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足田家のなぞ

哀しくも楽しい家族の日常

トゥジュー・トゥジューの話

2009-01-31 23:40:25 | おかあさんの部屋

27歳くらいのとき、インドネシアをうろついてたことがある。

バリ島から入って、船で本島に渡って、電車でゆっくり移動しながら
ひと月かけてジャカルタまで行った。一人でさ。今考えるとムチャだよなぁ。

その途中、どっかの田舎を散歩していたとき、道に迷ってしまった。
360度、見渡す限り同じ景色。
乾いた地面、潅木、背の低い植物。
地平線こそ見えなかったけど、丸い地球の頂点に立っているんだという気がして、
転がり落ちそうで、恐くなった。

足元を見ると小さな草が生えていて、
まぁなんてこともない、みすぼらしい草で、
でも私はこの草に名前をつけようと思った。
私の誕生日は7月7日なので、トゥジュー・トゥジューという名前にした。
インドネシア語でトゥジューっていうのは7って意味だったから。
7月っていう単語は知らなかったし。

トゥジュー・トゥジューは私の草で、そのまあるい世界の中心に生えていた。

地球は球体なんだから当たり前だよね。
世界中のどんなものだって地球の頂点にある。すべてのものが世界の中心にある。
だから、これから先、自分の行くところはどこだって、世界の中心なのだということを覚えておこう、とそのとき思った。


トゥジュー・トゥジューと別れるとき、もう二度と会えないなぁって思った。
だって、そこがどこかもわかっていなかったし、
もしもう一度同じところに来れたとしても、
どの草がトゥジュー・トゥジューだか、わかるわけがないもの。

じつはそれがどんな草だったか、もう覚えてないんだ。
きっともう枯れてしまっただろうな。それとも大木になってるかな。
それともその種が広く旅して、とんでもないところで花を咲かせているかもしれない。


なんで突然、草の話をしているのかと言えば、
この間、雑草のせいで号泣したのだった。


朝ごはんを作っている時、突然、

「ああ、子供って、原っぱに生えてる雑草なんだな。」
と思った。

例えば普段、自分の子供をバラだと決めつけていたり、
ヒマワリにしたいと思っていると、
それらしくない葉っぱをちょん切っちゃったり、針金や支柱でそれっぽく整えたり、花の色をペンキで変えようとしたり、匂いがちがうといって香水をかけたりしてしまうだろう。
子供の方も、「あれぇ…わたしユリなのかなぁ?うーん、よくわかんないなぁ。ダメなユリでごめんなさい。」なんてしょんぼりしてしまうかもしれない。

でも本当は、みんな、どんな葉っぱが出るか、どんな花が咲くのか、まったく見当もつかない不思議な雑草なんだよね。

だからまわりは、「おっ、葉っぱが紫だ、なんだこれぇ」とか「うわー、上に伸びるかと思ったらくるくる回転してるぅ」とか、おもしろがって眺めていればいいんだなって、思った。

そして、予想不可能なおもろい雑草という点では、大人だってそうだと。

決め付けたり、型にはめたり、期待したり、がっかりする必要なんてないし、まだまだ自分だってどんなふうになるかなんてわかんないし、でも花の形や実の味なんて遺伝子で決まってるわけだから、おもしろがって育っていくしかないよなぁなんて思ったとき、
なんでかキッチンペーパー顔にあてて号泣しておりました…。


自分でコントロールできることなんて、ほとんどないんだよね。
ムダなものが多すぎるから、心が、いつも忙しくなっちゃうけど、
落ち着いて、心を開いて、深呼吸したら
大切なものだけが自然と見えてくるんじゃないかなぁと、
思う今日この頃であります…。

One Day Shop に参加したよ

2009-01-25 02:04:26 | おかあさんの部屋
1/23にマイミクのkomomoさんの家で一日限りのショップを開きました!
幼稚園ママつながりだったり、ゴスペルつながりだったり、いろいろ知り合いの作家さんたちが集まって、作品を持ち寄ってね。
主に布小物、バックとかお財布とか、あとアクセサリーとかフェルト小物とか編み物、消しゴムはんこなんてものもあった。

