アニメについて

アニメの感想をのせていきます

アニメニュータイプ部隊

2004-12-25 13:49:07 | アニメ
僕は古い人間だから、
セックスは特別の行為で、
おおっぴらに、
みだりに、
つねひごろ、
たとえば会社の人とかと『気軽に』
なんてことはできないなぁ。

これは僕の知っている、
アニメーション会社の制作進行の女性の話であるからして、
僕のことじゃないので、
まぁ好き勝手やってくださいなんだけど、

とりあえず僕からすれば彼女は未来人で、彼女からすれば僕は古代縄文人だそうだから、
位置関係のギャップの出来事である。

『日本の』アニメーションはいまや
『日本だけ』で作られていない

日本がやっているのは
アニメのキーポイントである
『原画』を描く作業であり、
原画と原画の間を埋める、
『中割り』のいわば、
『動画』の作業は、
もうほとんどの日本のアニメーション会社は、
海外にだして、描かかせている。

アニメーション会社の制作進行
というお仕事は、
その海外への動画を
円滑に行き来させ、まわさせ、
アニメーション制作に携わっている。

とまぁ
そういうお仕事の女の子の話だが、
動画をまわす海外のひとつに『韓国』があげられる。

現在は、サッカーやら俳優やらで、日本と交流が深い国で、焼肉がうまい、キムチがうまい、男はすぐに発狂するという過激で熱狂的な、『赤。-レッド-』の国である。

そんな熱狂的な国に、制作進行として、
彼女は行ってきた。
行く前に彼女は僕に、電話をよこしたので僕は古い人間だから、
「異国文化の違いはアニメに生かせそうだね。」
とか、
「風景とか写真に撮ったり、絵かいたりしたらおもしろいんじゃね?話も作れそうだな」
とか、
死臭のする演出志望まがいの行為を彼女に助言していた。
彼女も、「そういう」部分は大切にしたい人だったので、はりきってた。

だが、

こんな助言なんてものは、
どっかの壁にかいた粗末な落書きで、

現実の、

肉体を伴った(肉肉肉ぅ!!)

野生の、
獣の血のたぎりに比べたら、
ションベンを引っ掛けて消えちまうようなしろものだったようだ。

制作進行は作画スタッフと
関わりがあります。
一番に、人付き合いが大切です。

韓国のアニメーション会社の人たちとも、なかよくコミュニケーションです。

かたことの英語で、

話を聞いたり、

焼肉を食べたり、

飲み会があったりです。

そうコミュニケーションは大事です。

コミュニコミュニコミュニ・・・・































せっくす!!!










たしかいつだかのバライティー番組で、
『人は出会って二十分あればセックスできる』(だれだったかな、柳なんとかさん?)
という名言を聞いたことがあります。










韓流ブーム到来!!



そうです。
その女の子は見事に『時代の潮流』に乗り、
韓国のスタッフの方の上に乗り、
飛行機に乗り、帰って来ました。







見事です。








そして、僕の言った演出論なんてものは、まったく施されておらず、孤児院送りでした。
帰ってきてから報告の電話があったので、
電話で僕はもう悟りました。
『・・・・セックスで交流を深めるって、
新しいね、素敵だね、
ははは・・・、新しいよ・・・』

すると彼女は

『もうどうにでもなればいいんじゃないのー?あたしにとってはそれがもうどうでもいいことだしー別に死んだわけじゃないしー』

と、
『大』太りで
カバににた顔で、
もじゃもじゃの髪をした彼女は、
猫を抱き、猫毛をたくさんつけ、
胃をわずらっても他人と交流したいと、
その後付け加え
タバコをすいながら、
電話の前でどろどろに溶けていった。

とけて行く途中どちゅうで、
かすかに「イタイイタイ」と
聞こえたが、
僕にはもうそっちの世界は、
地震が起きる前みたいに、
断層の『ずれ』みたいなものができていたので、
何語かすらわからなかった。



それでも、視聴者のみなさんは、
しっかりしたマンガ映画をご堪能できるそうだ。
来年の1月公開だっけ?

二百万部売れた絵本が原作の、
新感覚アニメーション
「あ○しのよ○に」
を何にも思わずに観れるのだから、

僕はそんなニュータイプな視聴者達には
ついていけないなぁ。

あ、そうか、制作側と同じだから、
観れるのか、


ははん、そうしたら僕は、仙人にでもなって、山にこもるしかないなぁ。