ぶどうの木

建築設計、施工

鉄骨工事

2016年01月09日 | 建物の構造
鉄骨工事



鉄骨造

孔あけ加工(ボルト用)

日本建築学会のJASS 6では、高力ボルト用の孔明けは板厚に関係なくドリル明けとしなければならない。パンチによる孔明けはバリがでるので不可とされている。

摩擦接合としない箇所で板厚が13㎜以下の時は、せん断孔あけとすることができる。まくれが生じた場合は、グラインダを使って除去する。

接合面をブラスト処理する場合、先に孔あけ加工をし、次にブラスト処理をする。



鉄骨部材の切断

せん断切断は、板厚13mm以下にします。



ブラスト処理

細かい砂状の粒子を圧縮空気で吹き付けることで、部材の表面の黒皮などを除去する方法。

高力ボルト接合で使われる部材摩擦面の処理に使われる。研削材の種類によってショットブラスト、グリッドブラスト、サンドブラストなどがある。

ショットブラスト 鋼製の丸い粒子
グリッドブラスト 構成の角張った粒子
サンドブラスト 自然の砂


ブラスト処理

ケレン作業 ブラスト1



ケレン作業 ブラスト2 工具の入りにくい箇所




ブラスト状況

















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