もうね、ほんと、すんごくかわいいの。
みんな普段お店に卸してるプロたちだからさ、どれも個性的でレベルは高かったぁ。

そんな中で、私がなにしてたかと言いますと、誘ってもらっちゃったので、こそっと、端っこの方に出店してました。
そんなのはじめてだからさぁ、出すものもないし、とりあえずこことかダレヲくんで描いてる絵をポストカードにしてみたり、謎の木彫りマスコットを作ってみたりした。



これは「ホーリーちゃん」って言うんだけど、これはクリスチャンの友達が話してくれたことがもとになってる。
「ゴスペルうたってると聖霊さま(Holy Spirit)が、わーっといっぱいまわりに集まってきて、見守っててくれるんだよ。温泉みたいないい感じの温度で。」

温泉かぁ。そりゃいいなぁ。
そんで浮かんだHoly Spiritのイメージでこの記事書いたんだ。今回ポストカードもこの絵が一番人気でした。




当日は開店早々びっくりしちゃうくらいお客さんが来てくれて、スタッフ居場所が無いくらいだった!レジも行列で…

時間が経つとだんだん落ち着いてきて、作家さんとお客さんがいろいろ話したり、のんびりお茶飲みながら、作家さん同士、これどうやって作るのー?なんて交流をもてて、ホント楽しかった。

なにがステキって、みんなちっちゃい子供いる上に作品作って忙しいのにさぁ、手作りケーキを持ち寄って喫茶コーナー作っちゃったんだよね。(みんなって…ごめん、私以外の人ね…)



これがまたメチャメチャおいしくってさぁ。
そこいらの喫茶店で出てくるケーキより絶対おいしいんだ。
甘さ控えめでしっとりしてて…
ケーキ専門で参加してた人たちもいて、種類もたくさんあって幸せだったなぁ。


これは私のコーナーのディスプレイです。





しかしkomomoちゃん家って、一軒家でもないし、我が家と同じごく普通の公団の一角でさ、そういう普通の家で店やろうって発想がすごいよね。
普段からかわいい家なんだよね。本人もかわいいしね。ケーキも作りまくってたしね。

なんかがちがうんだよなぁ、私とは。ホルモンのバランスとかかな。イソフラボンが足りないのかな?

まぁとにかく、手作りのパワーに触れて、うれしくなって、自分が売り上げた何倍も買い物をしてしまった…そんな一日でした。


作家さんたちのブログです。ネットから購入できる人も。
(みんなの名刺をもらうのを忘れてしまった。参加者でブログお持ちの方、アドレス知らせてくださいね。)

NEEDLE WORK の布小物 日々の手作り

「3・2・3丁目cafe」~おうちでてづくり~

akikuma no kokoro


ライブの話 迷子のぼくら 3

2008-12-31 23:49:06 | おかあさんの部屋
(ああ…もう記憶も薄れてきた…ライブ?どこでやったんだっけ?カーネギーホール?なんとか年をまたぐ前に、このだらだら連載を終わらせなきゃ。間に合うか?)

と、いうわけで(どういうわけ?)、
なんとかリハーサルを終え、本番に突入したのでありますが、
かぽ子とえっこはと言えば、もうすっかり飽きちゃって、
客席に縛り付けておくのも困難な状況。

もう、こうなるのがわかっていたので、
当初、私は二人をおばあちゃん家に預けてくるつもりだった。
でも旦那の
「それは人としてどうか…」
というダメ出しに会い断念。
連れては来たけど、それならそれで小銭をにぎらせてショッピングセンターで放し飼いにしようと思っていたのだけど、やっぱり旦那が
「それは人として…」
と言い始めたのでやはり断念。
しかし私たちの出番は最後のほうなので、まだたっぷり時間がある。
どうしようかなぁ、と思ってたら、同じクワイアの人が娘二人連れて到着した。(かぽ子の友達。5年と2年)

母二人、4人まとめて放牧することに決定。
みんな大喜びでどこかへ消えていった…。

母達は、普段、子供同士でジャスコをうろついたり、マックやコンビニで買い食いするのを厳しく禁じているのですが、こんなときだけ自分達の都合で禁をやぶっていいのでしょうか?

Yes,We Can!
私的には有り、です!



