日は来るから

片翼の天使

傷付けた 君のココロ
失った 君のツバサ

なのに何故
君は笑うの

笑顔の理由
教えてよ


誰よりも 苦しくて
何よりも 哀しくて

それなのに
君は泣かない

悲しんだ顔
見てみたい


君だけが 僕のココロ
君だけが 僕のツバサ

君はもう
知ってるだろう

愛しさ故に
折れたツバサ