そして、旦那の属するA-Trioの出番。
トリオと言ってもピアノのO-Hammerさん(女性)とウッドベースの旦那二人だけ。
ふたりでジャズのスタンダードを演奏するのです。

一曲目が始まった。
ふむふむ、なかなかオシャレな感じである。
しかし…あれ?なんかおかしいな、長い、変に長い。
こういう構成なのかなと思っていたら、
舞台の上のOさんが、ちらちらと主人の方を見ている。

舞台で絡み合う二人の視線。
あ・うんのアイコンタクト…二人に言葉はいらないのね…
キーーッくやしぃーーっ
なんて誤解する余地のないほど、Oさんの表情は困惑しきっていた。

旦那は常日頃言っていた。
「ジャズはね、決まった形がないから、本番中失敗したなって思ったら相手をにらめばいいんだよ。そしたら相手が悪いことになるからね…。」

あんた、今、がっつりにらまれてますぜ…。

後からこのときのこと聞いたら、
「あーっ、あんとき、どこやってんのか完全に見失っちゃってさ、着地点を探り合ってたんだ。」
と言っていた。
Oさんすいませんでした…。


そいでもって私達の出番。
私がソロで歌うって言ってたのは「Jesas,Oh What A Wonderful Child」っていうマライア・キャリーなんかが歌ってる曲の最後の方で、みんながジーザス、ジーザスって歌ってるときに、合間合間に7つくらい言葉をはさんで、その言葉と言葉の間は、なんか、いろいろ言ってみたりして間合いをはかるのね。
仮に森のくまさんで説明すると

ある日
ウォウオォ~
森の中
アア~アアァ~
熊さんに
ウォウオォ~
出会った
アア~アアァ~
花咲く森の道~熊さんに出会った~

みたいな。

で、本番、マイクを握ってノリノリで歌い始めたはいいんだけど、
「熊さんに」のところで、なんか変な気持ちになった。

ウォウオォ~
(あーなんだこれ、この『熊さんに』、変になつかしい。激しいデジャヴ。ひょっとして私は前世でこの歌を…って違うよ、『熊さんに』はさっき歌ったんだよ!2回言っちゃった!どうしよう。このままいくと時間足りなくなって最後のセリフ言えなくなっちゃうかも…。よし、先に最後のセリフ言っちゃって、時間があまったら『出会った』にもどってくるか。そうしよう。)アア~アアァ~<この間6.2秒>

つまり、
    ある日
    森の中
    熊さんに
    熊さんに
    花咲く森の道~

みたいになっちゃって、『出会った』に戻るまでもなく、ぴったり終わった。
ふぅ~、間に合った!セーフ!
間違ったくせに妙な充実感でもって課題曲を終了したのでした。

ところで、かぽ子は、さいごまで周囲の外人を警戒しまくっていたのですが、
帰りがけに私の耳元でこうささやいた。

「みんな、ブルガリアから来たのかな」

なんで『ブルガリア』…?

母さん、お前の頭の中のブルガリア、旅してみたいよ…。

(絵は使いまわしですが…。いつのか分かるかな?良いお年を!)

ライブの話 迷子のぼくら 2

2008-12-21 02:05:35 | おかあさんの部屋


そして当日、私、旦那、かぽ子、えっこの四人は会場のイオン日の出モールに向かっていた。
車中、練習の録音を聞きながら音程が怪しいところを歌って確認していたら、えっこに、

「おかーさん、もっときれいな声で歌って!」
とダメ出しされた。
彼女はテナーの低い声が嫌いだ。
裏声にしても許してもらえず、唯一許可のおりた「アニメ声」で練習続行。
「もーろびとこぞりーてー……ぷりきゅあ、まーぶるすくりゅぅぅぅぅ!」
みたいな。

奴の前ではボイストレーニングも無意味ですぜ、師匠。


そして到着。かぽ子&えっこまで入店許可証を首からかけてもらい、裏口からスタッフぅな感じで店内へ。
ライブは横田基地のクワイアなんかも一緒に参加していたので、会場の外人率が高く、かぽ子は意味もなくびびっていた。

「うわーーっ、外人がいっぱいいるよぉ、どーしよー、おかーさん!」

いや、別にどうもしなくていいから。

「わたし英語しゃべれないし、困るよぉ~。『ヘーィ、アナタァ、ジャーパニーズ デスカァ?』って聞かれたらどうすればいいのぉ?」

………。

「どうすればいいのぉ?」

いや、絶対聞かれないから。それに、なんかそれ英語でもなんでもないし。

「『ハーイ、ジャーパニーズでーす』って言えばいいのかなぁ?」

……うん、まあ、いいんじゃないのお……絶対聞かれないけど…




リハーサルのあと、かぽ子に、
「おかーさん、顔がこわい。」
と言われた。

まぁ、うすうす気づいてはいたが。
発声の留意点として、顔の全てのパーツ、眉毛や頬を上げるよう言われている。舌の上にある軟口蓋なんかも。それで尚且つ笑顔で。ということは目を見開きながら笑うってことで、これってイメージすると

めっちゃ笑顔だけど、目が笑ってない。

って感じなんだよね。竹中直人の『笑いながら怒る人』を思い出す…。

「あのね、お歌の先生が(お花の先生みたい!)ライオンみたいな顔で歌いなさいって言ってたの。(実話)だからしょうがないんだよ。」
と言ってごまかした。

もーっ、顔のことまで気にしてらんないよ。かあさん今日はいっぱいいっぱいなんだよぉぉ

(ちなみに師匠、冒頭の絵、ボイトレに使っていいですよ…)

               つづく

ライブの話 迷子のぼくら 1

2008-12-19 01:45:06 | おかあさんの部屋
えーっ、先日告知したゴスペルのクリスマスライブが終わったわけです。
まだ一週間経ってないのに、遠い昔のような気がする…。

ライブは良かったです。盛り上がりました。感動的でありました。
しかしそこいらを全部すっとばして、あえて間抜けな話をチョイスして書きます。


ライブさかのぼること数日前、練習のとき師匠から、
「ここんとこソロで歌って」
みたいな話をいただいたわけです。
ちょっとですよ、ある曲の一部ってことですけど、
私は、さりげないふうを装って、足もとの雑草を抜いたりしてごまかしてはいましたが、内心すんごくうれしかったのです。

そんで畑に行って、旦那に報告したわけです。
「ねえねえねえねえねえ、ソロもらったよぅ
すると旦那はおもむろに耳をふさぎ、
「あーーーーっ、その話聞きたくない」
「なんでぇ?」
「すんごいドロドロしてそうだから、靴に画びょうとか入れたんでしょう?」

奴はゴスペルクワイアを大奥かなんかと勘違いしているようで、私が汚い手をつかってライバルを蹴落としたと決めてかかってるのです。
「別に悪いことしてないもん。下剤盛ったりもしてないし。まーっ、カラオケでこっそり特訓したのは認めるけど、そのくらい企業努力ってもんよ」

しかし彼はくわばらくわばらとばかりにどこかへ行ってしまったので、
私はキャベツの苗をにぎりしめながら
「今にみてろよぉぉぉ」
と、昭島の空になにかを誓ったのでした。
                        つづく

なぞ9 お父さんの楽器愛

2008-12-10 04:49:12 | 足田家のなぞを切る!
家にはいろんな楽器がある。

ウッドベース、エレキベース、キーボード、木琴、鉄琴、リコーダー、ピアニカ、アルトリコーダー、そしてウクレレ。

ベース以外は安くて小さい子供のおもちゃだけど。

そのおもちゃで誰が遊んでいるかというと、旦那であります。

どうやって遊ぶかというと、居間に放置してあるこれらのおもちゃ楽器の一つをおもむろにつかみ、突然猛練習し始める。
そして何分か後には今聞いたばかりのCMソングや、ふと思い出したアニメソングなんかをコピーしていたりする。
そして完成のあかつきには家族の前で披露する。

まぁ、それはそれでちょっとした能力だし、すごいねって褒めてもいいんだけど、家族の反応は概して冷たい。

なぜか。

それはきっと
1、 あまりにもしょっちゅうやっているので新鮮味がない。飽きている。
2、 練習過程をずっと聞かされているので、いざ完成しても意外性がない。
3、 練習がうるさいので、いい感情をもっていない。褒めるともっとがんばりそうで危険。

などの理由が考えられる。
たいてい夕飯前にやり始めるのだが、子供たちはテレビを見ているので、

旦那(背中を丸めて座り込み小さな鉄琴をたたきながら)
「あひるんるん、あひるんるん、ぼくたーちはー…あっ違うか、るんるん、ぼくたーちはー…あれ?」
かぽ子
「おとーさん、うるさい!」
旦那
「あひるんるん、あひるんるん、ぼく…ぼくた…」

えっこ
「おとーしゃん、うるしゃい!」



と、ひどい扱いをうける。しかもなにしろ夕飯前である。バタバタイライラしている私は、あまりにのん気すぎるその姿に、ついつい攻撃を加えてしまう。

旦那(縦笛でルパンのテーマコピー中)
「ぷーぴーぷーぴーぴっぴっぴっぃー」

私(焦がした煮物を前にやり場のない怒り)
「笛ふいてるとこ申し訳ありませんが、洗濯物取り込んでもらえませんかねぇ!」


そんな旦那が最近凝っているのはウクレレである。
そもそもこれは「ウクレレとか弾けたらカッコいいかな」と思った私が衝動買いして、2日で放り投げたしろものだが、突然それを取り出して、コードを書き出し、教則本まで開いて熱心に練習している。

「何弾いてるの?」
「…ぽにょ」


ぽにょ?。『崖の上のポニョ』をなぜそんなに真剣にウクレレで?
「いや…人気者になれるかなーと思って…」


しかし

旦那(赤いウクレレをかきならし)
「ぽーにょぽーにょぽにょふくらんだー、崖の上でやーってきてぇー…あれ、Cm7か?」
かぽ&えっこ
「うるさーーーーい!!」



人気、出なかったね…。


しかも、おととい、また変な楽器を廊下で発見。
茶色くてアコースティックギターのようだけど小さい。ウクレレよりは大きい。
「えっ?これなに?」
「ギタレレ…」
「ギタレレー?なんじゃそりゃ。どうしたのこれ?」
「買っちゃった…」


買っちゃったって、これ、YAMAHAって書いてあるよ…おもちゃじゃないよね?

しばらくはギタレレがブームになりそうな(ごく一部で)足田家でした。


しかし、ライブ前なんですけど…、ベースの練習はしなくていいんでしょうか…?

そうだ、ライブの告知をしておきましょう。

西多摩ゴスペルフェスティバル 2008クリスマス
12/14(日) 15:00~
イオンモール日の出2F イオンホール  入場無料


出演
A-trio
Yokota Gospel Service IVOZ Teen Choir
あきる野Gospel Fellowship Choir
Bethel House Worship
Gospelship United
Saorin’s Mass Choir
野田修司

A-trioというのが旦那のやってるジャズのバンドです。ピアノの方と二人だけど。
その他、あきる野Gospel Fellowship ChoirとSaorin’s Mass Choirの伴奏もします。今回は全部ウッドベース。
私は最後の方のSaorin’s Mass Choirに参加します。
ちょっぴりソロもある予定…。時期尚早かとは思うんですが。
大丈夫なのかなぁ?ちょっとお腹痛くなってきたなぁ。
でもGospelは上手い下手よりも気持ちが大切ということなので、まぁそっち方面でなんとかがんばります。
お近くの方は、お買い物もできますし、ぜひお立ち寄りください!

かぽ子キャラ図鑑8 スーパーロボ家族

2008-11-29 07:05:10 | かぽ子キャラ図鑑


スーパーロボ家族。
かぽ子が思いつきでダンボールに描いていた落書きキャラである。

真ん中がスーパーロボ
ヤツにだけ影がついてるのが気になる。
いろいろと秘められた過去があるらしい。
ズボンと靴に「オレンジ」「きいろ」色指定がしてある。
手持ちのマジックの発色が気に入らなかったらしい。
こだわるね。職人だね。


そしてスーパー父ロボ



なんか父親像が昔っぽいな。
バブルの頃っていうか。
ガウン着てブランデー飲んでそう。
こういうステロタイプな発想はどこからくるんかねぇ?


下のほうにいるこの二人が



スーパーチビロボ
かわいいね。兄弟なのね。
胸に「チ1」「チ2」って書いてある。


そんでダンボール裏面に描いてあるのが



『てき あんど 仲ま!!』
…敵&仲間!!って書きたかったんだね…。
『&』、難しいよね。
お母さんも、『短』っていう字の矢と豆が今だに時々逆になるよ…。

左の「悪マン」は敵キャラね。
ちっちゃい「ぴー悪」がかわいい。

右は仲間らしいんだけど、どうやら神様らしい。
フォフォフォってわらってる…。マントの上から羽はえちゃってるし。
胸に「神」って書こうとして「伸」って書いちゃって
にんべんを鉛筆で消したあとが…。
こーゆーの見ると、「漢字勉強しろよ」って思う反面、
いつまでも、このままの君でいて(おもしろいから)とも思う複雑な親心。
薄くて見づらいと思うけど、神様右上のキャラも気になる…。


しかしさ、
なんというか
ひとつだけ
ちょっとひっかかるのが



スーパー母ロボ

ふーん

母ってこーゆーイメージなんだ。

ふーん

『スーパー』にすらなってない
『スポ』ってなってる。
それを訂正しようとして『ポ』の上に鉛筆でまた『ポ』って書いてる。

まぁ、なんか、悪いテレビの見すぎだね。
世の中にこんなお母さんいるはずないものねぇ。

ねぇ?








小学生って、自由

2008-11-23 17:50:58 | おかあさんの部屋
やあやあどうもどうもお久しぶりっす!
ブログ、たださぼってただけなんですが、
「自己破産したの?」とか
「家出したけど方向音痴すぎて戻ってこれなくなっちゃったの?」とか
「バナナ食べ過ぎてかえって太って落ち込んでるの?」などと余計なご心配いただき、ありがとうございます。

大丈夫です。普通に生きてます。

そして一つだけ、分かったことがあります。
それは
「ブログやめても、部屋は片付かない」
ということです。

痛い。痛すぎる真実。


ところで昨日近所の奥多摩街道を自転車で走っているとき
心あたたまるものを発見しました。
街灯に近所の小学生が書いたとおぼしき習字が飾ってあるのです。
各々好きな言葉を書いたのでしょう。
「勇気」や「夢」、「希望」という文字が頭上に並びます。

しかし、これはどうなんでしょう?



苦しいのでしょうか?なにか悩みがあるのでしょうか?


そして、もっとも私が感銘を受けたのは



  家鴨…。アヒル?

アヒルがなにを?キミの人生にアヒルが一体なにをやらかしたっていうの?

生徒の個性を重視する中小の教育方針に賛同します。


ところで、遁走中なにをやっていたかといいますと、なんと歌っておりました。
あのウチの旦那がベースをやってるゴスペルのChoir(クワイアと読むのだ)
に入れてもらって練習をしてまして、クリスマスのライブにも出ちゃったりする予定なのです。
かなり、はまってます…。
去年は膝軟骨すり減らし、ヒーヒー言いながらライブを見に行ったわけですが、
あれから早一年。そしていつのまにか歌う側にまわってる…。
人生はなかなかあなどれません!

久しぶりにダレヲくんもUPしました。製作時間12分の描きなぐり絵本「ぶたくんのもじゃもじゃ」。
…えっこには受けてましたよ?








ハイジのセーター

2008-09-29 15:57:50 | えっこのいやいや園

さむい。
急にさむい。

さむいのは苦手である。4枚も長袖を重ね着していたが足りず
とうとうセーターを出してきて着込んでいると、
えっこがやってきて、
「これなーに?」
と袖口を引っ張った。

「セーターだよ。」
「セーター?…ハイジの?。」

ハイジ?ピンクのセーターがかわいいから
連想したのかな?

「ハイジとセーター?ハイジとセーター?」
えっこが執拗に繰り返す。
「そうだねー、かわいいねー。」
わけがわからないままものすごく適当な相槌をうっていたが、
あるとき、唐突にひらめいてしまった。


ペーターか。


ハイジとペーター。


いままで「そうだねー」なんて受け流していたのに、私はえっこを捕まえて
猛烈に突っ込んだ。
「ペーターでしょ?ハイジはペーターでしょ?」




何言ってんだかわからないといえば、
「おべかっ!」
というのもあった。
「おべかっ、おべかっ」と言って興奮して一人で喜んでるんだが
なんだかさっぱりわからなかった。

そのうちえっこは、その語を発しながら人の頭(おもに姉)をたたくようになった。セリフもちょっと間のびしてきた。

「おーべーか」バシッ。
「おーべーか」バシッ。


…ああ。
「欧米」か。

「えっちゃん、靴下はこーね」
「おーべーか」バシッ。

「えっちゃん、麦茶飲む?」
「おーべーか」バシッ。

欧米じゃねぇよ。1ミリも欧米じゃねぇ。

しかし人に暴力ふるうとき本当にうれしそうに笑うんだよねぇ。
旦那のDNAじゃないなぁ…それ…。
じゃぁ一体…。





えっこのチュー

2008-09-24 00:12:55 | えっこのいやいや園

アホの報い

2008-09-13 16:57:52 | 勝手に育て!子供達



夕飯前、かぽ子が赤いクレヨンで落書きしていた。
自分の顔に。
テレビを見ながら、ぼんやりと、鼻毛や眉毛をぐりぐりかきまくっている。

「え?なにやってんの?」
と私が問えば、
「えっ?ダメ?」
と、さも意外そうに問い返す。

「そりゃダメだろ!!」
と、突っ込むべきところである。しかし、
「…いや、…いいけど」
と、言葉を濁して私は立ち去った。
なぜか。

いやむしろ私が問いたい。

ダメですか?どうして顔にクレヨンで落書きしちゃいけないか、
説明しないとダメですか?


その瞬間、原因不明のはげしい疲労感におそわれ問題を放置した私だが、
(アホの報いを身をもって学ぶといいわ。!おほほほほほほ!)
という黒い想いの存在も否定はできない。

その顔のまま夕食の支度を手伝い、飯を盛り付け、運び、
なんの迷いもなく食べ始めたので、さすがに私も根負けし、
「ねぇ、顔洗ってきたら?落ちなくなるよ。」
と声をかけると
「えっ、うそっ!」
と、いまさら慌てて洗面所に行って、奴は長い間顔を洗っていた。
皆は無視して夕食を食べていたのだが
「いやーーっ、さっぱりしたぁ、キレイになったぁ!」
と言いながら戻ってきたかぽ子の顔を見るや否や
(落ちてない!)
と、心の中で叫ぶ私。鼻の下とかまだ全然赤いじゃん!
しかし本人すこぶる満足気にご飯を食べ始めたので、またしても面倒くさくなってそのままやりすごしてしまった。

クレヨンをせっけんで洗っても落ちないよな。
明日の朝、学校行く前に鏡見て騒ぐだろうから
そのときクレンジングフォームでも貸してあげようと思っていたが
そういえば次の日そのまま学校行ってたなぁ。
自然と落ちちゃったのかな。
新陳代謝とかで?
まあいいか。


ちなみに今日9月13日はえっこの誕生日です。おめでとーー!
3歳になりました。
腹黒どろどろ女子街道ばく進中です。
訳のわからない理由で、日々えっこに説教される私。
他の家族はすでに彼女の奴隷です…。

まりもっこりに物申す

2008-09-01 23:29:27 | おかあさんの部屋
まりもっこり、ご存知ですか?
そう、みどり色で、頭がまりもで、体があって、そして何がもっこりって、まぁ、あそこがもっこりな、キャラクターです。

はじめて見たのは数年前、友人の結婚式の2次会でした。受付の机の上に乗ってました。
「しょーもなー」と、思いましたが、そのノリからして、大人同士が冗談で扱うイヤゲ物だと理解していました。
しかしこの頃、子供たちの間でやたらと流行ってて、まりもっこりのついた文房具を学校に持っていく子までいるわけです。まぁ、女子ですね、キャラに弱いのは。女子小学生。

先日かぽ子が「まりもっこリーーーッ!」と叫びながら友達と下校していたので、私はあまりの惨状に耐えかね、注意してやったのです。
「あんたねー、流行ってるからって面白がってよくわかんないまま言ってんだろうけど、『もっこり』ってどういう意味か知ってんの?」
そして私は『もっこり』という言葉の危うさについて、小3向きに説明してやったわけです。
それ以来、彼女は『もっこり』と言うときは声をひそめるようになりました。上出来です。分かればいいのです。しかも、
「今日ねー、○○ちゃんが『まりもっこりーー』って叫んでたよ。フフッ」
などと告げ口するように…。いーから、人のことは。

そして先日、ママ友宅で、私がしつこくまりもっこりブームについて愚痴っていると、
「あーっ、ご当地まりもっこりとかあるんだよねー。結構かわいいよねー」
などと言いいつつ、ご当地まりもっこりの携帯ストラップの現物を見せてくれたんですけど、

こっ、これは…



どんだけもっこりしとるんじゃー!

もっこりのデフォルメが加速してて、もっこりつーか、ニョッキリくらいいってるでしょ。
秘法館のお土産じゃないんだから。
こんなのを女子小学生が嬉々としてランドセルにぶら下げてるかと思うと、イヤだー、そんな日本はイヤだー!


前はこんなもんだったはず。


だれか、進化を止めて下さい…

えっこ、プリキュアにはまる

2008-08-19 02:33:15 | えっこのいやいや園

えっこがプリキュアにはまっている。
おかしい。
テレビで見たことないくせに。
保育園で悪いお友達に仕込まれてるに違いないわ。
だって家では「日曜美術館」と「N響アワー」しか見せてないもの。
しかもプリキュアって、
『ふたりはプリキュア』っていうくらいで、
ちょっと前まで二人だったのに、
いつのまにか5人になってる。
しかもパッと見6人いる。
しかも、名前とか色味とか、やたらセーラームーン化してる。

この人数が増えたことによる家庭への影響を
製作者はちゃんと考えているんだろうか?

アニメにかぶれた子供は言うのである。
「おかーさーん、ぷりきゅあかいてー、ぷりきゅあぜんぶかいてー」

「全部」である。
「全部」指定である。
あんぱんまんや、もやしもんの菌くらいならまだしも
プリキュア6人描くのはホント大変なのだ。

そして今日もまた、日本のどこかで、かなしいママ絵が生み出されるのだ。

ほら


        …がんばれー


朝ダレヲ

2008-08-13 23:11:48 | おかあさんの部屋
↑ダレヲくんとこのウエッジちゃん


絵ばっかり描いてる。
「ダレヲくん」という新しいブログを立ち上げて、筆不精の私が、なんとほぼ毎日更新している。
なにしろあれは描くのが楽なのである。30分もあれば書ける。

どうやって書いているのかというと、まずはじめに、なんにも考えないで絵を描き始める。いきあたりばったりテキトーである。そうして出来た絵に、これまた思いつきで短い文を添えたりする。

このなんにも考えないでっていうのは作為的になるのがいやだから。
なにかを描き表そうと思って描くと、もともと上手くもないので、気に喰わない苦しいものになっちゃうのだ。この「足田家のなぞ」の絵なんかもときどき苦しい。絵で説明しようとするもんで、自転車の前かごにえっこ乗せてる絵なんか描こうとして、あまりのデッサン力のなさに泣きそうになったりする。

ええそうなんですよ。かきなぐってると思ったでしょ?

「溶連菌」あたりで抽象の楽しさに目覚めちゃったんですよね。
単純に描いてて楽しくて。
でも完全に自由だと、100%自分の頭の中から出てきたものになっちゃうから、なんかこじんまりしちゃうようで、わざと縛りをかけたりする。
例えば、はじめのうちは目つぶって描いて、そのめちゃくちゃなところをなんとか生かして描き進むとか。
そうすると、偶然の産物と自分とのコラボレートみたいなことになって、思ってもみなかったものが出来上がる。それに無理矢理ストーリーをくっつけようとするので、これもまた自分の中の絵部門と文章部門のコラボみたいになる。我ながらすっごい意外なこと書いてたりする。
これがね、興奮するんですよ。朝から鼻血出そうなほど。
大抵5時とか6時にそういうことしてる。
しかもこの頃肉筆派に転向したので、子供たちが起きてきたとき食卓が絵の具まみれだったりする。
でもテンションも上がってるので、そんなに疲れないし気分がいいし、部屋が散らかってても落ち込まないし、むしろ調子に乗って片付けちゃったりもする。

今だけかもしれないけど、幸せだなぁ。


追伸
夏休みもラストスパート。お泊り企画を前に宿題をやっつけようとする子供たちの尻を叩き続ける私ですが、今夜風呂上りにえっこの臀部に不気味な湿疹を発見。水疱瘡予想95%。どうする?えっこぉーーー!

たちわる えっこ

2008-08-06 10:43:12 | えっこのいやいや園